【名張市S様邸】外壁塗装|クリーンマイルドシリコンのツートン&30年シーリングで長持ち

名張市S様邸|サイディング外壁塗装の全工程まとめ

「そろそろ外壁の塗り替えかな…」と思っても、いざ調べてみるとどんな塗料を選べばいいのか、どこまで手をかけてくれる業者が良いのか、判断が難しいのではないでしょうか。特にサイディング外壁は、塗料の種類や目地(つなぎ目)の処理によって、仕上がりの美しさも長持ちの度合いも大きく変わってきます。

今回は、三重県名張市のS様邸で行った外壁塗装工事の全工程を、1つの記事にまとめてご紹介します。傷んだ目地のシーリング打ち替えから、高圧洗浄・下塗り、透湿性にすぐれた塗料での中塗り・上塗り、そして庇(ひさし)や雨樋といった付帯部の仕上げまで。窯業系サイディングをクリーム系とチャコールグレーのツートンカラーに一新した、工期12日間の施工事例です。「うちの外壁もそろそろ…」という名張市の方は、業者選びの参考にご覧ください。

施工前
名張市S様邸 外壁塗装の施工前の外観
施工後
名張市S様邸 外壁塗装の完成後のツートンカラー外観

【施工データ】名張市 S様邸 外壁塗装 工事概要

施工現場:三重県名張市 S様邸(戸建て住宅)
外壁の種類:窯業系サイディング
工事内容:外壁塗装(ツートンカラー仕上げ)/シーリング打ち替え/庇・雨樋などの付帯部塗装
工期:12日間
施工金額:110万円
使用材料:クリーンマイルドシリコン・水性ミラクシーラーエコ・クリーンマイルドウレタン(エスケー化研)/オートンイクシード(オート化学工業)
塗装の色:クリーム系 × チャコールグレー(2色ツートン)


ご依頼のきっかけ・S様のお悩み

S様は「リフォームは何度か経験していて、メーカーに勤めていたこともあり、業者選びには厳しいほう」とおっしゃるお客様でした。担当の植上が現場でじっくりとご要望をうかがい、これまでのリフォームのお話やご予算についても丁寧にヒアリング。ご予算内でのご提案ができたことで、工事をお任せいただきました。

S様邸の外壁は窯業系サイディングで、前回は「セラミック石調塗料」で塗装されていました。この塗料は湿気を通しにくい性質があり、壁の内側にこもった湿気の逃げ場がなくなって、塗膜の膨れや剥がれが生じやすくなっていました。築10年前後を過ぎたサイディング外壁では、こうした塗膜の劣化に加えて、目地のシーリング材のひび割れも起こりやすくなります。放っておくと雨水が壁の内側に入り込む原因になるため、早めの塗り替えがおすすめのタイミングでした。


施工前の状態 ― サイディング外壁の劣化症状をチェック

塗装工事を始める前に、まずは外壁の状態をくまなく確認します。S様邸で見られたのは、次のような劣化症状でした。

・色あせ、チョーキング現象(手で外壁を触ると白い粉がつく状態。塗膜が紫外線で劣化しているサイン)
・目地シーリングのひび割れ・肉やせ(サイディングのつなぎ目のゴム状の部分が、硬くなって切れたり、やせて隙間ができたりする状態)
・前回塗料(セラミック石調塗料)による塗膜の膨れ

特に注意したいのが目地のシーリングです。一般的なシーリング材の寿命は7〜10年ほど。ここが切れて隙間ができると、雨水が壁の内部に入り込み、防水紙の劣化から木部の腐食へと静かに進行していきます。表面からは見えないうちに被害が広がり、気づいたときには補修費が大きく膨らんでいた、というケースも少なくありません。だからこそ、外壁塗装は「見えない下準備」がとても大切なのです。

名張市S様邸 外壁塗装の工事前の外観と劣化状態


実際の施工工程 ― 全4ステップを写真で公開

ここからは、S様邸の外壁が生まれ変わっていく様子を、工程ごとに順を追ってご紹介します。それぞれの工程は個別の詳しいレポート記事もありますので、「もっと詳しく見たい」という方はリンクからあわせてご覧ください。

① シーリング打ち替え ― オートンイクシードで目地から長持ち

最初に取りかかったのは、サイディングの目地のシーリング打ち替え工事です。塗装よりも先にこの工程を行うのは、傷んだ目地の上から塗装をしても、目地が切れれば雨水の侵入を防げないためです。S様邸では、古いシーリングを残す「増し打ち」ではなく、いったんすべて撤去してから新しく充填する「打ち替え」を採用しました。劣化した層を残さないことで、防水性能をしっかり回復させます。

