外壁塗装はシーリング打ち替えから!3社相見積もりで選ばれたオートンイクシード施工|名張市S様邸
名張市S様邸|サイディング外壁のシーリング打ち替え工事がスタートしました
名張市S様邸では、外壁塗装の第一歩として、サイディングの目地(ボードとボードのつなぎ目)に入っているシーリング材をすべて新品に入れ替える「打ち替え工事」を行いました。
「そろそろ外壁を塗り替えないと」と思いながら、どの業者に頼めばいいか決めきれずにいる方は多いのではないでしょうか。三重県名張市のS様も、3社に相見積もりを依頼して比較検討されました。
その結果、私たちスマイル名張店にお任せくださったのが、今回ご紹介するサイディング外壁のお住まいです。
外壁塗装は「壁に色を塗る工事」と思われがちです。ところが実際には、塗る前の下地づくりで仕上がりと寿命がほぼ決まってしまいます。その最初の関門が、今回ご紹介するシーリング工事。
古いシーリングの撤去からプライマー塗布、オートンイクシードの充填、ヘラ押さえまでの全工程を、現場写真とあわせて解説します。名張市周辺でサイディング外壁の塗り替えをご検討中の方は、業者選びの判断材料としてお役立てください。

※「シーリング」と「コーキング」について
建築の現場では「シーリング」と呼ぶのが正式ですが、一般には「コーキング」と呼ばれることも多い材料です。どちらも外壁の隙間を埋めて雨水の侵入を防ぐ、ゴム状の充填材を指す同じ言葉だとお考えください。
【施工データ】名張市 S様邸 工事概要
施工現場:三重県名張市 S様邸(戸建て住宅)
外壁の種類:サイディング外壁(2色使いのツートンカラー)
工事内容:外壁塗装工事 / 今回は目地のシーリング打ち替えと、窓まわりのシーリング施工
使用材料:オートンイクシード(オート化学工業・期待耐用年数30年)、専用プライマー
担当:外壁屋根塗装スマイル名張店(担当:植上)
状況:シーリング打ち替えが完了。この後、高圧洗浄と塗装工程へ進みます
ご依頼のきっかけ ― 3社の相見積もりから当店をお選びいただきました
S様邸はハウスメーカーで建てられたお住まいです。年数の経過とともに「そろそろ塗装をしないと」とお考えになったことが、今回のご依頼のきっかけでした。
外壁塗装の見積書は、実は比べるのがとても難しいものです。総額だけを並べると、安い会社が良く見えてしまう。けれどその差額は、多くの場合「下地処理をどこまでやるか」から生まれています。
たとえばシーリング工事ひとつをとっても、やり方は2通り。古い材料をすべて撤去して入れ替える「打ち替え」と、上から重ねるだけの「増し打ち」です。後者は安く見積もれる一方、数年後の結果は大きく変わってきます。
S様邸では、担当の植上が現場を確認したうえで、目地はすべて撤去して入れ替える「打ち替え」でご提案しました。材料には、耐久性が最高クラスのオートンイクシードを使用しています。
見積書の金額だけでは見えない部分。ここをご説明するのも、私たちの仕事だと考えています。
なぜサイディング外壁は「目地」から傷むのか ― 劣化のしくみ
サイディング外壁でいちばん先に傷むのは、壁そのものではなくボードとボードのつなぎ目にあるシーリング材です。
サイディングは、工場で作られた板状の外壁材を貼り合わせて仕上げます。そのため壁面には必ず縦横の継ぎ目が生まれ、そこをシーリング材で埋めて防水しているのです。
このシーリング材は、外壁材そのものより先に寿命を迎えます。一般的なシーリング材の耐用年数はおよそ7〜10年。紫外線と雨風を浴び続けるうちに、次のような症状が現れてきます。
● ひび割れ/表面が乾いて細かい割れが入る状態。ここから雨水がしみ込みはじめます。
● 肉やせ/シーリング材が痩せて、目地の中央がへこんでくる状態です。
● 剥離/サイディングの側面との密着が切れ、隙間ができた状態。雨漏りのリスクがもっとも高いサインです。
● 硬化/指で押してもへこまないほど硬くなった状態。外壁の伸び縮みに追従できず、割れやすくなります。
放置するとどうなるのか。隙間から入った雨水はサイディングの裏側へまわり、防水シートの劣化 → 下地の木材の腐食 → 室内への雨漏りという順で被害が広がります。
怖いのは、外から見て「まだ大丈夫そう」な段階でも、内部では侵入が始まっている点。目地の補修だけで済むはずだったものが、下地の張り替えまで必要になると、費用は何倍にも膨らんでしまいます。
シーリング劣化のさらに詳しい解説は、名張市で行った別のシーリング打ち替え工事の記事でもご紹介しています。
実際の施工工程 ― シーリング打ち替えの全5工程
S様邸のシーリング打ち替えは、撤去・養生・プライマー・充填・ヘラ押さえという5つの工程で進みます。ここからは、それぞれの作業で私たちが何を見ているのかを、写真とあわせてご紹介します。
工程① 既存シーリングの撤去 ― 「打ち替え」は古い材料を残さない
最初の作業は、目地に入っている古いシーリング材をすべて取り除くことです。
カッターの刃を目地の両側面に沿わせ、上から下へ切り込みを入れていきます。サイディングの表面を傷つけないよう、刃を入れる角度と深さを一定に保つのがコツ。切り込みが浅いと古い材料がちぎれ、深すぎるとボードを削ってしまいます。

