【奈良県宇陀市】外壁塗装|ALC壁に『15年耐久』の塗料!『30年耐久』のシーリング材!
2021-07-27
奈良県宇陀市 W様の外壁塗装リフォーム工事です。
今回はALC壁の
『目地のシーリング工事』
『傷んでいる外壁を修理』
『下地調整』
などをしてから塗り替えしていきます。
これを適切にしないと塗装は長持ちしません。
外壁塗装の工程
①【雨漏り予防】『30年の耐久性』のシーリング材で目地・窓まわりの打ち替え
②【外壁塗装の前準備も丁寧に】外壁の高圧洗浄と養生シート張り
③【外壁塗装長持ちのポイント】傷んでいる外壁を下地調整
④【外壁塗装1回目】下塗りが失敗しないコツ
⑤【外壁塗装2回目・3回目】15年の耐久性の塗料『クリーンマイルドシリコン』で塗り替え
①【雨漏り予防】『30年の耐久性』のシーリング材で目地・窓まわりの打ち替え
サイディング壁やALC壁の目地・窓まわりにはシーリング材が注入されており、そこから雨漏りしないようにしています。
おおむね10年前後でひび割れや亀裂が入り始めますので、その頃に塗装と一緒に修理するのが一般的です。
工事前
目地のシーリング材に亀裂があり、塗装も剥がれています。
まずは既存のシーリング材を撤去します。
プライマーを塗ります。
シーリング材と外壁との『密着を高める役割』を果たします。
シーリング材を注入します。
弊社では30年耐久のオートンイクシードを使用。
ヘラで押さえて完成です。
塗り替え前の『外壁修理』も大切な工程です。
何も指定しなければホームセンターで売っているようなシーリング材を使用することが一般的で、おおよそ10年前後で劣化してきます。
一方でオートンイクシードは、一般的なものよりも1割か2割程度値段が高くなりますが、効果は30年。
どちらを選ぶかは各ご家庭の将来設計によって変わりますが、少なくとも外壁塗装の塗料に合わせた方が良さそうです。
通常は外壁修理と外壁塗装はセットでされる方がほとんどですので、その場合に
『外壁塗装を長持ちする塗料を選ぶ』なら
『シーリング材も高耐久ものを選ぶ』方が良いでしょう。
外壁の塗装は長持ちしても一般的なシーリング材を使用すると、そこから劣化してしまうからです。
②【外壁塗装の前準備も丁寧に】外壁の高圧洗浄と養生シート張り
外壁の高圧洗浄
目で見える汚れもあれば見えないものもあります。
全体的に汚れを落としていきます。
方角によっても汚れ方が違います。
特に北側に苔や藻が付きやすいです。
汚れが酷い箇所はガンを近づけて落とします。
乾燥後、『養生シート』を張る
塗装中、塗料がついてはいけないところに養生シートを張ります。
まずは玄関ドア。
ドアは開閉できるようにします。
その下の階段のタイルと手すり。
窓や雨戸。
基礎や土の部分にも張ります。
後から掃除しても綺麗に落ちませんので、できるだけ張っておきたい箇所です。
念のため、外壁まわりの植栽にも張ります。
物置にも張ります。
これで完成しました。
③【外壁塗装長持ちのポイント】傷んでいる外壁を下地調整
外壁の塗膜がめくれていた箇所にはセメント系の塗料でカチオンフィラーを塗ります。
直接塗装するよりも下地が保護されて塗装を長持ちさせることが目的です。
傷んでいる外壁
めくれそうな塗膜は除去してからカチオンフィラーを塗ります。
下地調整をすることで下地が強化されて、次に塗る塗料が長持ちしやすくなります。
④【外壁塗装1回目】『下塗り』が失敗しないコツ
『下塗り』は
『中塗り以降の塗料と外壁とを密着』
『下地を強化する』
『下地を強化する』
といった大切な役目を果たします。
塗料の密着度合いを決める工程ですので、ここで長持ちするかどうかが決まります。
なのでかなり重要な工程になります。
『下塗りが適正でない』と、どんなに良い塗料を使っても長持ちしません。
1回目の『下塗り』
今回はALC壁ですので水性ミラクシーラーエコ(カチオンシーラー)を塗ります(透明)。
グレーの部分は前回の外壁の下地調整でカチオンフィラー(セメント系塗料)を塗って強化したところです。
⑤【外壁塗装2回め・3回目】15年の耐久性の塗料『クリーンマイルドシリコン』で塗り替え
外壁塗装2回目『中塗り』
白色がクリーンマイルドシリコン。
ローラーで手塗り。
最近は吹きつけではなく、ローラー塗りが多いですね。
隣り近所への飛散をしないようにするためです。
乾燥後、外壁塗装3回目 仕上げの『上塗り』
防カビと防藻性の効果のあるシリコン塗料です。
同じ一戸建てでも条件や環境や方角によって汚れ方が違います。
隣との家との距離が近くて・・・
植木が大きくて・・・
日当たりが悪くて苔や藻が生えます。
また北側や東側も日照時間が短いので、乾燥しにくくて汚れやすいですね。
完成
今回はALC壁でして、仕様書にも適用下地に入った塗料を選びました。
【外壁塗装用塗料詳細】カビや汚れに強いシリコン塗料
今回使用したのは、エスケー化研のクリーンマイルドシリコンです。
12年から15年の耐用年数でよく使用する人気の塗料です。
特長は
低汚染性
セラミック複合の特殊技術で従来にない超低汚染を実現しました。
防かび・防藻性
特殊設計により、微生物汚染を防ぎます。
透湿性
透湿性塗膜は内部結露の防止に役立ちます。
幅広い下地適用性
弱溶剤で構成されているため、旧塗膜の種類を問わず、優れた密着性を示します。
メーカーの期待耐用年数は12~15年で、人気の塗料です。
これで終了します。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。