工程は、①既存シーリングの撤去 → ②マスキング養生 → ③プライマー(接着剤)塗布 → ④シーリング充填 → ⑤ヘラ押さえ仕上げ、の5段階。使用したのはオート化学工業の「オートンイクシード」です。この材料は独自のLSポリマー技術で、劣化の原因となる可塑剤(材料をやわらかく保つ成分)の流出を大幅に抑え、期待耐用年数は30年。一般的なシーリング材より格段に長持ちします。

💡 業者選びのポイント:目地を「打ち替え」か「増し打ち」かは、仕上がり後の耐久性を左右する大事な判断。見積もり時にどちらの工法かを確認しておくと安心です。

名張市S様邸 オートンイクシードをコーキングガンで目地に充填する様子

シーリング打ち替え工事の詳しい施工レポートはこちら

② 高圧洗浄・下塗り ― 仕上がりの土台をつくる

次は塗装の下準備。まず高圧洗浄機で、外壁にこびりついた汚れ・コケ・カビ・チョーキングの粉を一気に洗い流します。サイディングの凹凸や、雨戸・サッシまわりなど汚れが溜まりやすい部分は特に念入りに。「洗うだけ」と思われがちですが、汚れが残ったまま塗装すると塗料が密着せず、早期の剥がれや膨れの原因になるため、実はとても重要な工程です。洗浄後はしっかり乾燥させてから次に進みます(濡れたまま塗ると密着不良を起こすためです)。

乾燥を確認したら下塗り(シーラー)へ。窓フチや角、入隅(壁の凹んだ角)など、ローラーが届きにくい部分を先に刷毛で塗る「ダメ込み」を行ってから、広い面をローラーで均一に塗り広げます。使用した下塗り材はエスケー化研の「水性ミラクシーラーエコ」。下地への浸透力・密着力にすぐれ、水性なので施工中のニオイも少ないのが特長です。この下塗りがしっかり固着することで、次の中塗り・上塗りの密着力が決まります。

名張市S様邸 高圧洗浄機で外壁の汚れを洗い流す様子

高圧洗浄&シーラー下塗りの詳しい施工レポートはこちら

③ 中塗り・上塗り ― 透湿性シリコンでツートンに一新

いよいよ色がつく工程です。塗装は「下塗り → 中塗り → 上塗り」の3回塗りが基本。S様邸で選んだ上塗り塗料は、エスケー化研の「クリーンマイルドシリコン」です。前回の塗料(セラミック石調塗料)が湿気を通しにくく膨れの原因になっていたことをふまえ、今回は透湿性にすぐれたこの塗料を選定。壁の内側の湿気を外へ逃がしながら、雨などの水は弾くので、塗膜が膨れにくくなります。さらに低汚染性で、雨で汚れが流れ落ちやすいのもうれしいポイントです。

中塗りでは、軒ぎわや入隅を刷毛でダメ込みしてから、ローラーで縦横に均一に塗り広げます。今回は2色のツートンカラーなので、色の境目には養生テープを丁寧に貼り、ラインをシャープに塗り分けました。上塗りでは同じ塗料をもう一度塗り重ね、塗膜に十分な厚みを持たせて耐候性を確保します。仕上がりは、クリーム系の明るい色とチャコールグレーの落ち着いた色による、立体感のあるツートンカラーになりました。

名張市S様邸 クリーム色の壁面をローラーで上塗りする様子

中塗り・上塗り(ツートン仕上げ)の詳しい施工レポートはこちら

④ 庇・雨樋の付帯部塗装 ― 完成度を決める仕上げ

外壁塗装は、壁だけでなく庇(ひさし)や雨樋といった付帯部の仕上げが完成度を左右します。鉄製の庇は、塗膜が傷むとそこから雨水が入り込んで錆が発生し、放置すると最終的に庇の交換が必要になることも。そこで、上から色を塗る前にまず錆止め塗装を行いました。錆止めは金属と塗料をしっかり密着させ、内側からの腐食を食い止める大切な工程です。その上でクリーンマイルドウレタンを2回塗り重ね、色ムラのない丈夫な仕上がりにしています。

塩化ビニール製の雨樋も、紫外線で色あせ・劣化が進むともろくなって割れやすくなります。丸みのある形状で塗料が届きにくい裏側や金具まわりは、ローラーから刷毛に持ち替えて塗り残しのないよう仕上げました。付帯部に使ったエスケー化研の「クリーンマイルドウレタン」は、金属・木部・塩ビなど異なる素材にしっかり密着するのが特長で、材質の違う庇(鉄)と雨樋(塩ビ)を統一感のある色でまとめられます。

