【三重県伊賀市S様邸の外壁塗装】”遮熱・断熱”塗料ガイナ使用!築30年以上の家をこれからも家族が集まれる場所に!
2024-03-20
三重県伊賀市のS様邸での外壁塗装が完了いたしました!
この記事では、
●築30年以上の外壁に見られる劣化
●外壁塗装の全工程
●断熱・遮熱などメリットたくさんの塗料『ガイナ』について
これらを写真付きで詳しくご紹介しております。
外壁塗装をご検討の方は参考にしてみてください。
【三重県伊賀市S様のお悩み】屋根・外壁が気になる
三重県伊賀市在住S様から「屋根と外壁の劣化が気になるので、現場を見てほしい」とのご相談をいただき、診断士が伊賀市のS様宅を訪問し、屋根と外壁の現場調査を行いました。
調査させていただいたおうちは、築30年以上。
調査の結果、『30年超のメンテナンス不足による屋根材と外壁塗装の剥離・劣化が顕著』で、早急なリフォームが必要であることが分かりました。
S様からは、ご家族の思い出の家ということで「息子さん・娘さんご家族も利用するので、しっかりとリフォームしたい」とお話を伺っていました。
長く使用していただけるように、当社からは以下のリフォームをご提案させていただきました。
- 外壁塗装
- 外壁のシーリング(目地)の交換
- 屋根の葺き替え
S様にもその提案を気に入っていただき実施する運びとなりました。
この記事では外壁塗装について、詳しくご紹介していきます。
S様邸での屋根リフォームについては以下の記事でご紹介しています。
【外壁・屋根・雨漏り】無料診断受付中!
当社では国家資格保有者による『外壁・屋根・雨漏り』の無料診断を行なっています。
お住まいにご不安をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。
【工事前の外壁】はがれ・シーリングにひび割れ
築30年超の積水ハウスで建てられた平屋建て一軒家です。
今は誰も住んでいないそうですが、息子さん・娘さん家族の利用する二次的住宅として大切にされているとのことでした。
外壁材は、サイディングです。
外壁の目立つ劣化は、
・塗装のはがれ
・シーリング(目地)にひび割れ
これらは壁からの浸水による雨漏りの原因になりかねません。
外壁のシーリングとは…
外壁材の継ぎ目の目地を埋めるために施す「充填剤」のこと。
シーリングを施す工事を「シーリング工事」と呼びます。
「コーキング工事」と呼ぶことも多いですが、どちらとも意味合いは同じです。
【外壁の目地補修】シーリング交換工事
目地のシーリングの劣化が、住まい全体を劣化させる!
外壁の目地は、建物の外壁の異なる部分や材料が接続される部分のことで、通常はシーリング材で隙間を埋め、気密性や防水性を確保するために設けられます。目地は時間とともに劣化することがあり、以下の理由から交換が必要になることがあります
老朽化と劣化
目地材料は外部の気象条件(雨、風、紫外線など)や季節変化にさらされるため、経年とともに劣化しやすいです。これにより目地がひび割れたり、変形したりすることがあります。
防水性の低下
シーリングが劣化すると、防水性が低下し、雨水や湿気が建物内部に浸入する可能性が高まります。これは建物の構造や内部に損害を与える可能性があります。
気密性の喪失
目地が適切に密閉されていないと、外部からの空気や風が建物内に侵入し、断熱性やエネルギー効率に影響を与えることがあります。
外観の劣化
目地の外観が損傷すると、建物全体の美観が損なわれる可能性があります。これは特に外壁が主要な外観を構成する場合に重要です。
耐震性の低下
目地の劣化が進むと、建物の構造的な強度や耐震性が低下する可能性があります。地震などの自然災害に対する耐性を維持するためにも、目地の適切なメンテナンスが重要です。
建物の安全性、耐久性、エネルギー効率を維持するために、外壁の目地が劣化した場合には交換や補修が必要です。
外壁シーリング交換工事の様子(施工写真)
工程①:古いシーリングの撤去
サイディング壁の古いシーリングにカッターで切り込みを入れて、丁寧に撤去します。
工程②:下地(プライマー)を塗布
養生用のテープを貼って、下地としてプライマーを塗ります。
シーリング材の密着性を高めてくれます。
