中塗り・上塗りで耐用20年の屋根に!ナノルーフ20仕上げ編|名張市S様邸
2026-04-06
名張市S様邸 屋根塗装工事 ― 中塗り・上塗りで仕上げます
こんにちは、外壁屋根塗装スマイル名張店です。
前回の記事では、名張市S様邸の屋根塗装工事の高圧洗浄・下塗りの工程をご紹介しました。今回はその続きとなる中塗り・上塗り工程から完成までを、写真付きで詳しくご紹介します。
「下塗りまで終わったけど、中塗りと上塗りって何が違うの?」「なぜ2回も塗るの?」と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。実はこの中塗り・上塗りの2回塗りが、屋根の耐久性を大きく左右する重要な工程なのです。
名張市で屋根塗装をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

【施工データ】名張市 S様邸 屋根塗装工事
施工現場:三重県名張市 S様邸(戸建て住宅)
屋根の種類:スレート屋根(コロニアル系)
工事内容:屋根塗装
工期:5日間
施工金額:72万円
使用材料:主材 ナノルーフ20(水谷ペイント)/下塗り 水系パワーシーラーII
中塗り・上塗り工程を詳しく解説 ― ナノルーフ20の2回塗り
前回の記事でご紹介した下塗り(水系パワーシーラーII)がしっかり乾燥したら、いよいよ主材のナノルーフ20を塗っていきます。中塗りと上塗りの2回に分けて塗り重ねることで、メーカーが定める規定の塗膜厚を確保します。
中塗り① ― 刷毛で棟板金・破風板金をダメ込み(先行塗り)
中塗りの最初の作業は、棟板金(むねばんきん)や破風板金(はふばんきん)といった板金部分を、刷毛で丁寧に先行塗りすることです。これを職人の間では「ダメ込み」と呼びます。簡単に言うと、ローラーでは塗りにくい細かい部分を、先に刷毛で塗っておく作業です。

なぜ板金部分を先に塗るかというと、棟板金や破風板金は雨水が集中する場所だからです。屋根に降った雨は板金部分の継ぎ目や端部に集まり、塗膜が薄いとそこから真っ先にサビや劣化が始まります。刷毛でしっかり塗料を含ませ、隅々まで均一に塗膜を付けることで、この弱点を補強するのです。
担当の植上がこの現場で特に注意したのは、板金の継ぎ目や釘頭まわりです。こういった細かな部分こそ、ローラーだけでは塗料が行き届きません。刷毛を使い、一箇所ずつ確認しながら塗り進めていきます。
読者ワンポイント:見積もりの段階で「板金部分は刷毛で先行塗りしますか?」と聞いてみてください。ここを省略する業者もいますが、省くと板金部分だけ数年で塗膜が剥がれ、サビが発生するリスクがあります。

中塗り② ― ローラーでスレート面を塗装
板金部分のダメ込みが終わったら、いよいよローラーでスレート屋根の広い面を塗っていきます。ナノルーフ20をローラーに均一に含ませ、一定の方向にムラなく転がしていきます。
ここで大切なのは、1回で厚塗りしないことです。「1回で厚く塗ったほうが早くて丈夫じゃないの?」と思われるかもしれませんが、実は逆です。1回で厚塗りすると、塗料が垂れたり、ピンホール(塗膜にできる小さな気泡の穴)が発生してしまいます。ピンホールがあると、そこから水分が侵入し、せっかくの塗膜が内側から劣化していきます。
だからこそ、中塗り・上塗りの2回に分けて適正な厚みを確保するのです。これはナノルーフ20のメーカーである水谷ペイントも推奨している正しい施工方法です。
次はいよいよ仕上げの上塗り工程に入ります。
上塗り工程 ― 仕上げの2回目塗装
上塗り① ― 再び刷毛で板金部をダメ込み
上塗りでも、中塗りと同じく板金部分の刷毛によるダメ込みから始めます。「中塗りで塗ったのに、またやるの?」と思われるかもしれませんが、ここがプロの仕事です。

中塗りの段階では、下塗り材(シーラー)の上に初めて主材を塗るため、スレート屋根材や板金が塗料を吸い込みやすく、塗膜が均一にならないことがあります。上塗りでもう一度同じ手順で塗り重ねることで、規定の塗膜厚を確保し、色ムラのない美しい仕上がりになります。
特に板金部分は、雨風や紫外線の影響を最も受けやすい場所です。2回の刷毛塗りで十分な塗膜を形成することが、名張市の夏の強い日差しや台風シーズンの雨風から屋根を守る鍵になります。
上塗り② ― ローラーでスレート面を最終仕上げ
板金のダメ込みが終わったら、スレート面の上塗りです。ローラーで丁寧に塗料を広げ、中塗りの上にもう1層、ナノルーフ20の塗膜を形成します。

