【名張市K様】外壁張り替え|築20年以上のパナホーム住宅【サイディング】
2023-12-26
名張市 K様邸にて外壁張り替えリフォーム
こんにちは!外壁屋根塗装スマイルです。
今回は、三重県名張市K様の外壁張り替え工事について、工程を全て写真つきでご紹介いたします。
(写真はタップすると拡大表示できます)
今回の外壁張り替え箇所は「お風呂の外側」と「煙突」です。
K様邸は、築20年以上のパナホーム(現 パナソニックホームズ)で建てられたお家で、パナホーム住宅によくある構造や劣化の状況がありますので、そのあたりも参考にしていただければと思います。
こちらのお家で行なった工事前の現地調査の様子は、以下のリンクからご確認いただけます。
▶【名張市 K様】屋根リフォームと外壁塗装前の現地調査|築20年以上のパナホーム住宅
今回の張り替えをする外壁『サイディング』の基礎知識
サイディングの張り替えが必要なケース
サイディング壁は、経年劣化によって、以下のような損傷が生じる場合があります。
ひび割れ
剥がれ
色あせ
カビやコケの発生
これらの損傷が生じると、外観の美観を損なうだけでなく、雨漏りなどの原因にもなります。
そのため、早めに張り替えを行う必要があります。
サイディングの張り替えの工期
サイディング壁の張り替えの工期は、1㎡あたり1~2日程度です。
ただし、施工面積や工事内容によっては、数日かかる場合もあります。
サイディングの張り替え時期
サイディング壁の張り替え時期は、使用するサイディングの種類や施工方法によって異なります。
木質系サイディング
耐久性が低いため、10~15年程度で張り替えが必要になると言われています。
プラスチック系サイディング
耐久性が中程度で、15~20年程度で張り替えが必要になると言われています。
金属系サイディング
耐久性が高いため、20~30年程度で張り替えが必要になると言われています。
※ただし、これらの目安はあくまでも一般的な場合であり、実際の耐久性は、施工状況や使用環境によっても異なります。
【外壁張り替えⅠ】お風呂の外側の剥がれている部分
Before:外壁張り替え前
まずは傷んでいるサイディングの部分的な張り替えですね。
こちらは、お風呂の外側の部分になります。
K様邸のお風呂の外側は、サイディング壁の表面が剥がれ落ちている箇所や、シミや汚れが目立つ箇所がありました
【パナホーム住宅の外壁の特徴】サイディングボード
パナホーム住宅の外壁は、サイディングボードが一般的です。
サイディングボードは、比較的耐久性の高い外壁材ですが、長年使用していると、以下のような劣化が起こることがあります。『サイディングボードの表面が剥がれ落ちる』
『サイディングボードにシミや汚れが付着する』
『サイディングボードのつなぎ目に隙間ができる』このような劣化が起こった場合は、外壁張り替え工事を行う必要があります。
外壁張り替え 工程①:既存外壁を撤去(サイディングをめくる)
写真は、サイディングをめくった後の状態です。
めくると、すぐに断熱材がありました。
事前の現地調査の時点で予想はしていましたが、透湿シートはありませんでした。
通常なら張って欲しいところですね…
築20年以上経過しているパナホーム住宅にはよくある事例です。
特にお風呂の壁は内部結露が発生しやすい場所です。
湿気がお風呂の室内側から外壁側に出ていきやすい環境なので、それを防ぐような工夫が必要です。
外壁張り替え 工程②:透湿シートを貼る
『透湿シート』とは
「水は通さないが、湿気は通す」といった性質をもつシートのことです。
例えば、雨が降った時に、傘は水は通しませんが、湿気は通します。
この傘の役割を、家で言うと透湿シートが担っています。家の中では、人間や家具などの呼吸や調理などで、常に湿気が発生しています。
この湿気が、壁の中に溜まってしまうと、結露が発生して、壁が傷んだり、カビが生えたりしてしまいます。透湿シートは、この壁の中に溜まった湿気を、外側に排出する役割をしています。
つまり、透湿シートは、壁の中に結露を防ぐために必要なシートなのです。
外壁張り替え 工程③:新しいサイディングを貼る
After:外壁張り替え後
【外壁張り替えⅡ】パナホームの煙突の壁全体
Before:外壁張り替え前の煙突
外壁張り替え 工程①:サイディングをめくる
めくると、ここにはシートが張ってありました。
外壁張り替え 工程②:新しい透湿シートを張る
外壁張り替え 工程③:新しいサイディングを張る
After:外壁張り替え後
【外壁張り替え完了】施工実績4,700件以上のプロの職人による丁寧な施工!
サイディングが剥がれ落ち、シミや汚れが目立っていた「お風呂の外側の壁」は、透湿シートをキチンと貼り、湿気対策をした上で、新しいサイディング壁を。
今回のように断熱材がある箇所は、内部結露に十分に注意をしながら施工するのもプロの技です。
ひび割れや欠損箇所が目立っていた「煙突の壁」も新しい透湿シートを貼り、その上に新しい壁を張り、綺麗な状態になりました!
次回は、サイディングの目地や窓やドアまわりのシーリング工事になります!
当社は、4,700件以上の実績があるプロの職人が、丁寧に施工いたします。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。