【伊賀市U様邸】モルタル外壁塗装|ひび割れをUカット補修し弾性塗料で仕上げた13日間・104万円の全工程
伊賀市U様邸のモルタル外壁塗装は、どんな工事だったのか
伊賀市U様邸の外壁塗装は、ひび割れの多いモルタル外壁をUカットで補修し、弾性タイプの塗料で塗り替えた工事です。
最後に木の破風板(はふいた、屋根の端に沿って付く板)も塗り直しました。
工期は13日間、施工金額は104万円でした。
モルタル外壁にお住まいなら、こんな疑問が浮かんだことがあるかもしれません。
「壁にひびが増えてきた。塗り替えれば直るのだろうか」
ひびの上から色を塗るだけでは、下地が動いたときに同じ場所がまた割れてきます。
長持ちするかどうかを分けるのは、塗る前の補修と、塗料の選び方です。
このページでは、U様邸の外壁塗装を、ひび割れの補修から破風板の仕上げまで1本にまとめました。
工程ごとのくわしい記事へのリンクも添えています。
施工前
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施工後
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【施工データ】伊賀市 U様邸 モルタル外壁塗装 工事概要
伊賀市U様邸は、雨漏りした屋根をカバー工法で直したあと、モルタル外壁と木の破風板を塗り替えた戸建て住宅です。
施工現場:三重県伊賀市 U様邸(戸建て住宅)
外壁の種類:モルタル外壁(吹き付け仕上げ)
工事内容:外壁塗装(ひび割れのUカット補修・高圧洗浄・下塗り・中塗り・上塗り)/破風板(木部)の塗装
工期:13日間
施工金額:104万円
ひび割れ補修:オートンイクシード(オート化学工業)
下塗り材:エスケー弾性プレミアムフィラー(エスケー化研)
中塗り・上塗り:エスケー弾性プレミアムシリコン(エスケー化研・期待耐用年数14〜16年)
破風板の塗料:クリーンマイルドウレタン(エスケー化研)
担当:外壁屋根塗装スマイル伊賀店(植上)
雨漏りでうかがったその日に、外壁のひび割れもご相談いただきました
雨漏りの調査でうかがった際に外壁のひび割れもご相談いただき、屋根に続けて外壁の塗装もお任せいただきました。
屋根から雨漏りしはじめたU様は、ネットで業者を探されたそうです。
私たちにご連絡をいただき、すぐにうかがいました。
U様が気にされていた外壁を担当の植上が確かめると、傷みはかなり進んでいました。
雨漏りが続いていたため、足場は早めに組んでいます。
屋根工事が始まるまでのあいだは、ブルーシートで雨をしのぎました。
屋根は、古いスレート屋根の上に金属の屋根材を重ねて張るカバー工法で雨漏りを止めています。
雨漏りしていたU様邸のスレート屋根を、横暖ルーフSで重ね張りした屋根カバー工法の全工程
工事前のU様邸の外壁と破風板は、どこが傷んでいたのか
工事前のU様邸は、モルタル外壁にひび割れが出ており、木の破風板は塗膜がめくれて木の地肌が出ていました。
モルタルは、セメントに砂を混ぜて職人が塗り付けた外壁です。
継ぎ目のない一枚の壁になる反面、建物のわずかな揺れや乾燥による縮みで、ひびが入りやすい性質があります。
U様邸のひびには、表面だけの浅いものではなく、壁の奥まで届いているものもありました。
奥まで達したひびは、そこから雨水がしみ込み、中の木材を傷める入り口になります。
破風板で目立っていたのは、塗膜のめくれです。

塗膜がはがれた部分の木は灰色にあせ、表面の繊維がささくれ立っていました。
茶色の塗膜が残っている部分でも、板のつなぎ目のあたりから割れや欠けが出はじめていた状態です。
U様邸のモルタル外壁塗装は、どんな順番で進めたのか
U様邸の外壁塗装は、ひび割れ補修、高圧洗浄と乾燥、下塗り、中塗り・上塗り、破風板の塗装の5工程で進めました。
ここからは、各工程で何をしたのか、なぜそうしたのかを順にご紹介します。
工程① ひび割れをUカットで削り広げ、オートンイクシードで埋め直す
最初に取りかかったのは、ひび割れの補修です。
サンダー(電動の研削工具)で、ひびに沿って壁をU字型に削り、溝をつくります。
これがUカット工法です。

