【三重県名張市K様邸の屋根塗装】築20年のパナホームに遮熱・断熱セラミック塗料”ガイナ”【施工事例】
2024-03-03
三重県名張市K様邸での屋根塗装リフォームが完了いたしました!
この記事では、全工程を写真と共に紹介しています。
今回使用した特別な『ガイナ』という塗料についてもご紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
【名張市K様邸の屋根について】工事前の現地調査
K様邸は、築20年以上のパナホーム(現 パナソニックホームズ)で建てられたお家で、メールでお問い合わせをいただき、伺うことになりました。
屋根の劣化箇所
【屋根劣化ポイント①】汚れが目立つ・苔の発生
北側の屋根の方が、汚れや苔が目立ちます。
苔は一定の湿度がないと発生しないため、『防水効果が低下している』と考えられます。
【屋根劣化ポイント②】雨樋の詰まり・軒先に目立つ汚れ
雨樋には、年月の経過により苔やゴミで詰まりが発生しており、水が十分に流れずに溜まってしまっています。
南側の屋根の軒先も汚れが目立っています。
【提案内容】屋根塗装 or 新しい屋根を重ねる
屋根は、年数に応じた劣化具合に応じて、『塗装』か『屋根を重ねる』ことが必要になります。
(▶屋根のリフォーム工事についてはこちら)
【提案①】屋根塗装
屋根の表面に適切な塗料を施すことで、外部からの悪天候や紫外線から保護し、劣化を予防します。
塗料は屋根材に密着し、耐久性を向上させるとともに、外観を美しく保つ効果があります。
また、防水性や耐候性の向上も期待できます。
【提案②】屋根の重ね葺き(カバー工法)
劣化が進んでいる場合や修復が難しい場合には、既存の屋根に新しい屋根材料を重ねて施工する方法があります。
これにより、屋根全体の強化と保護が行われ、新しい屋根材の特性が効果的に活かされます。
※K様邸では、『屋根塗装』を実施することになりました。
【今回の屋根塗装のポイント】遮熱・断熱+αが叶うセラミック塗料”ガイナ”
『GAINA(ガイナ)』は、塗布するだけで遮熱、断熱、その他さまざまな利点が得られ、耐久年数が15年~20年の優れた塗料です。
【セラミック塗料】ガイナのメリット7つ
①耐久年数が15年~20年
紫外線耐久性が高く、建物の膨張・収縮も抑えられるため、長期的に建物を保護します。
②断熱機能
室内の温度上昇を促し、光熱費の節約につながります。
また保温効果も高く、冬場の寒さ対策としても効果的です。③遮熱機能
ガイナは日射光を反射する性質が高いため、外壁や屋根への塗装によって夏の暑さ対策になります。体感温度も下がるため、快適な室内環境を実現します。
④遮音・防音機能
ガイナの塗膜は音を反射しやすいため、音の進入を防ぎます。外部や建物内からの騒音を抑える効果が期待できます。
⑤空気質改善機能
(室内塗装に使用した場合の機能です)
ガイナから放射される赤外線により、マイナスイオンも発生して空気環境を整えます。これにより、空気中の汚れを浄化し、ニオイ物質の浮遊を抑えます。⑥結露抑制機能
温度差が小さくなるため、内壁や天井の結露発生を防ぐことができます。
⑦高い安全性
臭いや刺激が少なく、国からも安全性の高さが認められており、防火性能にも優れています。
ガイナについては、こちらで詳しく紹介しています。
屋根塗装リフォームの流れ
【工程①】高圧洗浄
屋根は壁よりも汚れやすく、苔やカビなどが付着していることが多いので、念入りに洗浄を行います。
高圧洗浄を丁寧に行うことで、塗料の密着度が向上し、美しい仕上がりと長持ちを実現することができます。
【工程②】下塗り(塗装1回目)
洗浄後、十分に乾燥させてから、下塗りを行います。
■下塗りに使用した塗料
“スレート屋根に密着性が高い”エスケー化研の水性ミラクシーラーエコです。
【工程③】サビ止め塗布
棟板金や谷板金には、それぞれ素材に合ったサビ止め塗料を塗ります。
スレート屋根と板金は素材が違いますので、下塗りの塗料も異なってきます。
下塗り材を使い分けるこの一手間は、屋根塗装の仕上がりに大きく影響します。
