名張市H様邸|外壁塗装|「高コスパ塗料」水性セラミシリコン使用!重ね塗りで美しさと耐久性を追求!【施工事例】
2024-05-02
三重県名張市H様邸:外壁塗装リフォームの施工事例
こんにちは!外壁屋根塗装スマイル名張店です。
この記事では、先日完了した「三重県名張市H様邸の外壁塗装工事」の全工程の様子・使用商材についてご紹介をいたします。
外壁塗装をすることになったきっかけ
三重県名張市のH様邸は築30年以上のおうちで、ベランダやお家全体の外壁にひび割れや剥がれが見られました。そのため、外壁の塗装や修復の必要性が高まり、弊社にご連絡いただきました。
築30年以上のおうちで見つかった外壁の劣化
施工前の現場調査(雨漏り調査)につきましては、以下の記事で詳しくご紹介しています。
外壁塗装の工程①:徹底した洗浄
外壁塗装の前段階として、高圧洗浄を行います。
この工程では、外壁表面の汚れや古い塗膜を効果的に除去し、塗料の密着性や耐久性を向上させます。なお、洗浄には十分な時間が必要であり、手抜き業者には注意が必要です!
外壁塗装の工程②:コーキング(シーリング)の交換
コーキング(シーリング)は、建物の外壁や屋根、窓やドアなどの開口部、および床と壁の接合部など、異なる材料や部位の接合箇所や隙間を密封するために使用されます。
建物の外部からの雨水や風、または内部からの湿気や気温の変化などから建物内部を保護する役割を果たします。
コーキング(シーリング)の劣化は、雨漏りや外壁の腐食を引き起こす恐れがあります。弊社では、高耐久のコーキング材を使用し、メーカーの研修を受けた技術者による丁寧な施工を行います。
【耐久年数30年以上】高耐久の外壁用コーキング材
今回使用したシーリング材は、オート化学のオートンイクシード。
このシーリング材の価格は、通常のものと比較すると、2~3割程度高くなります。ですが、通常のシール材なら10年くらいで劣化してきますが、これは30年の耐久性があります。
【安心・安全な施工】メーカーの研修を受けています
お客様に安心をご提供するため、今回のシーリング材『オートンイクシード』使用の施工において、メーカー『オート化学様』が提供する厳格な研修を完了しており、今回の施工もその研修での施工マニュアルに則り、行なっております。
コーキング(シーリング)交換の工程
- 既存シーリングの撤去
まずは古いコーキングを綺麗に取り除きます。
カッターナイフなどの工具を使って、外壁にこびりついたコーキング材をしっかりと削ぎ落とす事がとても重要なのですが、外壁を傷つけないように慎重に作業する必要があります。 - 養生
コーキングを充填する際には必ず、マスキングテープで養生を行います。
「外壁にコーキング材が付着するのを防ぐため」「綺麗に充填させるため」
これらのために養生する必要があり、養生をする場合としない場合では仕上がりに大きな差が出ます。 - プライマーの塗布
コーキングの密着性を高めるための下地材=プライマーを刷毛で丁寧に塗っていきます。
プライマーはコーキング材に合ったものを選定します。※窓まわりやドアまわりは、『増し打ち』といって既存のシール材を残したまま上からシール材を重ねるやり方が標準的な施工となります。なので、今のコーキング材の上からプライマーを塗ります。
- 新しいコーキング材を充填
十分な量のコーキング材を目地に充填し、隙間をしっかりと密閉していきます。(コーキング材が少ないと、剥離しやすくなりますのでたっぷり充填してもらいましょう) - 充填したコーキング材を押さえる
目地詰めが完了したら、注入したコーキング材をヘラなどで抑えていき、きれいに仕上げていきます。慎重に進めていく繊細な作業です。
外壁塗装の工程③:下塗り(塗装1回目)
下塗りは、密着性や耐久性を向上させる重要な工程です。
適切な下塗り材を選定し、外壁の状態に応じた丁寧な施工を行います。また、乾燥時間の確保も十分に考慮します。
下塗りの工程
- まずは端部を刷毛で塗ります。
端部は塗りやすい刷毛で、アルミ製部分(窓サッシやドアまわり)を避けるように注意深く塗装します。この段階での丁寧な作業が重要で、塗り残しやムラが後々の仕上がりに影響します。
- ある程度、刷毛で塗れたら、ローラーで壁全体に塗ります。
下塗り材は「水性ソフトサーフSG」
下塗りに使用した塗料は、水性ソフトサーフSG(エスケー化研)です。
- 微弾性があり防水性を発揮します 。
- 外壁がモルタルなので、ひび割れに強い下塗り材を使用しています。
名張市の気温・湿度を把握し、適切な乾燥時間を!