わざわざ壁を削るのは、細いすき間のままでは補修材が奥まで入っていかないからです。
溝の内側にプライマー(補修材を壁に接着させる下塗り)を塗り、そこへオートンイクシードを充填しました。

埋めたあとは、下地調整材をヘラで塗って周りとの段差をならします。
仕上げに、周囲の壁と同じ凹凸の模様になるよう塗材を吹き付けました。

この「柄合わせ」をしておかないと、補修した部分だけが平らに残り、塗装後も跡が浮いて見えます。
Uカットからプライマー、オートンイクシードの充填、柄合わせの吹き付けまでの補修手順
見積書に、ひび割れの補修方法は書かれていますか
「Uカット」「Vカット」など方法の名前があれば、削って埋める補修が見込まれています。「補修一式」とだけなら、どう直すのかを尋ねてみてください。
工程② 高圧洗浄で汚れを落とし、壁の中まで乾かす
補修のあとは、業務用の洗浄機で外壁を洗います。
補修跡のまわりに残った粉やほこりを流すのも、この工程の役目。

長年雨風を受けた壁には、砂ぼこりや雨だれの筋、コケなどの汚れが積もっているもの。
それを残したまま塗れば、塗料は壁ではなく汚れの層に乗り、汚れごとはがれかねません。
U様邸では壁面だけでなく、軒天(のきてん、外壁より外へ張り出した軒の裏側)まで洗っています。
軒天まで洗っているか、洗浄に半日以上かけているかは、丁寧さを見分ける目安になります。
洗ったあとは、壁を十分に乾かしてから次へ進みました。
モルタルは水を吸い込む素材なので、表面が乾いて見えても中に水分が残っていることがあります。
その水分を塗膜で閉じ込めると、あとでふくれやはがれの原因に。
工程③ 弾性フィラーの下塗りで、ひび割れに追従する土台をつくる
下塗りには、エスケー化研の「エスケー弾性プレミアムフィラー」を使いました。

弾性タイプの下塗り材は、ゴムのように伸び縮みします。
モルタルの下地がわずかに動いても膜がついていくため、補修した場所からひびが浮き上がりにくくなります。
「フィラー」は英語で「埋めるもの」という意味です。
髪の毛ほどの細いひび(ヘアクラック)や細かな凹凸を埋めながら、壁の表面を整えます。
この働きは、ある程度の厚みをつけて塗ってはじめて出てきます。
そのため、U様邸では塗る量を控えずに下塗りを行いました。
下塗りは、仕上げの色の下に隠れてしまう工程。
見積書に下塗り材の商品名まで書かれているかどうかも、見ておきたい点です。
高圧洗浄と乾燥、エスケー弾性プレミアムフィラーで下塗りした工程のくわしい記録
工程④ エスケー弾性プレミアムシリコンを、中塗り・上塗りの2回重ねる
仕上げの塗料は、エスケー化研の「エスケー弾性プレミアムシリコン」です。
同じ塗料を、中塗りと上塗りの2回に分けて塗り重ねました。

1回で厚く塗らないのは、乾き方にムラが出るからです。
表面だけが先に乾くと、内側に乾ききらない層が残ったまま固まり、割れやはがれにつながります。
U様邸の壁は吹き付け仕上げで、表面に細かな凹凸があります。
凹凸の谷まで塗料が届くよう、ローラーに圧をかけて塗り進めました。
広い壁では、どこで塗るのを区切るかも仕上がりを左右します。
乾きかけた面に重ねると、そこだけ厚みが変わって線のように見えるためです。
区切りは、出隅(外側の角)や入隅(内側の角)など、もともと線のある場所に合わせました。
中塗りのあとは、メーカーが定める塗り重ねの乾燥時間をとってから上塗りへ。
上塗りでは、壁を斜めから見て艶の出方をそろえ、塗り残しがないかを確かめています。

