レンガ調サイディングの外壁塗装 中塗り・上塗り!ナノウォール15で2色に塗り分け|名張市S様邸

名張市S様邸|レンガ調と横張りのサイディングを、ナノウォール15で中塗り・上塗り

名張市S様邸の外壁塗装は、水谷ペイントのナノウォール15による中塗り・上塗りへ進み、2色の塗り分けをそれぞれ2回ずつ重ねました。

「2色の境目は、まっすぐきれいに仕上がるのだろうか」
「レンガ調の外壁は、塗り替えるとどう変わるのだろう」

S様邸の外壁は、白っぽい横張りの面と茶系のレンガ調の面の組み合わせです。
今回の写真9枚のうち4枚は、刷毛で際(きわ)を塗っている場面。
ローラーの届かない場所を先に押さえてから、広い面を仕上げていきます。

三重県名張市S様邸の中塗り・上塗りを、写真で順に追っていきます。
2色の外壁の塗り替えをお考えの方は、仕上げの工程でどこを見ればよいかの参考にしてください。

名張市S様邸の外壁塗装、窓まわりを養生してナノウォール15をローラーで中塗りしている様子

※この記事は工事の途中経過をお伝えする進捗レポートです。工事全体の仕上がりは、あらためてご紹介します。


【施工データ】名張市 S様邸 工事概要

名張市S様邸は、築18年の窯業系サイディング外壁を、水谷ペイントのナノウォール15で2色に塗り分ける外壁塗装工事です。

施工現場:三重県名張市 S様邸(戸建て住宅)
築年数:築18年(ハウスメーカー施工)
外壁の種類:窯業系サイディング外壁(横張りの面とレンガ調の面の2種類)
工事内容:外壁塗装工事 / 今回は中塗り・上塗りの工程
目地:オートンイクシードで打ち替え(施工済み)
下塗り材:水系Wシーラー(水谷ペイント・施工済み)
中塗り・上塗り材:ナノウォール15(水谷ペイント・期待耐用年数15年)
仕上げ:2色の塗り分け
担当:外壁屋根塗装スマイル名張店(担当:植上)
状況:中塗り・上塗りまで進行。工事全体の仕上がりは続編でご紹介します


名張市S様邸の外壁塗装、ここまでの工程

名張市S様邸では、中塗りに入る前に、目地のシーリング打ち替えと、高圧洗浄・下塗りを終えています。

3社の相見積もりを比べたうえで、私たちスマイル名張店にお任せいただいた工事です。
名張市S様邸のシーリング打ち替え|3社相見積もりで選ばれたオートンイクシード施工の全工程はこちら
名張市S様邸の高圧洗浄と水系Wシーラーによる下塗りの工程はこちら

中塗りに入る時点のS様邸には、柄の違う2種類の外壁面がありました。
ひとつは、横方向に波打つような凹凸が続く横張りの面(仕上げは白っぽい色)。
もうひとつは、レンガを積んだような柄に横溝が刻まれた、茶系の面です。

レンガ調の面には、レンガ1枚ごとに色の濃淡がついていました。
外壁材にもともと付いていた模様です。

築18年は、新築時の塗膜が紫外線と雨で弱り、塗り替えを考える時期にあたります。
外壁材を守る膜を新しくかけ直すのが、今回の中塗り・上塗りです。


名張市S様邸の外壁塗装、中塗り・上塗りの全4工程

S様邸の仕上げは、白っぽい面と茶系の面のそれぞれに中塗りと上塗りを行う、4つの工程で進みます。

中塗り・上塗りは、同じ塗料を2回に分けて重ねる作業です。
ナノウォール15は、メーカーの仕様書で塗る回数が2回と定められています。
1回で済ませると、膜の厚みが足りません。

工程① 白っぽい面の中塗りは、軒天との境目を刷毛で押さえてから

中塗りの最初の作業は、壁のいちばん上、軒天と接する境目を刷毛で塗ることです。

軒天(のきてん)は、外壁より外へ張り出した屋根の、その裏側にあたる面です。
写真の上半分に見える平らな面がそれで、境目には紫色のテープを貼り、壁の塗料がつかないようにしてあります。