窓まわりやドアまわりは、『増し打ち』といって既存のシール材を残したまま上からシール材を重ねるやり方が標準的な施工となります。
なので、今のシーリング材の上からプライマーを塗ります。
下地の準備は、新しいシーリングをしっかりと定着させるために非常に重要です。
効果的な下地準備の手順
- 清掃
古いシーリングを取り外した後、周囲の下地や壁面を十分に清掃します。埃や汚れ、残留した接着剤を除去し、均一な下地を作ります。- 修理と補強
下地に損傷や劣化がある場合は、必要に応じて修理や補強を行います。ひび割れや穴を埋め、不安定な部分を補強して均一な基盤を確保します。- 均一な表面の確保
下地の表面が不均一であると、新しいシーリングが正確に取り付けられません。均一な表面を確保するために、平滑な状態に整えます。- 適切な基材の選定
下地の状態や種類に応じて、適切な基材を選定します。一般的には、シーリングに適した基材を使用して耐久性を確保します。- 防水処理
下地が外部にさらされる場合、防水処理を行います。これにより、水の侵入を防ぎ、長期的な耐久性を向上させます。- 乾燥時間の確保
使用した修理材料や補強材が必要に応じて十分に乾燥する時間を確保します。急いでシーリングを取り付けると、仕上がりが損なわれる可能性があります。これらの手順に従って下地の準備を行うことで、新しいシーリングが確実に取り付けられ、長持ちするようになります。
工程③:シーリング材を注入
シーリング材を注入します。
使用する材料は、耐久年数30年のオート化学のオートンイクシードです。
工程④:ヘラで押さえて完成
耐久年数30年以上のシーリング材を使用しています
今回使用したシーリング材は、オート化学のオートンイクシード。
オート化学のオートンイクシードとは
特殊高耐久ポリマー「LSポリマー」を配合した「超寿命シーリング材」です。(LSポリマーとは、オート化学工業が開発した特殊高耐久ポリマーのことで、シーリング材の性能を飛躍的に向上させる画期的な成分です。)
耐久性や耐候性に優れ、窯業系サイディングやタイルなどのシーリングに適しています。メリット
・耐久年数 30年
(通常のシール材なら10年くらいで劣化してきます)デメリット
・通常のものと価格を比較すると、2~3割程度高くなります。
【安心施工の理由】メーカーの研修を受けています!
安心の施工を提供するため、今回のシーリング材『オートンイクシード』使用の施工において、メーカー『オート化学様』が提供する厳格な研修を完了しており、今回の施工もその研修での施工マニュアルに則り、行なっております。
【セルフチェック】外壁のシーリングにこんな劣化ありませんか?
正確な外壁のシーリングの診断は、損傷の程度や劣化の状態によります。
以下のポイントをご確認いただき、自己診断市てみてください。
ひび割れ
シーリングにひび割れが見られる場合、これは水が浸入しやすくなり、損傷を招く可能性があります。
変形
外部の気象条件や建物の基礎の振動などが原因でシーリングが変形している可能性があります。変形が進行している場合、補修や交換が必要となることがあります。
色あせ・ひび割れ・硬化
シーリングの素材によっては、時間とともに劣化することがあります。色あせ、ひび割れ、硬化などの兆候を確認します。
シーリングの密着性
シーリングが壁に十分に密着しているかどうかを確認します。剥がれや浮きがある場合は、補修や交換が必要です。
汚れ・カビ
シーリング表面に汚れやカビがある場合、これは美観だけでなく、耐久性に悪影響を与える可能性があります。
【外壁塗装 工程①】高圧洗浄
外壁塗装は、高圧洗浄からスタートします。
塗装を行う上で、丁寧に外壁を洗浄することが非常に重要です。
高圧洗浄の丁寧さが塗装効果を上げる!
外壁塗装前に行う高圧洗浄は、汚れや古い塗膜を効果的に除去する重要な工程です。
- 汚れの除去
高圧洗浄は、外壁表面のこびりついた汚れやカビ、藻、コケ、チョーキングの粉などのを落とす役割を果たします。 - 塗料の密着性向上
古くなった塗膜を削り落とすことで、仕上げの塗料の密着性を高めます。(古くなって剥がれそうな塗膜や汚れの上から塗装しても、仕上がりは満足できないことがあります。) - 耐久性の向上
適切に行われた高圧洗浄は、塗料の持つ性能や耐用年数を十分に発揮させます。
丁寧な洗浄に必要な作業時間は2時間以上!