塗り継ぎの位置と乾燥時間の管理まで追った、中塗り・上塗りの4つの工程
工程表で、中塗りと上塗りの日付を見比べる
同じ日に続けて塗る段取りなら、乾燥時間をどうとるのかを聞いてみてください。
工程⑤ 木の破風板をケレンし、クリーンマイルドウレタンで2回塗る
外壁の次は、木の破風板です。
木の部分を塗り替えるなら、本来はオイルステインのように木にしみ込む「浸透型」の塗料が向いています。
ところがU様邸の破風板には、すでに表面に膜をつくる「造膜型」の塗料が塗られていました。
浸透型が効くのは、木の地肌に直接塗ったときだけ。
古い膜が残っていると、木まで届きません。
膜をすべて削り落とせば、浸透型に切り替えることはできます。
ただ、高い位置にある破風板の全面でそれを行うと手間が大きく、削るぶん木そのものもやせてしまいます。
そこでU様邸では、前と同じ造膜型の塗料として、クリーンマイルドウレタンを重ねることにしました。
最初の作業は、研磨用の不織布(マジックロン)やサンドペーパーでこするケレン(下地処理)。
浮いた古い膜は落とし、しっかり付いている膜(活膜)は表面に細かな傷をつけて、新しい塗料の土台として生かします。
ケレンで地肌が出た部分は、塗料をよく吸い込みます。
その吸い込みを1回目で受け止め、2回目で膜の厚みとつやを全体にそろえました。

浸透型を選ばなかった理由と、ケレンから2回塗りまでの破風板塗装
手の届く木部の塗膜を、爪で軽くこすってみる
窓まわりの木枠などで膜がめくれるなら、日当たりの近い破風板も同じように傷んでいるかもしれません。
U様邸の外壁塗装には、どんな材料を使ったのか
U様邸では、ひび割れの補修にオートンイクシード、外壁にエスケー化研の弾性塗料2種、破風板にクリーンマイルドウレタンを使いました。
オートンイクシード(オート化学工業)
Uカットした溝に充填したシーリング材です。
年月を経ても硬くなりにくく、ひび割れの再発を抑えます。
仕上がれば見えなくなる部分だからこそ、長持ちする材料を選んでいます。
エスケー弾性プレミアムフィラー(エスケー化研)
伸び縮みする性質をもった、弾性タイプの下塗り材です。
下地の動きに強い土台をつくる役目を担います。
エスケー弾性プレミアムシリコン(エスケー化研)
メーカー公表の期待耐用年数は14〜16年。
紫外線で塗膜が壊れる原因を抑えるラジカルコントロールという技術と、ひび割れへの追従性を備えています。
メーカーによれば耐アルカリ性にもすぐれ、アルカリ性を示すモルタルの表面に向いています。
クリーンマイルドウレタン(エスケー化研)
溶かす力の弱いシンナーで薄めて使い、主剤と硬化剤を現場で混ぜる2液型のウレタン樹脂塗料です。
メーカーは適用下地に「各種旧塗膜(活膜)」を挙げています。
古い膜を侵しにくいので、残った活膜に重ねるU様邸の破風板に合っていました。
期待耐用年数は10〜12年と公表されていますが、メーカーが想定する下地での目安にすぎません。
伸び縮みする木の破風板は、外壁より早めに一度点検しておくと安心です。
塗り替えを終えたU様邸は、どう変わったのか
塗り替えを終えたU様邸は、くすんで見えていた外壁が明るい白っぽい色でそろいました。
濃い茶系に塗り直した破風板が、屋根まわりの輪郭を引き締めています。