名張市S様邸の外壁塗装、軒天との境目を刷毛で中塗りしている様子

ローラーは丸い筒なので、壁と軒天が直角に交わる角の奥までは届きません。
そこで先に刷毛で境目を塗り、あとからローラーで面をつなげます。
下塗りでも行った「ダメ込み」と呼ばれる作業を、中塗りでも同じ手順で行いました。

ただし、刷毛で塗った部分とローラーで塗った部分は、表面の肌がわずかに変わります。
水谷ペイントの仕様書にも、刷毛塗りとローラー塗りが混ざると若干の色の差が出る、との注意書きがあるほどです。
刷毛は際だけに使い、広い面はローラーで仕上げるのが基本です。

名張市S様邸の横張りサイディングにナノウォール15をローラーで中塗りしている様子

境目を押さえたら、ローラーで面を塗り広げていきます。
写真では、塗り終えた部分と、まだ下塗りのままの部分とで色がはっきり分かれています。

横張りの面は、横方向に波打つ凹凸が続く柄です。
凹凸の山のすぐ下は、表面をなでるだけでは塗料が届きにくい陰になります。
ローラーに塗料を十分に含ませ、谷の部分まで行き渡らせることが、膜の厚みを均一にする条件です。

軒天との境目は、足場があるうちに見上げておきましょう
壁の色が軒天にはみ出していないか、逆に塗り残しの線が見えないか。下から見上げるだけで確かめられます。

工程② 茶系のレンガ調の面も、刷毛で際を押さえてからローラーで中塗り

茶系のレンガ調の面でも、ローラーの前に、ビニールで覆った縦の部材との際を刷毛で塗っていきます。

名張市S様邸のレンガ調サイディング、養生した縦の部材との際を刷毛で中塗りしている様子

写真で、縦に色が濃く変わっている帯が、刷毛で塗ったところです。
部材のすぐ脇は、ローラーを当てると養生のビニールに塗料がつきやすいため、ここも刷毛で押さえておきます。

レンガ調の外壁材の特徴は、レンガの継ぎ目に見立てて横に走る溝です。
水谷ペイントの仕様書には、目地部が深い場合は目地ハケなどで塗ること、溝に塗料がたまったりタレが出たりしたら「むら切り」(塗料をならすこと)をすることが書かれています。

名張市S様邸のレンガ調サイディングをローラーで中塗りし、もとの濃淡のある柄が1色にそろっていく様子

際を押さえたら、レンガ調の面をローラーで塗っていきます。
写真の左側が塗る前、右側がローラーを通したあとの面です。
1枚ずつ濃淡のあったレンガが、塗った部分から1色の茶系にそろっていくのが分かります。

レンガ調の溝の中も見ておきましょう
溝の底に前の色が残っていないか、塗料がたまって筋になっていないか。足場があるうちなら近くで確かめられます。

工程③ 白っぽい面の上塗りは、中塗りの乾き具合を確かめてから

中塗りが乾いたら、白っぽい面に2回目となる上塗りを重ねます。

ナノウォール15の仕様書では、2回目を塗るまでの間隔を「気温23℃で2時間以上」としています。
ただし、これは標準の数字。
仕様書自身も、立地や天候によって変わると断っています。
気温が低い日や湿気の多い日は乾きが遅くなるため、時間だけで決められる工程ではありません。

名張市S様邸の外壁と、養生した茶色い枠との際を刷毛で上塗りしている様子

上塗りでも、まず刷毛で際を押さえる手順は変わりません。
写真は、ビニールで覆った茶色い枠と外壁との際を、刷毛で塗っているところです。
枠に白っぽい塗料がつかないよう、養生してあります。

名張市S様邸の横張りサイディングにナノウォール15をローラーで上塗りしている様子

際を押さえたら、次はローラーで面の仕上げです。
仕様書には、ローラーの跡(ローラー目)を同じ方向にそろえて仕上げるよう書かれています。
向きがばらばらだと、光の当たり方によって塗り跡が浮いて見えるからです。

