【三重県名張市】屋根塗装|失敗しない屋根の塗り替えのポイントが1回目の下塗りである理由
2022-03-23
塗料メーカーの耐久年数は条件付き?
一般的な塗り替えは3回塗りで、1回目を下塗り、2回目を中塗り、3回目を上塗りと言います。
よく言われる“シリコン塗料”や“フッ素塗料”は中塗り以降に出てくる主剤のこと。
ではこの下塗りとは?
この主剤と屋根との密着を高めたり、弱っている基材を強化する役割です。
メーカーの耐用年数はこの下塗りが適正であることが条件。
当たり前ですが、ココが適正でないと主剤で良い塗料を使っても長持ちしません。
名張市や伊賀市で塗り替えをお考えならこのあたりも注意しましょう。
実際の現場で下塗り
三重県名張市N様の屋根塗装リフォーム工事。
1回目の下塗り
水性のカチオンシーラー。
錆止め塗装
谷や棟板金は鉄製ですので、下塗りで錆び止めを塗ります。
2回目の下塗り
大分吸い込みが無くなってきました。
【詳細】下塗りを2回塗った理由
今回のN様の屋根は傷みが激しいので、下塗りを2回塗りました。
(中塗りと上塗りを入れると合計で4回塗り)
1回の下塗りだけだと塗料の吸い込みが激しくなり、そのまま主剤の中塗りに進めると塗りムラが出来て、長持ちしなくなります。
また方角によっても吸い込みに変化があります。
特に北や西面は吸い込みが激しく、下塗りを3回塗ることもあります。
これが主剤を長持ちさせるポイント。
塗り替えの時には気を付けましょう。
今日はこれで終わります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
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一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
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