【三重県名張市】屋根塗装｜塗り替え後の雨漏り防止に縁切り部材のタスペーサーを設置
2022-01-18
塗装後に雨漏り？どういうこと？
屋根塗装後、数年経ってから雨漏りする家が増えています。
『なぜ塗装して雨漏りするの？』
と思われるかもしれませんが、実際に起こっています。
塗装後の縁切りをしてないことによる雨漏りの被害は、屋根全体の下地を確実に腐らせてから雨漏りするので、分かった時には大規模な修繕が必要になるケースが多い。
名張市や伊賀市でも屋根塗装をするときは必ず縁切りをしましょう。
実際の現場で縁切り部材タスペーサーを差し込む
三重県名張市M様の外壁塗装リフォーム工事。
タスペーサー設置
山型のプラスチック製品のタスペーサー
スレート屋根1枚に対して2箇所入れることを推奨されています。
またタスペーサーの入れるタイミングは下塗り後、中塗り前。
理由は屋根材と屋根材の隙間に塗料が付いて差し込みにくくなるから。
また中塗り以降の主剤は塗膜が付きやすく、隙間を埋めてしまうことが多いからです。
【詳細】なぜ縁切りしないと雨漏りするの？？
スレート屋根は1枚1枚を軒先(下の方から）から順番に張り合わせています。
下記の写真は施工の途中で、1枚のスレート屋根に2枚から3枚が重なり合っています。
1枚当たりの実際に見えている部分は半分くらいの面積。
このスレート屋根の角度を変えて見ると、重なり部分にわずかな隙間があります。
これは台風や突風で吹き降りの雨が屋根の中に入り込んだ場合に、その隙間から排出できるようになっているんです。
この隙間がすごく大切なんです！
でも屋根塗装をするとその大切な隙間を塗料で埋めてしまうことが多い。
上記の写真のように塗料で隙間を埋めてしまうと、屋根の中に入った雨が外へ排出できずに雨漏りしてしまうことが多い。
全体的に縁切りがされていないので屋根全体の下地を確実に腐らせてから、最後に雨漏りする場合が多い。
その場合の修繕費用は大きな負担になってきます。
なので塗装をする場合は屋根材と塗料との縁を切ることで本来の隙間を取り戻す作業が必要になります。
最近では人工的に隙間を作る縁切り部材のタスペーサーを設置します。
今日はこれで終わります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事を書いた人
- 外壁屋根塗装スマイル｜店長（診断士・監督・営業）
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
＼ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 ／
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔（スマイル）が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。