一般的な延床面積が『30坪から40坪くらい』の外壁なら最低でも2時間以上はかかります。洗浄時間を1時間程度で終わらせるような業者がいれば要注意です!
洗浄後は十分に乾燥させる必要がありますので、気候や気温に応じて判断をします。
【外壁塗装 工程②】下塗り(1回目の塗装)
しっかり乾燥させた後、下塗り工程へ入っていきます。
端の部分は塗りやすい刷毛で細かく丁寧に、アルミ製部分(窓サッシやドアまわり)を避けるように注意深く塗装します。この段階での丁寧な作業がとても重要で、塗り残しやムラが後々の仕上がりに影響します。
ある程度、刷毛で塗れたら、ローラーで壁全体に塗布していきます。
下塗りで耐久性・密着性を向上!
外壁塗装の下塗りは、仕上げ塗料の密着性や耐久性を向上させるために欠かせない工程です。
- 密着性の向上
下地の汚れを取り除き、塗料が外壁にしっかりと密着するようにします。 - 耐久性向上
下塗りによって外壁の素材に対する保護が行われ、塗膜の劣化を防ぎ、塗装の寿命を延ばします。 - 均一な仕上がり
下地の色や素材の差異を均一にし、仕上がりの美しさを保ちます。
下塗り用塗料は主に2種類
下塗りにはいくつかの種類があります。
- プライマー: 塗料の密着性を高めるための下塗り。
- シーラー: 外壁表面を均一化し、仕上げ塗料の吸収を調整する下塗り。
下塗り用塗料「水性ミラクシーラーエコ(エスケー化研)」
密着性が高い、水性ミラクシーラーエコを選定。
今回のサイディングの外壁と非常に相性の良い塗料です。
水性ミラクシーラーエコ(エスケー化研)の特徴5つ
- ・密着性が高い!
古いペンキや水性の仕上げ材としっかりとくっつく! - ・環境汚染物質をほとんど含まない!
- ・優れた耐水性、耐アルカリ性!
- ・下地にもしっかりと浸透し、高い『密閉性・防水性・気密性』を発揮!
- ・特殊な設計により、下地に塗るだけでカビや藻の発生を防ぐことができ、衛生的な環境の維持が可能!
下塗り塗料の色にホワイトを使う理由
この塗料の色はクリアーとホワイトがあり、今回はホワイトを選びました。
白い塗料を選んだ理由は、今の外壁の色移りを避けるためです。
上塗り(仕上げの塗装)をすれば、隠れる下塗りの色。
ですが、ここにもこだわりがあります。
伊賀市の気温・湿度から乾燥時間を算出!
下塗りが完了した後は、しっかりと乾燥の時間をとります。
塗料の仕様書に書かれている乾燥時間は、
次に使用する塗料(主材)が
- ・水性なら2時間
- ・弱溶剤なら16時間以上
とあり、今回の主剤は『水性』のため、通常であれば2時間。
ですが、今回の施工場所である伊賀市の気温や湿度に応じて乾燥時間は異なり、今回は慌てないほうが良いと判断しました。
伊賀市での外壁塗装で秋・冬に気をつける施工ポイント
塗装は、気温が低く、湿度が高いと、塗装が十分に乾燥するのに時間がかかる傾向があります。
秋から冬にかけての伊賀市では、夕方以降が冷えやすく、夜露・朝露が発生しやすい環境です。
このような条件下での外壁塗装は、慎重な工程管理と注意が必要となり、施工する地域での気温・湿度をしっかり把握し、適切な施工を検討しながら丁寧に工程を進めています。
- 【施工ポイント①】湿度の管理
湿度が高い時間帯には作業を避けるため、夕方の17時過ぎまでには塗装作業を終えるようにしています。
(理由:乾燥し切れずに翌朝に塗った塗料が流れることがあるため)- 【施工ポイント②】乾燥時間の確保
通常の乾燥時間よりも長めに時間を取れるように施工のスケジュールを組み、慎重に塗装を重ねることを心掛けています。
【外壁塗装 工程③】中塗り(2回目の塗装)
中塗りとは?
外壁塗装の工程の一部で、下塗り後に行われる塗装です。
中塗りを行うことで、下塗りで処理された基礎が均一な色調で仕上がり、上塗りの塗料がより密着しやすくなります。
外壁塗装の工程全体を通して、中塗りは美観向上や耐久性向上に寄与する重要なステップです。
端部を刷毛で丁寧に塗布
この丁寧な作業により、美しい仕上がりと共に耐久性も向上します。
ローラーを使って壁全体へ塗布
中塗り完了後、しっかりと乾燥!
