【奈良県宇陀市】屋根塗装|火災保険を活用して屋根修理後に断熱セラミックガイナで塗り替え
2021-01-31
奈良県宇陀市N様の屋根塗装リフォーム工事です。
点検時にスレート屋根がズレていたので、念のため火災保険会社に申請することを提案しました。
結果は、自然災害による被害と認められて、この屋根の修理がほぼ無料になりました。
その足場を利用して屋根塗装もできましたので、N様に喜んでもらいました。
目次1 火災保険を活用できた屋根のズレと高圧洗浄
目次2 一番大切な1回目の下塗り
目次3 塗るだけで遮熱と断熱効果のガイナ
目次4 雨漏り防止に縁切り部材のタスペーサーを設置
目次1 火災保険を活用できた屋根のズレと高圧洗浄
屋根の点検で伺いました。
軒先のスレート屋根が落ちています。
台風や突風のような自然災害でズレた可能性もあるので、火災保険の代理店に相談することを提案しました。
申請用紙に見積もり書と写真を添えて提出。
数日後に修理費用が出ると保険会社から連絡ありました。
修理には足場が必要ですので、その足場を利用して屋根塗装ができました。
足場代が保険で補填できました。
ここからは屋根塗装前の洗浄です。
屋根には特に苔や藻が付いていますのでしっかりと落とします。
屋根の洗浄をするときは苔や藻が付いていてよく滑ります。
屋根の軒先から洗って汚れを落とします。
汚れが落ちた箇所は滑りにくいので、そこを足の踏み場にしながら少しずつ上に上がっていきます。
汚れが落ちている箇所がよく分かります。
長年の汚れをしっかりと落とすことで塗料との密着が良くなります。
目次2 一番大切な下塗り
スレート屋根には相性の良い水性カチオンシーラーを塗装します。
![奈良県宇陀市N様屋根塗装リフォーム工事](https://gaihekiyane-tosou.com/wp-content/uploads/IMG_1515-1-300x225.jpg)
屋根塗装では3回塗りが多く、1回目を下塗り、2回目を中塗り、3回目を上塗りと言います。
よく聞くシリコンやフッ素は中塗り以降に出てきます。
今回の下塗りは、その中塗りの塗料と屋根との密着を高めたり、弱っている屋根を強化する役目を果たします。
ここは重要な工程になります。
![奈良県宇陀市N様屋根塗装リフォーム工事](https://gaihekiyane-tosou.com/wp-content/uploads/IMG_1516-300x225.jpg)
1枚1枚のスレート屋根をローラーで塗っていきます。
![奈良県宇陀市N様屋根塗装リフォーム工事](https://gaihekiyane-tosou.com/wp-content/uploads/IMG_1517-300x225.jpg)
色がクリアー(透明)ですので伝わりにくいですね。
![奈良県宇陀市N様屋根塗装リフォーム工事](https://gaihekiyane-tosou.com/wp-content/uploads/IMG_1518-1-300x225.jpg)
水性ですので水で希釈して使用します。
その希釈量を規定内で守ることも重要です。
![奈良県宇陀市N様屋根塗装リフォーム工事](https://gaihekiyane-tosou.com/wp-content/uploads/IMG_1520-225x300.jpg)
下塗りが終わりました。
乾燥時間も決まっていますので、次の中塗りをするまでに十分に時間を空けてから塗装をしていきます。
基本的なことですが重要なことです。
![奈良県宇陀市N様屋根塗装リフォーム工事](https://gaihekiyane-tosou.com/wp-content/uploads/IMG_1515-1-300x225.jpg)
屋根塗装では3回塗りが多く、1回目を下塗り、2回目を中塗り、3回目を上塗りと言います。
よく聞くシリコンやフッ素は中塗り以降に出てきます。
今回の下塗りは、その中塗りの塗料と屋根との密着を高めたり、弱っている屋根を強化する役目を果たします。
ここは重要な工程になります。
![奈良県宇陀市N様屋根塗装リフォーム工事](https://gaihekiyane-tosou.com/wp-content/uploads/IMG_1516-300x225.jpg)
1枚1枚のスレート屋根をローラーで塗っていきます。
![奈良県宇陀市N様屋根塗装リフォーム工事](https://gaihekiyane-tosou.com/wp-content/uploads/IMG_1517-300x225.jpg)
色がクリアー(透明)ですので伝わりにくいですね。
![奈良県宇陀市N様屋根塗装リフォーム工事](https://gaihekiyane-tosou.com/wp-content/uploads/IMG_1518-1-300x225.jpg)
水性ですので水で希釈して使用します。
その希釈量を規定内で守ることも重要です。
![奈良県宇陀市N様屋根塗装リフォーム工事](https://gaihekiyane-tosou.com/wp-content/uploads/IMG_1520-225x300.jpg)
下塗りが終わりました。
乾燥時間も決まっていますので、次の中塗りをするまでに十分に時間を空けてから塗装をしていきます。
基本的なことですが重要なことです。
目次3 塗るだけで遮熱と断熱効果のガイナ
中塗りの工程になります。
まずは刷毛で端部を塗ります。
後で塗るローラーでは塗りにくいところを先に塗ります。
トップライトのまわりも先に塗ります。
中塗りが終わりました。
十分乾燥させてから3回目の上塗りです。
端部を刷毛で先に塗ります。
ローラーで塗ります。
今回使用したガイナです。
【解説】断熱セラミックガイナとは
断熱セラミックガイナ(GAINA)はジャクサ(JAXA)が宇宙ロケットの先端部に塗布する断熱技術を開発し、それを民間転用されたものです。
(民間の技術ではこのガイナが初めて採用されました。)
またガイナの優れた効果を発揮できるのは、セラミックの配合割合が異常に多いことが理由。
通常の塗料のセラミックの含有量は数%から20%くらいですが、ガイナは60%と異常に多いことが特長です。
これが遮熱と断熱と相反する効果を生んだり、防音や結露軽減や空気清浄等の効果を生む事に繋がっています。
目次4 雨漏り防止に縁切り部材のタスペーサーを設置
スレート屋根に多いですが、塗装後に数年経ってから雨漏りする家が増えています。
原因は塗装中に縁切りをしていないこと。
縁切りとは、スレート屋根とスレート屋根の間に付いた塗料を切って、本来ある隙間を確保することです。
厄介なのが、すぐに雨漏りせずに数年後に雨漏りするケースが多いです。
また全体的に漏れてくる場合もありますので、気づいたときには大変な被害を受けた後というケースもあります。
また気づいた頃には保証が切れていたりする場合もあります。
そういう最悪なケースもあるので、屋根塗装をする場合は縁切りもセットで考えて下さい。
縁切り部材のタスペーサーを入れる。
黒いプラスチックのものがタスペーサーです。
スレート屋根の隙間に入れていきます。
これで人工的に隙間を作ります。
1枚のスレート屋根に2か所入れます。
これで今日は終了です。
この記事を書いた人
![植上 功一](https://gaihekiyane-tosou.com/wp-content/uploads/uegami-150x150.jpg)
- 外壁屋根塗装スマイル|店長(診断士・監督・営業)
-
【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。
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