ローラー目の向きは、足場が外れたあとに壁を斜めから見ると分かります。
向きがそろっている壁は、光が当たっても塗り跡が目立ちにくくなります。

工程④ 茶系の面の上塗りは、窓まわりを刷毛で押さえてからローラーで仕上げる

最後に、茶系のレンガ調の面へ上塗りを重ねます。

名張市S様邸のレンガ調の外壁、養生した窓の下枠まわりを刷毛で上塗りしている様子

窓の下枠のまわりも、ローラーが入りにくい場所のひとつです。
窓はビニールと緑色のテープで覆い、その際を刷毛で塗っています。
窓まわりは人の目が集まりやすく、塗り残しがあれば仕上がりの印象を左右します。

名張市S様邸のレンガ調サイディングをローラーで上塗りしている様子

面はローラーで仕上げました。

茶系のような濃いめの色には、気をつけたい性質があります。
水谷ペイントの仕様書によれば、濃い色ほど、ローラーの塗り継ぎ箇所で艶むらが出やすい傾向があるとのこと。
塗り継ぎとは、塗料を含ませ直して、前に塗った部分の続きを塗るつなぎ目のことです。
艶むらは、場所によって光沢の出方がそろわない状態を指します。
そのためメーカーは、濃い色の場合は試し塗りをしてから本塗装に入るよう求めています。

濃い色の面は、日が斜めに当たる時間に見てみてください
艶むらは正面からの光では見えにくく、横から光が差したときに浮かび上がります。


2色とも同じナノウォール15で塗ると、何がよいのか

2色とも同じナノウォール15で塗ると、色は違っても塗膜の耐久性がそろい、次の塗り替えの時期を合わせやすくなります。

外壁の傷む速さは、塗料のグレードで変わります。
仮に一方の面だけ耐久性の低い塗料にすれば、その面だけが先に色あせていくでしょう。
片側だけ塗り替えを早めることになれば、そのたびに足場の費用がかかります。

ナノウォール15は、水谷ペイントの「ナノテク」シリーズに属する外壁用の塗料です。
メーカー公表の期待耐用年数は15年。
シリーズには数字の異なるグレード(10・15・20)があり、15はその中間にあたります。

シリーズ共通の技術として、メーカーが挙げているのが「ラジカル制御技術」です。
日当たりのよい面の外壁ほど早く色あせるのは、紫外線が塗膜を少しずつ分解していくため。
その分解を進めるのが、紫外線や雨などで塗膜の中に生まれる「ラジカル」という劣化のもとです。
水谷ペイントは、ラジカルの発生源になる白い顔料(酸化チタン)の表面を保護して発生を抑え、生まれたラジカルはHALS(光安定剤)という成分でとらえることで、塗膜の寿命を延ばすとしています。

あわせて、カビや藻を生えにくくする防カビ・防藻性もそなえた塗料です。
ただし、下地や塗装の条件によってはカビや藻が発生することもある、とメーカーは注記しています。
日当たりの悪い北側の壁などは、塗り替え後も時々のぞいておくと安心です。

さらに上位のナノウォール20を使い、2色に塗り分けた別のお住まいの事例もあります。
宇陀市D様邸で、期待耐用年数20年のナノウォール20を使ってツートンカラーに塗り分けた外壁塗装の事例はこちら


上塗りのあと、名張市S様邸の外壁に必要な乾燥時間

ナノウォール15の上塗りは、塗り終えたあと気温23℃で24時間以上、雨に当てずに乾かすよう仕様書で定められています。

汚れの付きにくさ(低汚染性)は、塗膜が乾ききってはじめて働く性質です。
乾く前に雨が当たると、雨水の集まる場所に汚れが付くことがあります。
雨が予想される日は、シートで養生して塗膜に雨を当てないのが決まりです。

工事全体の仕上がりは、あらためてご紹介します。
完成までの流れを先に知りたい方は、名張市の別のお住まいの事例もご覧ください。
名張市の別のお住まいで、シーリングから付帯部まで外壁塗装の全工程を1本にまとめた事例はこちら


