【三重県名張市】屋根リフォーム|今の屋根に軽量屋根材リッジウェイを重ねる
2021-12-08
三重県名張市H様の屋根リフォーム工事。
今のスレート屋根の上に新しい屋根材を重ねるカバー工法。
昔の屋根リフォームは、古くなった屋根をめくってから、新しい下地を張ってから屋根材を葺いていく方法しかありませんでした。
今回のように“重ねる”メリットは
〇処分費用がほとんどかからないので安くなる
〇工期が短くなる
〇近隣周囲への飛散が減り、迷惑をかけることが少なくなる
デメリット
〇少し重くなる(30坪くらいの一般住宅なら約500kg~、太陽光発電を乗せる位の重さ)
また、2005年以前のスレート屋根の場合は、アスベストが含まれている可能性が大きく、それが人体に影響が出ないかを心配される人もいます。
ただし実際は粉砕しない限り問題は発生しません。
屋根リフォームの工程
①【雨漏り防止】防水シート張りと水切の設置
②【屋根カバー工法】『軽量屋根材』リッジウェイを重ねる
①【雨漏り防止】防水シート張りと水切の設置
屋根を重ねる前に防水シートを張ります。
台風や災害時の雨で屋根の中に入り込んでも雨漏りしないようにするため。
工事前
名張市の冬は意外と寒いので劣化が早くなるケース多いです。
防水シートを張る
白いシートが防水シートです。
万一屋根材の中に雨が浸入してもこの防水シートがあればこの上を伝って外へ排出されます。
水切りを設置
続いてケラバ(屋根の端)部分に水切りを設置します。
ケラバ(端)は風あたりが強いため雨が吹き込むことも多く、雨漏りしやすい箇所。
ケラバ部分は雨が浸入しやすい箇所です。
特に台風や突風の時には入りやすく雨漏りがしやすい部分。
なので、このように水切りを設置することで、万一雨が浸入しても、この水切りの上を通って外へ排出されるようにしています。
“防水シートを張ること”
“水切りの設置”
これが未然に雨漏りを防ぐ大切な工程になります。
②【屋根カバー工法】『軽量屋根材』リッジウェイを重ねる
旭ファイバーグラスの軽量屋根材リッジウェイを重ねます。
軒先から貼ります。
棟板金を被せます。
壁際の水切りを設置。
完成。
【詳細】今回の重ねた屋根材のリッジウェイとは?
旭ファイバーグラス株式会社が販売している屋根材です。
製品の特長
〇軽い
リッジウェイの重量は瓦の約1/4、化粧スレートの約1/2と軽量のため、建物への負担が少なく耐震性に優れています。
〇耐風性
標準仕様実験(風速38m/s)、強風仕様実験(風速46m/s)でも浮き剥がれの現象は起きず、高い耐風性能が実証されています。 ※強風地域・場所では強風仕様での施工をおすすめしております。
〇美しい
リッジウェイ独特の2層構造とランダムな粒状彩色石のグラデーションカラーが、立体感ある陰影を演出し、個性豊かで深みのある表情を屋根に与えます。
これで終了です。
名張市の屋根リフォームで喜んで頂けるように頑張ります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。