【奈良県橿原市】外壁修理の点検|ベランダと外壁のひび割れで落ちてきそうな被害状況
2021-02-04
奈良県橿原市U様の外壁の点検に伺いました。
左側の梯子で支えられているあたりのベランダと外壁にひび割れがありました。
外壁やベランダが落ちてはいけないので梯子で支えていました。
今にも外壁が崩れ落ちそうです。
その下の軒裏天井も穴が開いていました。
上のベランダを見ると外壁とべランダの境目が割れていました。
建築してから20年経過して少しずつベランダが割れてきてそうです。
原因の一つにベランダの出幅が長いこと。
今回のU様のベランダの出幅は2.5mありました。
(通常木造の出幅なら1mが限界です)
これだけ出幅が長いと重さで落ちやすくなるので、下に支える柱やブロックが必要になります。
こんなイメージです。
なのでこのようなブロックで積み上げた柱を造って支える提案をしました。
また家の中や外周りを見ると、湿気があり乾燥や換気ができていないように感じました。
もしかすると白蟻の被害も受けているかもしれないので、工事中に白蟻の駆除が追加になるかもしれないこともお伝えしました。
白蟻は柱や木材の外側の皮を残して内側を食べる習性があります。
明るいところが苦手ということあって、そのような癖があるようです。
なので被害を受けていても気づくのが遅くなります。
これだけひび割れを放置している状況であれば、そこから雨が入って湿気を含んでしまいます。
湿気を含んだ木材は白蟻の餌になりやすいので、被害を受けていてもおかしくないでしょう。
それらを踏まえた上で外壁とベランダの修理の提案をしました。