「本物の高耐久」屋根塗料 ナノルーフ20を徹底解説!【名張市で屋根塗装・S様邸】
2024-06-08
名張市での高耐久性塗料を使った屋根塗装
名張市S様邸にて「ナノルーフ20」を使用して、屋根塗装の中塗り・上塗りを行いました。
この記事では、
- 現時点で最高の耐久性を誇る塗料「ナノルーフ20」について
- 屋根塗装「中塗り・上塗り」の施工の様子
これらについて詳しく紹介していますので、参考にしていただけますと幸いです。
【外壁・屋根・雨漏り】無料点検受付中!
当社では、国家資格保有者や各分野のプロ職人による『外壁・屋根・雨漏り』の診断を行なっています。
自己診断だけでは対処が遅れてしまい、かえってリフォーム費用がかかってしまうケースもあります。手遅れになる前に、点検・調査の依頼をぜひご検討ください。弊社ではしつこい営業も一切ありません。
費用も無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
おうちの仕様・屋根の劣化状況
- 建築当初の仕様書を確認して、富士スレートのエアドリーム30というセメント瓦だと確認できました。
- 15年ほど前に他社で屋根塗装 → 屋根塗装の「剥がれ」を確認
- 屋根材の「ひび割れ」を発見
事前調査・これまでの施工は、以下の記事で紹介しています。
【本物の超高耐久塗料】自信を持ってオススメできる「ナノルーフ20」
今までの高耐久塗料に納得がいかなかった!
少し長くなりますが・・・
今回使用した塗料ナノルーフ20にたどりついた経緯をお話します。
以前より高耐久性を謳う塗料に色々と不可解なことがありました。
特に、屋根の塗料には長年、納得がいかなかったんです。
例えば、
- 20年の耐久性と言われているのに…10年も持たない
- 15年の耐久性といわれているのに…6年くらいで色落ちしてくる
といったようなケースがありました。
もちろん屋根は外壁よりも環境が悪く、雨や太陽の紫外線も直接当たるので劣化が進むのは理解していますが、特に高耐久のものほど誤差があるように感じていました。
ただ間違えて欲しくないのは、メーカーの商品を否定しているのではなく、塗料の紹介の方法がダメだと感じています。
「20年も持たないのに、20年の耐久性があると紹介する」
これがダメだと思っています。
「塗料の耐用年数を決める」促進耐候性試験
現在の塗料メーカーの耐用年数の基準は、主にキセノンランプ法のような検査を基準に表示されています。
「促進耐候性試験」は塗膜の劣化要因である「紫外線・熱・水(雨)」の強さを人工的に増幅させた専用機械に塗膜の試験体サンプルを晒し、その状態変化を測定し評価する試験です。
促進耐候性試験の主流 “キセノンランプ法”
国際的に多く利用され、日本国内でも塗料のJIS規格で採用され、現在は業界で主流となっている「キセノンランプ法」
主に材料や製品の耐久性や光老化を評価するために使われる試験方法です。
この方法は、キセノンランプを光源として使用し、試料に人工的な太陽光を照射することで、実際の使用環境における劣化や変色の進行を短期間で再現するものです。キセノンランプは、キセノンガスを充填したランプで、太陽光に非常に近い光源を発生させることができます。これにより、自然光にさらされた時の反応を高い精度で再現できます。
試験内容
塗膜に促進耐候性試験機を用いてキセノンアーク灯の光を照射しながら、一定間隔のサイクルで脱イオン水の霧を吹き付け、ダメージを与えた後に塗膜の変化を調べます。
検証結果
下の図は、キセノンランプ法の結果をグラフで表したものです。
キセノンランプはJISの耐候形区分にもあるため、多くの塗料メーカーが採用しています。
【注意】耐用年数だけを見て塗料を選定するのは危険!