名張市S様邸 庇の錆止め・塗装作業の様子
名張市S様邸 雨樋を刷毛で塗装していく様子

庇・雨樋の付帯部塗装(完成編)の詳しい施工レポートはこちら


使用材料のご紹介 ― なぜこの組み合わせを選んだのか

S様邸で使った塗料・材料と、その選定理由をまとめます。

■ 外壁:クリーンマイルドシリコン(エスケー化研)
シリコン樹脂系の塗料で、耐候性と価格のバランスにすぐれた人気のグレードです。最大の特長は透湿性。簡単に言うと「壁の内側の湿気は外に逃がし、外からの雨水は防ぐ」性質で、S様邸のように前回塗料の膨れが起きていたお住まいに特に向いています。低汚染性でカビ・藻の発生を抑える機能もあり、きれいな状態が長持ちします。

■ 下塗り:水性ミラクシーラーエコ(エスケー化研)
下地にしっかり浸透して密着する下塗り専用材。仕上がりと耐久性を支える「縁の下の力持ち」です。

■ 付帯部:クリーンマイルドウレタン(エスケー化研)
金属・木部・塩ビなど、素材の異なる付帯部にしっかり密着。庇と雨樋を統一感よく仕上げられます。

■ 目地:オートンイクシード(オート化学工業)
期待耐用年数30年の高耐久シーリング材。塗装だけでなく目地から家を長持ちさせる、防水の要です。


施工後の仕上がり ― ビフォーアフター

くすんだ印象だった外壁が、クリーム系とチャコールグレーのツートンカラーで見違えるように一新されました。明るいクリーム色が家全体を軽やかに見せ、チャコールグレーが引き締め役となって、立体感のある落ち着いた佇まいに。透湿性・低汚染性の塗料と、期待耐用年数30年のシーリングで、見た目の美しさだけでなく「長持ちする家」へと生まれ変わっています。

名張市S様邸 ツートンカラーに仕上がった外壁塗装の完成外観


【お客様の声】S様からいただいたご感想

リフォームは何度かしましたし、メーカーに勤めていたので、ある程度業者選びは厳しいほうです。スマイルさんは初めて会ったときから、前のリフォームの話やどんな要望があるかを丁寧に聞いてくれましたので、印象は良かったです。値段さえ合えば……と思っていましたが、見積もりは予算内でしたので決めました。来てくれた職人さんも真面目で、遅くまで仕事してくれていました。色も思ったよりも濃く感じたけど、満足です。ありがとうございました。

業者選びに厳しいS様から「満足です」とのお言葉をいただけたこと、スタッフ一同とても嬉しく思っています。ありがとうございました。


よくある質問 ― 名張市の外壁塗装について

Q. 外壁塗装の工期はどのくらいかかりますか?

A. お住まいの大きさや工事内容によりますが、S様邸の場合はシーリング打ち替え・外壁塗装・付帯部塗装を含めて12日間でした。一般的な戸建てで、足場設置から完了まで2週間前後が目安です。天候によって前後することもあります。

Q. サイディング外壁でも塗装で大丈夫ですか?シーリングもやるべき?

A. 窯業系サイディングは塗装での塗り替えが可能です。ただし、目地のシーリングは塗料より寿命が短く(7〜10年ほど)、塗装と同時に打ち替えておくのがおすすめです。目地が切れたまま塗装しても、そこから雨水が入るリスクが残ってしまいます。

Q. 前に塗った塗料が膨れています。同じことになりませんか?

A. 膨れの原因が「塗膜内にこもった湿気」の場合、透湿性のある塗料に替えることで再発を防ぎやすくなります。S様邸でも、湿気を逃がすクリーンマイルドシリコンを選ぶことで対策しました。まずは現状を診断し、原因に合った塗料をご提案します。


まとめ ― 外壁塗装で大切な3つのこと

名張市S様邸の外壁塗装工事を通して、長持ちする外壁塗装のポイントをおさらいします。

① 目地のシーリングまで手を抜かない。塗装の前に打ち替えておくことで、雨水の侵入を根本から防ぎます。
② 家の状態に合った塗料を選ぶ。膨れがあったS様邸では、湿気を逃がす透湿性の塗料が効きました。
③ 庇・雨樋の付帯部まで丁寧に仕上げる。錆止めや2回塗りの一手間が、完成度と耐久性を大きく左右します。

外壁塗装は、塗って終わりではなく「見えない下準備」と「材料選び」で長持ちが決まります。家を長く大切に住み継ぐために、信頼できる業者選びをしていただければと思います。


名張市周辺で外壁塗装をご検討中の方へ

外壁屋根塗装スマイル名張店では、国家資格を持つスタッフによる無料の外壁診断・屋根診断を行っています。「うちの外壁、そろそろ塗り替えかな?」「目地のひび割れが気になる」「前に塗った塗料が膨れてきた」など、気になることがあれば、まずはお気軽にご相談ください。現状を丁寧に診断し、お住まいの状態とご予算に合ったご提案をいたします。押し売りは一切いたしませんので、ご安心ください。

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この記事を書いた人

植上 功一
植上 功一外壁屋根塗装スマイル|店長(診断士・監督・営業)
【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター

\ 創業60年以上・施工実績 5,000件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。

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