名張市　耐用年数20年のガイナを屋根に塗装リフォーム

目次1　失敗しないための高圧洗浄
高圧洗浄です。

このモニエル瓦の表面には着色スラリー層が塗られており、これが次に塗る塗料との密着が悪く剥がれやすい特徴があります。なので高圧洗浄ではできるだけこのスラリー層を除去します。ここを知らずにいい加減に洗浄すると失敗します。

またこの瓦は現在では廃盤になっており、割れても新しい瓦に差し替えができません。なのであまり高圧洗浄機を近づけ過ぎて割れるといけないので、慎重に洗います。ここが毎回難しいです。モニエル瓦の塗装で失敗しないための一つ目のポイントは高圧洗浄を丁寧にすることです。
 
 

目次2　失敗しないための下塗り材
今回は下塗り塗装です。1回目の塗装です。

材料は水谷ペイントのスラリー強化プライマーです。

このモニエル瓦の表面には着色スラリー層があり、それが次に塗る塗料との密着が悪いです。前回の高圧洗浄ではできる限り除去しましたが、100％は無理です。それでも適した下塗り材がこのスラリー強化プライマーです。モニエル瓦にはこの下塗り材が必要です。

このようにたっぷりと塗り込みます。このモニエル瓦の塗装リフォームで失敗しないポイントは、高圧洗浄でスラリー層を除去することと、モニエル瓦に合った塗料を選定することです。ここまで丁寧に洗浄して、下塗り材を選んでもらうとモニエル瓦の塗装は失敗しません。塗装会社や塗料選びの参考にして下さい。

目次3　耐用年数20年のガイナを屋根に塗装
耐用年数20年の長持ちする断熱セラミックガイナを塗装していきます。

洋瓦は凸凹しているので丁寧に塗らないと塗り残しが出てきます。



これで中塗りが終わりました。（1回目のガイナ塗装）塗装後は十分に乾燥させます。
続いて仕上げの上塗りです。


上塗りが完成しました。

断熱セラミックガイナ(GAINA)はジャクサ（JAXA)が宇宙ロケットの先端部に塗布する断熱技術を開発し、それを民間転用されたものです。

20年も長持ちする特性以外にも、熱エネルギーを封じ込めるので冬の寒いを解消する保温や断熱効果と、熱の進入を抑えるので夏の暑いを解消する遮熱効果の両方が得られる塗料です。年々ガイナの実績や効果が認められて、寺社仏閣、公共バスや電車、船や工場等々のあらゆる施設で施工実績があります。NHKや羽鳥さんのモーニングショーやニューススクランブルやtenなどのあらゆる番組に取り上げられています。テレビやメディアにもたくさん取り上げられている今注目の塗料です。

最後まで読んで頂きありがとうございました。