塗料のカタログなどでは、照射時間300時間を約1年相当としているカタログが多いようです。
(ちなみにこの300時間を1年相当とすることは明確には法規制されていません。)
この計算だと、照射時間が3000時間であれば、10年の耐候性があるとなります。
また、放射照度の差の問題があります。
JISのキセノンランプ法では、放射照度は60~180W/m²と、幅のある規定がされています。
これをもし60W/m²の放射照度で試験すれば、おのずとグラフは伸びていくということが想像できるかと思います。
そのことから、同じ300時間=約1年相当と記載しているキセノンランプの結果があったとしても、各社の塗料を単純に横並びに比較できないことが分かります。
これを知ってから「耐用年数だけを見て決めるのは危険」だと痛感しました。
当てにならないとまでは言いませんが、目安にしかならない、信用し過ぎるのは危険だと。
今後は、「放射照度を記載していること」と「その照射時間で判断しよう」と思いました。
【過去最高】スゴイ検査結果を出した塗料「ナノルーフ20」
耐久年数の見極め方を考えていた矢先に、水谷ペイントのナノルーフ20に出会いました。
ナノルーフ20をキセノンランプ法で検査した結果
キセノンランプ法の放射照度は180W/m²と記載されており、なおかつ光沢保持率が80%を維持しているのが照射10,000時間を超えています。10,000時間??本当?嘘?
なぜかというと、10,000時間を超えるものは今まで見たことがないからです。
その場でメーカーに確認をとり、事実であることが分かりました。
⚠注意⚠
他社の塗料では、照射時間が5,000や7,000時間とこのグラフ結果よりも短い塗料でも、耐久年数が20年や25年の耐久性と謳っている塗料が多いです。しかも放射照度は記載されていないものがほとんどです。
そんな中、ナノルーフ20は放射照度を記載してくれて、かつ10,000時間を超えている!
今までのモヤモヤした思いを払拭してくれる塗料が、このナノルーフシリーズです。
もちろんお客様によって考え方やライププランが変わりますので、全てのお客様に合うかどうかは分かりませんが、少なくとも現時点で、高耐久な屋根塗料を希望されているなら、このナノルーフ20をお勧めできることは間違いありません。
塗料会社の「パートナー施工店」に認定されています
弊社は、施工の技術・製品への理解度などを塗料販売会社(水谷ペイント)から認められ、「パートナー施工店」として認定されています。
水谷ペイントは1922年(大正11年)から創業している会社で歴史ある企業です。
特に屋根の塗料が有名で、モニエル瓦のような特殊な乾式洋瓦の塗料は早くから販売されています。
そんな特殊な瓦の塗料は水谷ペイントが信用できる経緯もあって、パートナー施工店の契約を結んでいました。
このナノルーフが出たことで更に関係性が強くなると思います。
「すべてはお客様のために。」
では、ここからナノルーフ20を使用した名張市S様邸での実際の屋根塗装の様子をご紹介していきます。
ナノルーフ20使用の屋根塗装|施工事例(名張市S様邸)
中塗り
中塗りとは、塗装工程の中間工程として行われる塗り作業のことです。
- 塗装の下地処理後に行う中間塗り工程で、上塗りの前に実施される
- 下塗りの乾燥硬化を待ってから実施する
- 塗料の密着性や防水性を高める効果がある
- 仕上がり塗膜の均一性や塗料の密着力を高める
- 中塗り材によって目的が異なり、種類は多岐にわたる
このように中塗りは、下塗りと上塗りの間で行う重要な工程です。
屋根塗装では、この中塗りの役割が大きく、品質向上につながります。
上塗り
上塗りとは、塗装工程の最終段階で行われる塗装作業のことを指します。
- 塗装の最終仕上げ工程で、目に見える最終塗装部分
- 下塗り、中塗りの上に塗装し、仕上げる工程
- 塗料の種類によって仕上がり、意匠性、機能性が異なる
- 塗膜の保護力や耐久性を高める役割がある
- 美観向上のため、高度な技能や熟練性が求められる
上塗りは、塗装物の外観や最終仕上がりに大きく影響を与える重要な工程です。屋根の場合も、上塗りの質によってイメージが大きく変わります。
※塗布する手順は中塗りと同じように進めていきます。
使用した塗料
外壁屋根塗装スマイル名張店は「地域密着!創業59年!施工実績4900件以上!」
三重県名張市・その周辺の方に支えられて、おかげさまで外壁屋根塗装スマイル名張店は、創業59年、施工実績4900件以上になりました。
外壁や屋根など、お住まいのことでお困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。
無料の外壁・屋根の診断・雨漏り診断・丁寧な現場調査と、お客様のご要望を最優先にしたご提案をさせていただきます。
地域密着の信頼できる業者として、大切なお住まいのリフォームをサポートさせていただきます。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。