伊賀市で玄関ドアと雨戸の塗装|「サビ止め無し」は絶対ダメ!【I様邸】
2024-06-06
雨戸や玄関ドアといった外装建具の塗装を伊賀市I様邸にて行いました。
外装建具の塗装の重要性や施工の流れを伊賀市I様邸での施工事例と併せて、ご紹介いたします。
外装建具塗装の重要性
雨戸や玄関ドアは外壁や屋根と同様に、建物を守る重要な役割を果たしています。
適切な塗装が施されていない外装建具は、日光・雨水・風、そして気候変動などの影響を受けやすく、時間の経過と共に劣化やサビが進みます。
劣化した外装建具は見た目の美しさだけでなく、機能性や耐久性も低下させる可能性があるので、定期的な塗装メンテナンスは雨戸の長寿命化や外観の保持に不可欠です。
十分なメンテナンスが行えていない場合、以下のような問題が生じる可能性があります。
- 耐候性の低下
雨戸や玄関ドアは、常に外部の気候条件にさらされています。塗装が剥がれたりひび割れたりすると、雨や風、太陽光などの影響を受けやすくなり、その結果、耐候性が低下します。- 劣化と腐食
塗装が傷んだ雨戸や玄関ドアは、劣化や腐食が進行しやすくなります。特に金属部分は錆びや腐食の影響を受けやすく、塗装による保護が不可欠です。- 美観の損失
玄関ドアや雨戸も住宅の外観を決定する重要な要素です。塗装が剥がれたり色褪せたりすると、建物全体の美しさが損なわれる可能性があります。- 構造の保護
雨戸や玄関ドアは、住宅の構造を保護する役割も担っています。十分な塗装によって、建物の構造的な問題や損傷を防ぐことができます。
施工事例紹介(伊賀市I様邸)
三重県伊賀市I様邸で実施した、玄関ドアと雨戸の塗装を実際の写真を使いながら、実際の施工の様子をご紹介していきます。
外壁屋根塗装スマイルが選ばれる理由|弊社がお約束する3つの安心
玄関ドアの塗装
玄関ドアを塗装する際、塗装に適したドアの種類や素材について知っておくことが大切です。以下に、塗装ができる玄関ドアの主な種類とその特徴を説明します。
玄関ドアの塗装の施工手順
下塗り
中塗り
上塗り
雨戸の塗装
雨戸の塗装が必要な劣化症状
雨戸を確認し、以下のような症状が見られた場合は塗装を検討しましょう。
- 手で触ると粉が付く
雨戸に触った際に手に粉が付く状態(チョーキング)は、塗装時期のサインです。雨戸は紫外線によって塗料が劣化し、表面が粉だけになります。 - 変色や色あせが起きている
雨戸の表面が劣化して色あせが見られる場合、再塗装が必要です。耐久性と美観を保つためにも注意が必要です。 - サビが発生している
白さびや赤さびなどのサビが見られたら、早めに塗装を行いましょう。サビは素材の強度を低下させ、破損の原因になります。
【重要】雨戸塗装のサビ止め塗装は必須!
残念ですが…手抜き業者は平気で錆止めの工程を飛ばしてきます。
理由は、この作業を飛ばしてもお施主様には分かりづらいから…
メーカーの下請けをしている職人でさえ「錆止めなんか入れないですよ」と平気で言う人もいます。
上塗りの塗料は、あくまでも保護材。
その前にサビ止めを塗ることが、長寿命化の重要ポイントです。
サビ止め塗料の役目
- 耐久性向上
サビは金属の劣化を引き起こします。サビ止め塗装は金属部分を外部の悪条件から保護し、耐久性を向上させます。- 美観の維持
サビた部分は見た目にも悪影響を及ぼします。サビ止め塗装によって美観を維持し、建物の外観を良好な状態に保ちます。- 構造の安全確保
金属部分がサビるとその構造的な強度が低下し、安全上の問題が生じる可能性があります。サビ止め塗装は構造の安全を確保します。- 将来のメンテナンス軽減
サビが進行すると修復が難しくなり、コストもかさむことがあります。サビ止め塗装は将来のメンテナンスコストを軽減する役割も果たします。
雨戸塗装の施工手順
掃除
まず、業者は雨戸をきれいに掃除します。ホコリや汚れがついたままでは塗料がうまく乗りません。水と洗剤を使ってしっかり洗い、乾燥させます。
表面の修理
雨戸にサビやひび割れがないか確認し、必要ならサビを落としてパテで埋めます。これにより、塗料がきれいに仕上がります。
研磨(やすりがけ)
雨戸の表面をサンドペーパーでやすりがけします。これで古い塗料や表面のざらつきを取り除き、新しい塗料がしっかり付くようにします。
これらの手作業を丁寧に行うことがとても重要です!