先に工事をした屋根から、外壁、破風板まで。
雨漏りのご相談から始まった工事は、これでひと通り完了です。
【お客様の声】外壁塗装を終えたU様からのご感想
U様からは、最初の対応から足場とブルーシートの手配、塗装の仕上がりまで、ご感想をいただきました。
屋根が雨漏りしてきたので、ネットで業者を探しました。
スマイルさんが一番に来てくれて、その時に外壁のひび割れや木?が落ちていたので相談しました。よく見てもらい、けっこう傷んでいるので外壁の塗装もお願いしました。
雨漏りしていたので素早く足場を組んで工事が始まるまでの間ブルーシートを貼ってくれたのは嬉しかったです。塗装も綺麗にしてくれて満足です。
ありがとうございました。
屋根に続いて外壁までお任せいただき、ありがとうございました。
伊賀市でモルタル外壁を塗り替える前に、費用・塗料・工期はどう考えればいいか
費用は面積と補修量と塗料で変わり、ひび割れの多い壁には弾性塗料が向き、工期は乾燥待ちや天候で変わります。
Q. モルタル外壁の塗装費用は、何によって変わりますか?
費用を大きく変えるのは、塗る面積、ひび割れの数と補修の方法、使う塗料、付帯部(外壁以外の部材)の量と傷み具合です。
ひび割れが多い壁ほど補修の手間が増え、傷んだ木部ほどケレンに時間がかかります。
2階建てのU様邸では、104万円でした。
塗料は、壁の面積とメーカーが定める1缶あたりの塗れる面積から必要な量が決まります。
その量が中塗り・上塗りの2回分になっているかを、見積書で確かめてください。
Q. モルタル外壁には、どんな種類の塗料が向いていますか?
ひび割れが多く出ているモルタル外壁なら、伸び縮みする弾性タイプの塗料が向いています。
硬い塗料は下地の動きについていけず、表面に割れが出やすくなります。
塗料の種類は、樹脂の種類(ウレタン・シリコンなど)と、伸びる性質があるかどうかの2つで見分けるのが手早い方法。
U様邸では、外壁にシリコン系の弾性塗料、木の破風板にウレタン樹脂の塗料を使いました。
Q. モルタル外壁塗装の工期は、何日くらいですか?
2階建て・モルタル外壁のU様邸では、外壁塗装の工期は13日間でした。
日数を左右するものの一つが、乾燥を待つ時間です。
洗浄のあとに壁を乾かす時間、中塗りと上塗りのあいだの塗り重ね乾燥時間は、どちらも削れません。
雨の日が続けば、そのぶん工期は延びます。
モルタル外壁の塗り替えで失敗しないためには、何を確かめればいいか
確かめたいのは、塗る前にひびを奥まで埋めるか、弾性が上塗りまで通っているか、木部にいま何が塗られているかの3点です。
1. ひび割れは、塗る前に奥まで埋めておく
表面をなでるだけの補修では、時間がたつと補修跡がまた開いてきます。
U様邸ではUカットで溝をつくり、オートンイクシードを奥まで充填しました。
2. 伸びる性質を、仕上げの層まで切らさない
下塗りだけを弾性にしても、仕上げが硬ければ効き目が薄れます。
U様邸ではフィラーもシリコンも弾性タイプで統一しました。
3. 木部の塗料は、いま塗られているものを確かめてから選ぶ
U様邸の破風板では、古い膜の種類を見たうえで造膜型を重ねています。
ひびの入った壁を奥から埋め直し、破風板まで塗り替える。
U様邸の外壁塗装は、完成後は目に触れない下地の手当てに手間をかけた工事でした。
伊賀市でひび割れの目立つ外壁にお悩みの方へ
外壁屋根塗装スマイル伊賀店では、外壁・屋根から破風板のような木部まで、無料で診断しています。
たとえば、こんなことが気になりはじめていませんか。
「外壁の細いひびが目立ってきた」
「前に補修した場所が、また割れている」
「屋根の雨漏りと一緒に、外壁も見てほしい」
ひび割れは、幅や深さによって必要な補修の方法が変わります。
表面を埋めれば足りるのか、U様邸のように削って埋め直すべきなのかは、壁を実際に見なければ判断できません。
診断にうかがうのは、2級建築施工管理技士・宅地建物取引士・外装劣化診断士の資格をもつ担当の植上です。
写真を撮りながら傷みの状況をご説明し、いま必要な工事と急がなくてよい工事を分けてお伝えします。
診断とお見積もりは無料で、その場で契約をお願いすることはありません。
伊賀市を中心に、名張市・宇陀市とその周辺が対応エリアです。
お電話でのご相談は 0120-541-100 までどうぞ。
この記事を書いた人
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植上 功一外壁屋根塗装スマイル|店長(診断士・監督・営業)
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業60年以上・施工実績 5,000件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。