下塗りが完了した後は、十分に乾燥の時間をとります。
塗料の仕様書に書かれている乾燥時間は、次に使用する塗料(主材)が
- 水性なら2時間
- 弱溶剤なら16時間以上
とあり、今回の主剤は『水性』のため、通常であれば2時間。
ですが、名張市での気温や湿度に応じて乾燥時間は異なり、今回は慌てないほうが良いと判断しました。
湿度が高い時間帯には作業を避けるため、夕方の17時過ぎまでには塗装作業を終えるようにしています。
乾燥し切れずに塗った塗料が翌朝に流れてしまうといったトラブルを避けるためです。
「高圧洗浄」「コーキング(シーリング)交換」「下塗り」の施工につきましては、下記の記事でさらに詳しくご紹介しています。
外壁塗装の工程④:中塗り(塗装2回目)
中塗りは外壁の防水性や耐候性を高め、美しい仕上がりを実現します。適切な塗料の選定と均一な塗布がポイントです。ここでも乾燥時間の確保もしっかり行います。
中塗りの工程・施工ポイント
- 適切な塗料選定
中塗りには適した塗料を選ぶことが重要です。耐久性や色の安定性を考慮しましょう。 - 均一な塗布
中塗りは均一に塗布することが求められ、ムラや厚塗りを避け、美しい仕上がりを目指します。
端部は刷毛で丁寧に塗布していきます。
端を塗り終えたら、壁全体へローラーで塗布していきます。
- 乾燥時間の確保
中塗り後は十分な乾燥時間を確保します。
急いで上塗りを行うと仕上がりに影響が出る可能性がありますので、その時の気温・湿度に応じて乾燥時間は慎重に判断します。
中塗り・上塗り材は「水性セラミシリコン」
外壁の材質や塗料の耐久性、お施主様のご要望(将来設計)を考慮し、塗料を選定していきます。
今回H様邸での中塗り・上塗りに使用した塗料は、水性セラミシリコン(エスケー化研)です。
水性セラミシリコンの特長
- 超耐久性
シロキサン結合を持つ架橋塗膜は、紫外線、湿気などのポリマー劣化要因に対し、優れた抵抗性を示し、建物を長期に亘り保護します。 - 優れた低汚染性
緻密な架橋塗膜は、大気中の粉塵や排気ガスを寄せ付けず、優れた低汚染性を発揮します。 - 防かび・防藻性
特殊設計により、長期に亘ってかびや藻類などの微生物汚染を防ぎ、衛生的な環境を維持できます。
外壁塗装の工程⑤:上塗り(塗装3回目)
最終工程である上塗りでは、最終的な仕上がりに直結する工程であり、中塗り同様、慎重に丁寧に行います。
端部は刷毛で丁寧に塗り、全体はローラーで塗布、中塗りと同じ塗り方で施工を進めていきます。
「中塗り」「上塗り」のつきましては、以下の記事で詳しくご紹介しています。
【外壁塗装完了】Before・After
外壁塗装前
外壁塗装後
H様より施工後のコメント
「ベランダがひび割れているので連絡したことが最初でした。
30年も何もしてこなかったので予想以上にダメになっていました。安いプランから高いものまで、いくつも持ってきてくれてました。
色々考えて今後のこともあるので全てお任せしようと思いました。特にこちらの考えを聞いてくれたことが安心できました。
職人さんも丁寧でいい人ばかりで。次は家の中も考えているので、そっちもお願いすると思います。」
※H様邸で施工したその他のリフォームは、以下の記事で紹介しています。
弊社は地域密着!創業59年・施工実績4900件以上!
三重県名張市・その周辺の方に支えられて、おかげさまで外壁屋根塗装スマイル名張店は、創業59年、施工実績4900件以上になりました。
外壁や屋根など、お住まいのことでお困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。
外壁・屋根の無料診断、丁寧な現場調査とお客様のご要望を最優先にしたご提案をさせていただきます。
地域密着の信頼できる業者として、大切なお住まいのリフォームをサポートさせていただきます。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。