良い塗装工事とは?悪い塗装工事とは? / 宇陀市・橿原市・津市の外壁屋根塗装スマイルがお伝えします その3

いつも読んで頂きありがとうございます。

さて早速続きです。

前回の工程の詳細についてお話します。

以下が弊社で使用しています工程です。

 

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ここで重要なところは

②の洗浄、

③の下地の調整、

④の下塗り塗装(1回目の塗装)

です。

②の洗浄でいかに丁寧に洗うかで塗装のノリ具合が変わります。

何十年もの汚れが付いたまま塗装しても良くありません。

③の下地の調整は、幅0.5ミリ、深さ20ミリ以上のクラック(傷)があれば、雨水の浸入の恐れがありますのでそれを埋めなければなりません。(ちなみに弊社では傷の穴埋めとして、シーリング剤はオートンイクシード15+を使用しております。通常のシーリング剤は10年未満ですがこれは20年以上も持つシーリング剤です。)

④の下塗り塗装(1回目の塗装)は1番大切と言っても良いです。

訪問販売業者の手抜きの

対象にもなっています。

 

なぜかと言いますと、上に重ねて塗ってしまえば、もしくは塗ったことにすれば、下塗りをしたかどうかは、一般の方にはわからないからです。

 

この下塗りの役目は既存壁と新しい塗料の接着剤と下地の強化であります。

つまりこの工程を抜くと新しい塗料の本来の効果は全く発揮できません。

具体的には、汚れが浮いてきたり、壁一面にマダラ模様ができたり、なかには塗装する前よりもひどくなった家もあるようです。

厄介なのが、この工程を飛ばしたかどうかが分かるのが早くて半年後、長かったら2~3年後ですので、その時には会社が無くなっていることも・・・

ですので下塗りは1番大切な工程とも言われています。

 

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ここで重要なのは⑨のケレンです。外壁以外でも塗装前の清掃、ケレンは省略されやすいからです。(恐らく面倒くさいからだと思います)

汚れているまま塗装しても長持ちしません。

⑩下塗り(錆止め)です

これも長持ちさせる上では重要なポイントです。

 

ここで重要なのは⑫の完成検査です。

職人といえども抜けはあるものです。

監督がいかにフォローするかで、

その家の仕上がりや長持ち度合いが変わってきます。

どの業者もいちようこのような工程で進めるかと思いますが、

1つ1つの工程をどれだけ丁寧にするか

どれだけ正確にするかは職人しだいになります。

 

口ではきっちりやります!

間違いないです!

と言われても、

丁寧にしない職人や業者もたくさんいます。

 

前回お話しさせてもらったように良い職人がいることと、管理体制がしっかりしている業者に頼みましょう。

 

外壁塗装工事は値段で選んで失敗している人もたくさんいます。

次回はその辺りについてお話しますね。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。

この記事を書いた人

植上 功一
植上 功一外壁屋根塗装スマイル|店長(診断士・監督・営業)
【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター

\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。

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