サビ止め塗装
まず、下地剤(プライマー)を塗ります。これにより、塗料がしっかりと密着し、長持ちするようになります。特に金属製の雨戸にはサビ止め効果のある下地剤を使います。
雨戸は、アルミ製の枠と波型の鉄製の部分から成り立っています。
枠は塗らずに波型の鉄製の部分を塗ります。
鉄は劣化するとサビて穴が空いてきますので、それを防ぐためにサビ止め塗装を行い、劣化を防ぎ、保護します。
サビ止め塗料は赤色で、塗装方法は吹き付けで行います。
中塗り
錆止め塗装が完了したら、乾燥させてから中塗り(塗装2回目)に入ります。
中塗りは主に保護や仕上げのための塗料を塗る工程です。
上塗り
通常、複数回塗り重ねることで、厚みが出て色が均一になります。
雨戸塗装を「吹き付け」でする理由
・均一な塗り面
吹き付け塗装は、刷毛やローラーでの手作業と比較して、均一で一貫性のある仕上がりを実現します。これにより美しい仕上がりが期待できます。
・作業効率の向上
吹き付けは大きな面積を素早く塗ることができ、作業効率が向上します。これにより、工期の短縮や施工コストの削減が可能です。
・細かな部分への適用
雨戸には細かいディテールが多く、吹き付け塗装はこれら細かな部分にも効果的に適用できます。手作業では難しい箇所も均一に塗ることができます。
・均一な厚みの確保
吹き付け塗装は均一な塗膜の厚みを確保しやすく、耐久性や防水性を向上させることができます。
※吹き付け塗装の際には飛散を考慮し、周囲の養生をしっかり行います。(全ての箇所を養生するのは難しい場合は、倉庫に持って帰って塗装させていただく場合もあります)
塗料|エスケー化研のクリーンマイルドウレタン
上塗り用の塗料は、エスケー化研のクリーンマイルドウレタンを使用しました。
この塗料は鉄製との相性が良く、耐久年数が10~12年という優れた特性を持っています。
耐久年数10年〜12年!メリットたくさんの塗料
- 高耐久性
- 防かび
- 防藻性
- 透湿性(透湿性塗膜は内部結露の防止に役立つ)
- 幅広い下地適用性(旧塗膜の種類を問わず、優れた密着性を発揮)
I様邸での「工事前の現場調査」、これまで行なった「外壁のコーキング交換」「外壁塗装」については、以下の記事で紹介しています。
【創業59年・施工実績4900件以上】伊賀市の皆様から信頼される地元密着業者として
外壁屋根塗装スマイル 伊賀店は、地元の皆様に支えられて「創業59年、施工実績4900件以上」になり、経験豊富なプロの職人たちが日々丁寧に施工しております。
三重県伊賀市・その周辺にお住まいの方で、外壁・屋根の劣化でお困りの方がいらっしゃいましたら、国家資格保有者による無料診断を行なっておりますので、お気軽にお問い合わせください。
丁寧な現場調査と適切な提案をさせていただきます。
地元に密着した信頼できる業者として、大切な住まいのリフォームをサポートさせていただきます。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。