【工程④】縁切り・タスペーサー入れ
下塗り乾燥後に縁切りを行い、タスペーサーを挿入しました。
縁切りとは
塗装後に塞がった屋根材の隙間を再び開ける作業です。
雨水の流れを促進し、屋根材の通気性を確保することで、雨漏りやカビの発生を防ぎます。タスペーサーとは
屋根塗装時に屋根材の間に差し込む部材で、適切な隙間を確保し、縁切りの効果を長持ちさせます。これも雨漏り防止に重要な役割を果たします。
①スレート屋根の重なり部分をカッターや皮スキ(スクレーパー)で切り込み、縁切りを行います。
②縁切り後、屋根の重なる箇所にタスペーサーを挿入し、隙間を確保していきます。
縁切り・タスペーサーは『雨漏り防止の要』でもある、とても重要な工程です。
詳しくは以下の記事でご紹介しています。
▶【名張市で屋根塗装】雨漏り対策の秘訣は…下塗り+屋根の隙間?通気?【K様邸】
【工程⑤】中塗り(塗装2回目)
中塗りとは、塗装工程の中間工程として行われる塗り作業のことです。
具体的には以下のような特徴があります。
・塗装の下地処理後に行う中間塗り工程で、上塗りの前に実施される
・下塗りの乾燥硬化を待ってから実施する
・塗料の密着性や防水性を高める効果がある
・仕上がり塗膜の均一性や塗料の密着力を高める
・中塗り材によって目的が異なり、種類は多岐にわたるこのように中塗りは、下塗りと上塗りの間で行う重要な工程です。
屋根塗装ではこの中塗りの役割が大きく、品質向上につながります。
①端部を刷毛で丁寧に塗布していきます。
②次に、屋根全体へローラーを使って、ガイナを塗布していきます。
③中塗りが完了したら、ガイナをしっかりと乾燥させます。
今回使用する塗料(ガイナ)の乾燥時間は、次の通りです。
・夏場: 2時間から3時間
・冬場: 4時間から5時間
無理をせず、慎重に進めていきます。
【工程⑥】上塗り(塗装3回目)
上塗りとは、塗装工程の最終段階で行われる塗装作業のことを指します。
具体的な特徴は以下の通りです。
・塗装の最終仕上げ工程で、目に見える最終塗装部分
・下塗り、中塗りの上に塗装し、仕上げる工程
・塗料の種類によって仕上がり、意匠性、機能性が異なる
・塗膜の保護力や耐久性を高める役割がある
・美観向上のため、高度な技能や熟練性が求められる上塗りは、塗装物の外観や最終仕上がりに大きく影響を与える重要な工程です。屋根の場合も、上塗りの質によってイメージが大きく変わります。
①上塗りでもまずは、端部を刷毛を使って丁寧に塗っていきます。
②端の塗り作業が終われば、次はローラーを使用して屋根全体に均一に塗布していきます。
K様邸では他にもこんなリフォームも!
▶雨戸・小庇の吹き付け塗装|サビ止めは必須!重ね塗りで綺麗に!
【名張市K様】お客様のお声「他と違った提案、丁寧な説明、塗料選定が決め手」
パナホームで建てたので、パナホームで屋根リフォームの見積りをお願いしたら、「葺き替えか、カバー工法のみ」で計算されていました。
そして、パナホームが出してくれた見積りは高額だった為、ビックリして、名張市の業者を探しました。スマイルの担当 植上さんは、家を見に来てくれて、「屋根塗装か、カバー工法のどちらかの選択ができます」と言ってくれました。
パナホームからは屋根塗装の話はなかったので、大丈夫かな?と不安になりましたが、丁寧に説明してくれましたので、段々と安心できるようになりました。また塗料もガイナというもので、長持ちして良さそうだったのでそれも決め手になりました。
これでしばらくは大丈夫ですね。
名張市の皆様に支えられて、創業59年・施工実績4900件以上!
名張市をはじめ、地元の皆様に支えられて当社はおかげさまで『創業59年』、屋根リフォーム・外壁塗装の『施工実績4,900件』を突破しました。
おうちの外壁や屋根のお悩みをお持ちの方、無料診断を行なっておりますのでお気軽にお問い合わせください。
お住まいをより美しく、耐久性の高いものに仕上げるお手伝いをさせていただきます。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。