名張市の外壁塗装、中塗り・上塗りについてのご質問

中塗り・上塗りの段階で気になりやすい点を、Q&Aにまとめました。

Q. レンガ調の外壁を塗り替えると、柄はどうなりますか?

ローラーで1色を塗る一般的な塗り替えなら、凹凸の形は残り、色は塗った色の1色になります。

レンガ1枚ずつの濃淡を残したい場合は、色のない透明な塗料で仕上げる「クリア塗装」や、レンガの表面だけに別の色をのせる塗り分けの方法もあります。

ただし、クリア塗装はもとの柄が透けて見える仕上げです。
柄の色あせや傷みが進んだ外壁では、その傷みまでそのまま見えてしまいます。
どの方法が向くかは、外壁の状態を見てからの判断になります。

Q. 2色に塗り分けるとき、色の境目はどこで決めるのですか?

外壁材の柄の切り替わりや、壁の角など、もともと線がある場所で分けるのが基本です。

壁の途中で色を切り替えると、境目のテープの線がそのまま目立ちます。
S様邸のように柄の違う外壁材が組み合わさったお住まいなら、柄の切り替わりがそのまま色の境目です。

どの面を何色にするかは、着工前の打ち合わせで決めておきます。
建物の写真を見ながら境目の位置を一緒に確かめておけば、仕上がりも想像しやすくなるはずです。

Q. 外壁の色は、小さな色見本だけで決めて大丈夫ですか?

小さな色見本だけで決めるのはおすすめしません。実際の壁で見ると、印象が変わることがあります。

色は、面積が広くなるほど見え方が変わります。
明るい色はより明るく、濃い色はより濃く見えるのが一般的な傾向です。
これを「面積効果」と呼びます。

色見本は、できるだけ屋外の自然な光の下で見るのがおすすめです。
室内の照明の下では、黄色っぽく見えたり暗く見えたりして、外壁での見え方とずれやすくなります。


2色の外壁塗装で失敗しないために

2色の外壁は、際を刷毛で押さえて広い面をローラーで重ね、2色とも同じ塗料でそろえることで、仕上がりと持ちが安定します。
名張市S様邸の中塗り・上塗りの写真と仕様書から、押さえておきたい点を3つにまとめます。

1. 際は刷毛、広い面はローラーと道具を使い分ける
軒天との境目、窓まわり、養生した部材の脇は刷毛で先に押さえる。
広い面はローラーで、横張りの凹凸やレンガ調の溝まで塗料を行き渡らせます。

2. 2回目は、乾き具合を天候で見極めてから重ねる
2回目までの間隔は、気温23℃で2時間以上が標準です。
寒い日や湿気の多い日は、乾くまでの時間が延びます。

3. 2色とも同じ塗料でそろえる
色が違っても塗膜の耐久性がそろえば、次の塗り替えの時期を合わせやすくなります。

2色の外壁は、色選びと同じくらい、際の塗り方で仕上がりが変わります。


名張市周辺で外壁塗装をご検討中の方へ

私たち外壁屋根塗装スマイル名張店では、外壁と屋根を無料で診断しています。

「レンガ調の外壁を塗り替えたら、どんな見た目になるのか知りたい」
「2色に分けるなら、どこで色を切り替えればいいのか」
そうした見た目についてのご相談も、診断のときにお気軽にお尋ねください。

診断にうかがうのは担当の植上です。
2級建築施工管理技士・宅地建物取引士・外装劣化診断士の資格を持ち、外壁材の種類と傷み具合を確かめたうえで、合う塗料と塗り方をご提案します。

診断・お見積もりに費用はかかりません。
診断のあとにご契約を急かすこともしません。

名張市を中心に、伊賀市・宇陀市とその周辺までうかがいます。
お電話なら 0120-541-100 へどうぞ。

外壁の柄や色のことで迷ったら、まずは一度見せてください。

この記事を書いた人

植上 功一
植上 功一外壁屋根塗装スマイル|店長(診断士・監督・営業)
【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター

\ 創業60年以上・施工実績 5,000件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。

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