切り込みを入れたら、古いシーリングを端からつまんで引き抜きます。写真のように一本の帯状につながったまま抜けてくるのが、うまく撤去できている証拠です。

「古い材料の上から新しいものを重ねればいいのでは」と思われるかもしれません。それが、はじめに触れた「増し打ち」です。
けれど、劣化して硬くなった古い材料の上にどれだけ良いシーリングを重ねても、土台側の劣化は進み続けます。数年後、古い層ごと剥がれてしまえば、新しい材料もまとめて機能を失う。
だからこそ私たちは、外壁塗装に先立つ目地の工事では打ち替えを基本としています。
💡 業者選びのポイント:見積書に「シーリング」としか書かれていないときは、打ち替えか増し打ちかを必ず確認してください。単価が極端に安い場合、増し打ちで計上されていることがあります。
工程② マスキング養生 ― 仕上がりの直線はここで決まる
撤去が終わったら、目地の両側に養生テープを貼っていきます。
この工程の目的は2つ。ひとつは、はみ出したシーリング材で外壁を汚さないこと。もうひとつは、目地の縁をまっすぐ通すことです。
仕上がりが美しい現場は、遠目に見ると目地のラインが定規で引いたようにそろっています。地味な作業ですが、完成後の見え方を大きく左右する工程です。このあとご紹介する写真では、目地の両脇に紫色の養生テープが入っている様子が確認できます。
工程③ プライマー塗布 ― 接着の「のりしろ」をつくる
養生が済んだら、目地の内側にプライマーを塗ります。プライマーとは、シーリング材と外壁材をしっかりくっつけるための下塗り材。接着剤の役割を果たす材料だとお考えください。
刷毛を使い、目地の左右の側面に均一に塗り込んでいきます。

ここで手を抜くと、どうなるか。シーリング材そのものがどれだけ高性能でも、外壁との接着が切れて数年で剥がれてきます。「材料は良いものを使ったのに、なぜかすぐ隙間ができた」という現場の多くは、プライマーの塗り残しが原因です。
塗り残しが起きやすいのは、目地の奥まった部分と、壁の角(出隅)まわり。S様邸の1階のように色が濃い部分では塗った跡が見えにくいため、刷毛を往復させて確実に行き渡らせます。

