【三重県伊賀市】外壁張り替え・外壁塗装|サイディング壁を張替え後、20年持つガイナで塗装
2021-08-02
三重県伊賀市M様の外壁リフォーム工事です。
傷んでいるサイディング壁のみを張り替えて、その後、20年の耐久性がある断熱セラミックガイナで塗り替えをします。
今回のパナホームのサイディング壁の傷み具合は酷かったですが、以前の現場でも経験していましたので、問題なく解決できました。
外壁塗装の工程
①傷んだサイディング壁を張り替える
②30年の耐久性のシーリング材で外壁修理
③高圧洗浄と養生シート張り
④一番大切な1回目の下塗り
⑤20年の耐久性の断熱セラミックガイナで塗装
⑥雨戸の塗装
①傷んだサイディング壁を張り替える
工事前の現状
パナホームさんのこのタイプのサイディング壁の相談はよくあります。
“お風呂の側の外壁”や“帯(幕板)の上”や“水切り”の水はけの悪いところが傷んでます。
ここはお風呂側の外壁
水切り付近
ボロボロですね。
ここは鉄骨の柱のあるところ?
窓まわりには柱が入っていることが多いです。
原因は不明ですが、内部の構造が原因だと思います。
数年前に名張市でパナホームの同じサイディング壁の現場がありましたが、そこでも同じような症状や傷みがありました。
そのときは外壁をめくるとすぐに断熱材が見えました。
通常は防水シートや胴縁がありますが、下地や防水シートがなく、断熱材の上から直接サイディング壁が張られていました。
恐らくそれが原因かと思われます。
外壁の張り替え
外壁をめくると
やはり断熱材がありました。
違法ではありませんが、これでは雨仕舞が悪く、外壁材を傷めやすい構造になりますね。
今回は傷んでいる箇所だけを張り替えます。
次に防水シートを張ります。
次にサイディング壁を。
このあとは継ぎ目のシーリング工事と塗装になります。
今回張り替えた場所は
①お風呂側の外壁
②水切りや帯(幕板)の上
③窓まわり
方角ですと北面と東面が多かったです。
日照時間や気温差(結露)も影響があるかもしれません。
②30年の耐久性のシーリング材で外壁修理
外壁のシーリング工事
前のサイディング壁の目地は撤去して新しいシーリング材を注入します。
まずは撤去から。
次にプライマーを塗ります。
シーリング材の密着性を高める工程です。
30分以上乾燥させてからシーリング材を注入。
弊社では30年の耐久性のオートンイクシードを使用しています。
ヘラで押さえてテープを除去して完成です。
サイディング壁の目地のシーリング材は10年前後で劣化してきます。
目地や窓まわりのひび割れや亀裂が酷くなると雨漏りすることもあります。
そうなる前に外壁の塗り替えと同時にシーリング工事も検討してください。
③高圧洗浄と養生シート張り
高圧洗浄
養生シートを張る
玄関タイルに張ります。
タイルと犬走りにも張ります。
コンクリートにも。
④一番大切な1回目の下塗り
1回目の下塗り
サイディング壁ですので水性のカチオンシーラーを塗ります。
塗ったときは白濁していますが、乾燥すると透明なので艶だけが残る感じですね。
1回目の下塗りは
【塗料の密着を高める】
【下地の外壁を強化】
してくれます。
なので、ここで手を抜かれると失敗します。
⑤20年の耐久性の断熱セラミックガイナで塗装
2回目の中塗り
このガイナにはセラミックがたくさん配合されています。
通常の倍から数十倍とも言われています。
20年の耐久性の理由はココ!
そのセラミック層が
【夏の暑さを軽くしてくれる遮熱効果】
【冬の寒さを抑えてくれる断熱効果】
を発揮してくれます。
中塗りが終わりました。
3回目の上塗り
まわりの住宅に飛散しないようにローラーで塗ります。
外壁の塗り替えは終わりました。
⑥雨戸の塗装
『錆止め塗装』
ここがポイント!
雨戸は鉄製ですので放置すると錆びてしまい、いずれは穴が開いてしまいます。
そうならないためにも必ず錆止め塗装を入れます。
ハウスメーカーの下請けで入っている職人ですら、錆止めを入れないケースがあります。
十分に乾燥させてから『上塗り』です。
上塗り材も錆止め効果のある塗料を使用しています。
これで安心です。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。