ガイナの乾燥時間は、次の通りです。
- ・夏場: 2時間から3時間
- ・冬場: 4時間から5時間
無理をせず、じっくりと乾燥に時間をかけて、施工を進めていきます。
【外壁塗装 工程④】上塗り(3回目の塗装)
中塗り・乾燥を終えて、いよいよ最終工程『上塗り』へ!
上塗りとは?
外壁塗装の工程で一番最後に行われる塗装作業のことです。
美しい仕上がりのためには、高度な技術や熟練が求められます。
中塗り同様、刷毛で塗布後、ローラーで壁全体へ塗布
上塗りのこだわりポイント
- 均一な塗布と仕上げ
上塗りは、均一な厚みで塗布することが重要です。
特に端部や突起部分に気を付け、美しい仕上がりを目指します。- 乾燥時間の確保
天候や気温に注意しながら作業を進め、しっかり乾燥時間を確保します。
これにより、塗料がしっかりと固着し、耐久性が向上します。
以上で、伊賀市S様邸の外壁塗装が全て完了いたしました!
【使用した塗料「ガイナ」】遮熱!断熱!メリットたくさん!
S様邸での外壁塗装に使用した塗料は、GAINA(ガイナ)という遮熱・断熱効果に優れた特殊なセラミック塗料です。
ガイナは他の塗料とココが違う!
ガイナは、日本の宇宙ロケット開発技術をベースに開発された特殊な塗料で、他の一般的な塗料にはない特別な効果が得られるのが大きな魅力です。
ガイナで塗装するメリット7つ
①高耐久性!耐久年数 15年~20年
ガイナはその特殊な成分により、耐久性が非常に高い特長があります。通常の塗料よりも長い期間、美しい仕上がりを維持できるため、外壁のメンテナンスの手間を軽減し、経済的なメリットがあります。
②遮熱・断熱
ガイナ塗料は遮熱・断熱効果が非常に高いため、『夏は涼しく、冬は温かい』室内環境を実現します。外部からの熱を反射し、室内の温度を一定に保つことで、エネルギー消費の削減と居住空間の快適性向上が期待できます。
③遮音・防音
ガイナの塗膜は音を反射しやすいため、音の進入を防ぎ、外部や建物内からの騒音を抑える効果が期待できます。
④空気質改善機能
(室内塗装に使用した場合の機能です)
ガイナから放射される赤外線により、マイナスイオンを発生して空気環境を整えます。これにより、空気中の汚れを浄化し、ニオイ物質の浮遊を抑えます。⑤結露抑制機能
温度差が小さくなるため、内壁や天井の結露発生を防ぐことができます。
⑥高い安全性
臭いや刺激が少なく、安全性の高さが国からも認められており、防火性能にも優れています。
ガイナは、学校や工場など様々な場所で使用されています!
学校・車両・船舶・神社・病院・駅・ガスタンク・工場など、暮らしの中の身近なところで使われています。
これほど優れた効果を持つ塗料は他にはないため、ご予算に余裕がある方は是非検討してみてください。
【施工写真】Before・After
Before
After
【伊賀市S様より】施工後のお声「この人なら任せてもいいかなと思えた」
色々な会社で見積もりを取り、金額や内容をじっくり調べました。
決め手になったのは、金額的にも納得がいき、会社が近所ということもありました。あと、工事の途中の説明が非常に丁寧で、素人の私にも分かりやすくて理解できました。
正直いうと分からないことがたくさんありましたが、丁寧に説明をしてくれる姿を見て、この人なら任せてもいいかなと思えたのが一番ですね。
これでお父さんもあの世で喜んでいると思います。
【創業59年・施工実績4900件以上】伊賀市の皆様から信頼される地元密着業者として
地元の方に支えられて、おかげさまで外壁屋根塗装スマイルは「創業59年、施工実績4900件以上」
三重県伊賀市・その周辺にお住まいの方で、外壁・屋根の劣化でお困りの方がいらっしゃいましたら、国家資格保有者による無料診断を行なっておりますので、お気軽にお問い合わせください。
丁寧な現場調査と適切な提案をさせていただきます。
地元に密着した信頼できる業者として、大切な住まいのリフォームをサポートさせていただきます。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。