工程④ オートンイクシードの充填 ― 目地の奥まで隙間なく
プライマーが乾いたら、いよいよシーリング材の充填です。S様邸で使用したのは、オート化学工業のオートンイクシード。期待耐用年数30年を誇る、シーリング材のなかでも最高クラスの製品です。
専用のガンで、目地の底から押し出すように材料を流し込んでいきます。

大切なのは、空気を巻き込まないこと。ガンを速く動かしすぎると内部に空洞ができ、外から見ると充填できているのに、中身がスカスカという状態になります。
時間が経つとその部分から切れてくるため、ガンを進める速度と押し出す量を一定に保ちながら作業します。
目地に続いて、窓まわり(サッシの周囲)のシーリングもあわせて施工します。窓の四方は外壁を切り欠いている箇所であり、雨水の侵入経路になりやすい部分。ここを丁寧に納めておくことが、後々の安心につながります。

工程⑤ ヘラ押さえ ― 見た目ではなく「圧着」のための工程
充填したシーリング材を、専用のヘラで押さえていきます。
この作業を「表面をならして整える仕上げ」だと思われている方が多いのですが、本当の目的は別にあります。ヘラで押し込むことで、シーリング材を目地の側面にぴったりと圧着させること。これが本来のねらいです。
充填しただけの状態では、材料と外壁の間にわずかな空気が残っています。そこを押さえて密着させることで、はじめて防水層として機能する。押さえが甘いまま乾かすと、見た目はきれいでも内部に隙間が残ってしまいます。

