宇陀市M様邸での外壁塗装｜モルタル壁の中塗り･上塗り｜重ね塗りの重要性と工程を解説！
2024-01-05
外壁塗装（宇陀市M様邸）モルタル壁への塗装・仕上げへ
奈良県宇陀市 M様邸での外壁塗装工事の様子をご紹介します。
今回は、3回目と4回目の塗装に焦点を当て、中塗りと上塗りの工程について詳しく説明します。
また、外壁の特徴や劣化状況、塗料の選定ポイントなども含めて、工程ごとの重要性についても触れていきます。
【宇陀市 M様邸｜Before】外壁の特徴・劣化状況
【宇陀市 M様邸】外壁塗装前｜Before
・モルタル壁に吹き付け塗装が施されている。
・前回の外壁塗装から14年が経過。
・増築に伴う塗り足し部分に亀裂・ひび割れが見られる。
・日当たりが悪い北側には苔やカビが発生。
・雨戸も前回の吹き付けから14年が経過し、『色褪せや劣化』が見られる
施工前の現地調査については、以下の記事をご覧ください。
【ここまでの施工】洗浄・ひび割れ補修・下塗り2回
前回の施工では、外壁の洗浄作業、ひび割れの修理、下塗り2回が完了しています。
外壁の高圧洗浄
外壁のひび割れ補修
下塗り
前回の施工については、以下の記事をご覧ください。
【塗料の紹介】選定ポイントは『防水性』『ひび割れ追従』
今回の3回目･4回目の塗装は、主材の塗装になります。
ここで使用する塗料は、エスケー化研の水性弾性セラミシリコン。
このモルタル壁の弱点は、ひび割れしやすいことです。
それをできるだけ抑えるために、『防水性が高く、ひび割れにも追従してくる弾性効果のある塗料』を選びました。
下塗りを丁寧にすることも大切ですが、その外壁に合った塗料を選ぶことも重要です。
この両方が合わさって初めて長持ちします。
【外壁塗装3回目】中塗り
では、3回目の塗装『中塗り』を始めていきます。
外壁塗装の「中塗り」とは…
家の壁に色を塗る時に、上塗り（仕上げの塗装）の前に一度塗装することです。
壁の見た目や耐久性に大きく影響する重要な工程で、4回塗る場合は、3回目の塗装が『中塗り』で真ん中あたりの工程になります。中塗りをする理由・重要性
■1つ目：色のムラをなくすためです。
1回だけ塗ると、色が均等にならなかったり、下地の色が透けてしまったりすることがあります。
『中塗り＋仕上げの上塗り』と塗装を重ねることで、色がきれいになります。■2つ目：壁を守るためです。
壁は、雨や風、太陽の光などにさらされています。
これらは、壁にダメージを与えてしまいます。
中塗りで使う塗料には、壁を守るための成分が入っています。
2回塗ることで、壁にしっかりと塗料がつきます。中塗りは、壁の見た目や耐久性に大きく影響する重要な工程です。
中塗りを省いてしまうと、壁がすぐに汚れたり、剥がれたりしてしまいます。
中塗りをしっかりと行うことで、壁を長くきれいに保つことができます。
【施工写真】中塗り
まずは、端部を刷毛で塗ります。
綺麗に仕上げるためのひと手間になります。
その後、全体をローラーで塗ります。
白色の塗料が下塗り材、ベージュ系の塗料が中塗りの塗料（主材）です。
塗り終えたら、乾燥させます。
仕様書には2時間と記載されていますが、記載の時間は気温や湿度、風の影響を受けるため、無理をせずにじっくり乾燥させることが重要です。
乾燥させたら…いよいよ仕上げの『上塗り』へ！
【外壁塗装4回目】上塗り｜仕上げの塗装
いよいよ仕上げの4回の塗装、上塗りになります。
4回の塗装により、壁にしっかりと塗料が密着し、耐久性を高めることができます。
外壁塗装の「上塗り」とは…
家の壁に色を塗る時の最後の仕上げの塗装です。
上塗りをする理由・重要性
上塗りを行う理由と重要性にはいくつかあります。
1つ目の理由は、見た目を美しく整えるためです。
壁の表面に塗られるため、均等で美しい色合いに仕上げることができます。
上塗り作業が雑だと色ムラや塗り残しが生じる可能性があります。2つ目の理由は、壁を保護するためです。
壁は雨や風、太陽光などの影響を受けますが、上塗りに使用する塗料には壁を保護する成分が含まれています。
上塗り作業は壁の外観だけでなく、壁を保護する役割を担い、耐久性にも大きく影響する重要な工程です。
適切な上塗り作業を怠ると、壁がすぐに汚れたり剥がれたりする恐れがあります。
十分な上塗り作業を行うことで、壁を長期間美しく保つことができます。
【施工写真】上塗り
【宇陀市M様邸】外壁塗装 Before・After
宇陀市M様邸｜外壁塗装 Before
宇陀市M様邸｜外壁塗装 After
【外壁塗装 実績4,700件以上のプロが施工】ご要望・劣化状況・外壁にあった『4回塗り』
今回の記事では、宇陀市 M様邸の外壁塗装工事の中塗りと上塗りを詳しくご紹介しました。
今回のM様の場合は、お客様の希望と現在の劣化状況と外壁の特性に合わせて、
・下塗り2回
・中塗り
・上塗り
合計4回塗りとさせて頂きました。
次は、外壁以外の『雨戸等の付帯部分の塗装』になります。
次回の記事も、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
この記事を書いた人
- 外壁屋根塗装スマイル｜店長（診断士・監督・営業）
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
＼ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 ／
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔（スマイル）が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。