この段階でスレート屋根全面に中塗り+上塗りの2層が形成され、下塗り(シーラー)と合わせて合計3層の塗膜構造が完成します。3層それぞれに役割があり、下塗りは「接着剤」、中塗り・上塗りは「防護膜」として機能します。この3層構造があるからこそ、ナノルーフ20の耐用年数20年という性能が発揮されるのです。
読者ワンポイント:塗装工事の見積もりに「3回塗り」と書いてあるか確認しましょう。中には2回塗りで済ませる業者もいますが、メーカーの性能保証は3回塗り(下塗り+中塗り+上塗り)が前提です。2回塗りでは塗膜が薄く、数年で色あせや剥がれが起こる可能性があります。
使用材料のご紹介 ― ナノルーフ20を選んだ理由
今回の名張市S様邸の屋根塗装で使用したのは、水谷ペイントのナノルーフ20です。
ナノルーフ20の特徴
ナノルーフ20は、ナノテクノロジー(超微細技術)を応用した屋根用塗料です。簡単に言うと、塗膜を構成する分子の隙間を極限まで小さくすることで、紫外線や雨水が塗膜内部に侵入しにくい構造を実現しています。
一般的なシリコン塗料の耐用年数が10〜12年程度なのに対し、ナノルーフ20は耐用年数20年。さらに遮熱性能も備えており、夏場の屋根表面温度の上昇を抑える効果があります。名張市のように夏の暑さが厳しい地域では、室内温度の低減にも貢献する嬉しい機能です。
専用下塗り材との組み合わせ
ナノルーフ20の性能を最大限に引き出すために、下塗りにはメーカー推奨の水系パワーシーラーIIを使用しています。この組み合わせで施工することが、水谷ペイントの性能保証の対象条件となっています。
「塗料なんてどれも同じでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、下塗り材と主材の相性は非常に重要です。メーカーが指定する組み合わせで施工することで、塗膜の密着力が最大限に発揮され、長期間にわたって屋根を保護し続けます。
コストパフォーマンス
ナノルーフ20は一般的なシリコン塗料と比べると初期費用はやや高くなりますが、耐用年数が約2倍あるため、長い目で見ると塗り替え回数を減らせます。仮に40年間で考えると、シリコン塗料では3〜4回の塗り替えが必要ですが、ナノルーフ20なら2回で済む計算です。足場代や人件費を含めたトータルコストでは、結果的にお得になるケースが多いのです。
施工後の仕上がり ― ビフォーアフター
すべての塗装工程が完了し、名張市S様邸の屋根が生まれ変わりました。

施工前は紫外線や風雨の影響で色あせが進んでいたスレート屋根が、ナノルーフ20の均一で艶やかな塗膜に覆われ、まるで新品のような印象に仕上がりました。

板金部分も刷毛で2回ずつしっかり塗り込んであるため、スレート面との色の差がなく、屋根全体が統一感のある仕上がりになっています。この美しさが20年間持続するのがナノルーフ20の強みです。

【お客様の声】S様からいただいたご感想
仕事柄、住設機器を扱うメーカーにいたので工事には厳しいほうですが、見積もりをとったときから何となくスマイルさんに決めようかと思いました。今までの業者と比べて丁寧で決して急がせないところが良かったです。嫁さんは娘と色で悩んでいましたが、色選びも一緒に考えてくれました。安心です。
S様、ありがとうございます。住設機器メーカーにお勤めだったということで、工事の品質に対する目はとても厳しい方です。そのS様に「丁寧で決して急がせない」「安心です」とおっしゃっていただけたことは、私たちにとって何よりも嬉しいお言葉です。
色選びについても、奥様とお嬢様が悩まれていた際に担当の植上が一緒にお考えさせていただきました。「お客様のペースに合わせて、納得いくまでご相談いただく」ことを大切にしている私たちのスタイルを評価いただき、本当にありがとうございました。
まとめ ― 屋根塗装の中塗り・上塗りで大切なこと
今回の名張市S様邸の屋根塗装工事(中塗り・上塗り編)のポイントを振り返ります。
①板金部分は刷毛でダメ込み(先行塗り)してからローラーで広い面を塗る
雨水が集中する板金部分を刷毛で丁寧に塗り込むことで、サビや劣化を防ぎます。
②中塗り・上塗りの2回塗りで規定の塗膜厚を確保する
1回の厚塗りでは垂れやピンホールが発生するため、2回に分けて均一な塗膜を形成します。
③メーカー推奨の下塗り材との組み合わせで性能を最大化する
ナノルーフ20と水系パワーシーラーIIの組み合わせで、耐用年数20年の性能保証対象となります。
屋根は毎日、紫外線と雨風を直接受け続ける場所です。だからこそ、正しい工法・正しい塗料・正しい塗り回数で施工することが、お住まいを長持ちさせる一番の近道です。
名張市周辺で屋根塗装をご検討中の方へ
屋根の色あせ・コケ・塗膜の剥がれが気になりはじめたら、まずはお気軽にご相談ください。現地調査・お見積もりは無料で承っております。
「うちの屋根はどんな状態?」「塗り替え時期はいつ?」「費用はどのくらい?」――そんな疑問にも、私たち外壁屋根塗装スマイル名張店のスタッフが丁寧にお答えします。
名張市・伊賀市・宇陀市周辺に対応しておりますので、お電話(0120-541-100)またはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
この記事を書いた人

- 外壁屋根塗装スマイル|店長(診断士・監督・営業)
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業60年以上・施工実績 5,000件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。