窓まわりも同様に、ヘラを一定の角度で滑らせながら仕上げます。角の納まりはとくに難しく、職人の腕の差が出るところ。

押さえが終わったら、シーリングが固まる前に養生テープを剥がすようにしています。乾いてから剥がすと縁が引っ張られて欠けるため、タイミングを逃さないことが仕上がりを分けます。
オートンイクシードを選ぶ理由 ― 次の塗り替えまで見据えた材料選び
オートンイクシードを選ぶ最大の理由は、期待耐用年数が30年と、一般的なシーリング材の3倍以上あるためです。
一般に使われる変成シリコン系の材料はおよそ7〜10年。外壁塗装を10年ごとに行うとすれば、そのたびに目地もやり直すことになります。
オートンイクシードなら塗料より長持ちする計算で、次の塗り替えのときに目地の打ち替えをまるごと省ける可能性があります。打ち替えは足場を組んで行う作業ですから、1回分をカットできるのは大きな差。
初期費用は一般的な材料より高くなります。それでも、長い目で見た総額では有利になりやすい材料です。
長持ちの理由は、材料の設計にあります。シーリングが硬くなるのは、含まれる可塑剤(かそざい/柔らかさを保つための成分)が少しずつ抜けていくためです。
オートンイクシードは可塑剤に頼らず柔らかさを保つ設計。硬くなって外壁の動きについていけずに切れるという劣化が起こりにくくなっています。
可塑剤が表面ににじみ出ないので、目地に沿った黒い筋汚れが出にくいのも利点。古いお家で目地の周りだけ黒ずんで見えるのは、多くがこの可塑剤によるものです。
シーリング工事が完了 ― 次は高圧洗浄・塗装の工程へ
S様邸のシーリング工事は、目地の打ち替えと窓まわりの施工が、ともに無事完了しました。
新しく充填したオートンイクシードは、期待耐用年数30年の材料として、これから長く外壁の防水を担っていきます。この上に塗装をのせていくことで、目地はさらに紫外線から保護される仕組みです。
外壁塗装工事は、ここからが本番。次の工程では高圧洗浄で壁面の汚れを洗い流し、乾燥を待ってから下塗り・中塗り・上塗りへと進みます。S様邸の続きの様子は、あらためて当ブログでご紹介する予定です。
なお、名張市で手がけた別のお住まいでは、シーリングから塗装の完成までの流れをまとめてご覧いただけます。名張市のサイディング外壁塗装|シーリングからツートン仕上げまでの全工程まとめ
よくある質問 ― 名張市の外壁シーリング工事について
シーリング工事でとくにご質問の多い、費用・DIY・助成金の3点にお答えします。
Q. シーリングの打ち替えは、費用がどのくらいかかりますか?
シーリング工事の費用は、目地の総延長(メートル数)と使用する材料で決まります。一般的には1メートルあたりの単価に、お住まいの目地の長さを掛けて算出する仕組みです。
そのため、同じ大きさに見えるお家でも、窓の数やサイディングの張り方によって金額は変わります。打ち替えか増し打ちかでも差が出ますし、オートンイクシードのような高耐久材を選ぶかどうかでも変わってきます。
正確な金額は現地を採寸しないと出せません。私たちは無料でお見積りをお出ししていますので、まずは実際の目地の状態を見せていただければと思います。
Q. シーリングの打ち替えは、DIYでもできますか?
ホームセンターでも材料は手に入りますが、2階部分は足場が必要になるうえ、仕上がりの差が出やすい工事です。
とくに難しいのが、古い材料をきれいに撤去する作業と、プライマーの塗り残しをなくす作業。この2つを外すと、せっかく施工しても数年で剥がれてきます。
1階の一部だけを応急処置する、といった使い方なら現実的です。外壁塗装とセットで検討されている場合は、足場を組むタイミングでまとめて行うほうが結果的に安く済みます。
Q. 名張市に外壁塗装の助成金や補助金はありますか?
住宅リフォームの助成制度は自治体ごとに内容が異なり、年度によって募集の有無や条件も変わります。最新情報は名張市の担当窓口でご確認いただくのが確実です。
注意したいのは、申請が着工前に限られている制度があること。使えるかどうかは工事の契約前に調べておくと安心です。
私たちもご相談をいただいた際は、分かる範囲で制度の有無や申請の流れをご案内しています。
まとめ ― シーリング打ち替えで大切な3つのこと
名張市S様邸のシーリング工事から、押さえておきたい要点を3つに整理します。
1. 「打ち替え」か「増し打ち」かを確認する
古い材料を残したままでは、防水性能は本当の意味では戻りません。見積書の書き方が曖昧なときは、必ず内容を確かめてください。
2. 見えない工程にこそ差が出る
プライマーの塗布とヘラ押さえは、完成後の写真には写らない工程です。それでいて、数年後の結果を決めるのはこの2つ。
3. 材料の寿命を「次の塗り替え」から逆算する
シーリングの寿命が塗料より短ければ、次回も足場を組んで打ち替えが必要になります。オートンイクシードのような長寿命材は、この一手間を減らしてくれます。
外壁塗装は、塗った直後はどの業者に頼んでも同じようにきれいに見えるものです。差がつくのは5年後、10年後。だからこそ、見えなくなる部分をどう施工したかが本当の価値になります。
名張市周辺で外壁塗装・シーリング工事をご検討中の方へ
「目地にひび割れが見える」「触るとカチカチに硬い」「隙間ができている気がする」。こうしたサインに心当たりがあれば、一度状態を見せていただければと思います。
外壁屋根塗装スマイル名張店では、国家資格を持つスタッフによる外壁・屋根の無料診断を行っています。写真を撮りながら劣化状況をご説明し、いま工事が必要なのか、もう少し様子を見てよいのかも含めて正直にお伝えします。
診断したからといって、工事を無理におすすめすることはありません。「まだ大丈夫です」とお伝えして終わることもあります。他社さんとの相見積もりでも、もちろん構いません。
工程の流れをより詳しく知りたい方へ。同じくシーリング打ち替えを行った宇陀市S様邸のシーリング工事|プライマーからヘラ仕上げまでの全工程もご覧いただけます。
対応エリアは名張市・伊賀市・宇陀市とその周辺。ご相談・お見積りは無料です。お電話は 0120-541-100 までお気軽にどうぞ。
この記事を書いた人
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植上 功一外壁屋根塗装スマイル|店長(診断士・監督・営業)
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業60年以上・施工実績 5,000件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。