【屋根重ね葺き,外壁塗装,サイディング目地シーリング打ち替え,雨樋交換工事】奈良県北葛城郡広陵町U様邸 外装リフォームの詳細

北葛城郡広陵町のU様邸の屋根と外壁の工事の詳細です。

 

 

 

まずは工事前の調査からです。

 

 

 

U様には去年のイベントに来て頂いた際、

 

 

 

色々と相談を受けていました。

 

 

 

 

まずは屋根からです。

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表面の塗膜は剥がれています。

 

 

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軒先になるほど傷んでいます。

 

 

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割れている屋根材もありました。

 

 

 

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雨樋に苔が溜まっています。

 

 

CIMG6469

 

 

雨樋の塗膜も剥がれています。

 

 

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続いて外壁です。

 

 

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黒いシミが表面についているように見えます。

 

この黒は排気ガスに含まれる成分と同じでして、

 

空気中の有害物質が付着している状態です。

 

 

CIMG4541

 

 

こちらは苔ですね。

 

サイディングの目地のシーリング剤も剥離してきています。

 

CIMG4568

 

 

こちらも剥離してきています。

 

 

CIMG4581

 

 

 

 

以上の内容を踏まえて工事に入ります。

 

 

 

まずは足場の組み立てです。

 

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1階の屋根から工事します。

 

 

まずは棟板金を取り除きます。

 

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軒先から屋根材を重ねていきます。

 

CIMG6660

 

 

 

 

近づくとこんな感じです。

 

CIMG6659

 

 

 

 

 

今回の屋根材はニチハの横暖ルーフといいまして、

 


 

 

重ね葺きとしてはよく売れている商品です。

 

 

 

特徴として

 

とにかく軽い!

(下図をクリックすると拡大されます)

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瓦と比較すると1/10、カラーベスト屋根でも1/4~1/5の重さ。

 

軽いと地震にも強くなりますね。

 

 

 

 

遮熱素材のため夏は涼しい!

(下図をクリックすると拡大されます)

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遮音性も高い!

(下図をクリックすると拡大されます)

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屋根材の裏側に断熱材が入っているため、

 

 

その断熱材がクッションとなり遮音性を高めてくれます。

 

 

また断熱材も一緒に設置されているので、

 

 

冬の断熱効果も期待できます!

 

 

そんないいことづくしの横暖ルーフです!

 

 

 

 

さて工事に戻りまして、

 

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上まで重ねることが出来ました。

 

 

 

 

 

CIMG6713

 

 

 

 

 

屋根材と壁際の雨漏り防止にコーキングも充填しました。

 

CIMG6709

 

 

 

 

 

次に2階の屋根の重ね葺きです。

 

 

 

まずは棟板金を外して、棟の下地材を入れます。

 

棟の下地材

 

 

 

 

 

 

 

棟の下地材

 

 

 

 

軒先から重ねていきます。

 

軒先から重ねる

 

 

 

 

 

 

寸法を合わせながら屋根を重ねていきます。

 

更に重ねる

 

 

 

 

 

 

 

上に向かって屋根を重ねる

 

 

 

 

 

 

棟の近くまで屋根を重ねました。

 

棟の近くまで重ねる

 

 

 

 

棟板金の取り付けです。

 

 

 

 

 

この桟木(下地材)を被せるように板金を取り付けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

棟板金を被せることが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋根は1階と2階ともに完成しました。

 

 

これで屋根の重ね葺き工事が終了しました。

 

 

 

 

 

 

続いて外壁塗装工事に入っていきます。

 

 

まずは高圧洗浄から入ります。

 

 

長年の汚れをしっかりと落とすとこで、

 

 

塗料の密着を高めます。

 

 

 

 

 

雨戸もしっかりと洗います。

 

半日以上かけて洗浄が終わりました。

 

 

 

 

 

乾燥させてから外壁の修理に入ります。

 

 

 

今回の外壁はサイディング壁でして、

 

 

その目地のシーリング剤(コーキング)の打ち替えをしていきます。

 

 

このシーリング剤も劣化すると剥離し雨漏りの原因にもなりますので、

 

 

丁寧に進めていきます。

 

 

 

まずは既存のシーリング剤を除去します。

 

これだけでも数時間かかります。

 

 

続いてプライマーを塗布します。

 

 

これを塗ることでシーリング剤の密着を高め、

 

 

長持ちさせます。

 

ここで30分以上乾燥させます。

 

 

地味ですが必要なことです。

 

 

 

 

続いてシーリング剤を充填していきます。

 

 

 

押さえてテープを外して完成です。

 

 

弊社ではシーリング剤は、

 

 

オート化学のオートンイクシードを使用します。

 

 

他と違う点は圧倒的に長持ちすることです。

 

 

普通のものは数年で劣化してきますが、

 

 

このオートンは30年も長持ちする商品なんです!

 

 

それを大量に発注することでお安く提供しています!

 

 

 

 

 

 

続いて雨戸の塗り替えです。

 

 

この雨戸の塗り替えも単純に塗ればいい!

 

 

というものでもありません。

 

 

洗浄後にまずは雨戸をペーパーで擦ります。

 

雨戸の表面を少し削ることで

 

塗料を密着しやすくするためです。

 

地味ですが大切な工程です。

 

 

 

次に雨戸の錆び止めの塗装です。

白い塗料が錆び止め塗料です。

 

これを入れないとすぐに剥離してきます。

 

 

 

雨戸の錆び止め塗装完成。

 

 

 

乾燥待ちです。

 

 

 

続いて雨戸の上塗り塗装です。

 

 

 

 

 

 

 

雨戸塗装の完成です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨戸の塗装もこれだけの工程を踏むことで

 

長持ちしてきます。

 

 

 

続いて外壁の塗装に入ります。

 

 

1回目の塗装を下塗りと言いまして、

 

 

実はここが一番大切な工程になります。

 

 

この下塗りは現在の傷んでいる外壁を強化するとともに、

 

 

次に塗る塗料の接着剤のような役割を果たします。

 

 

だからメチャクチャ大切なんです。

 

 

でも悪徳業者が一番手を抜くところですので

 

 

気をつけましょう!

 

 

 

 

 

では工事に戻ります。

 

 

下塗り前。

 

 

 

 

 

この白い塗料が下塗りの材料です。

 

今回はエスケー化研の水性ソフトサーフを使用しています。

 

 

これは小さな傷やクラックを埋めてくれる微弾性塗料です。

 

 

 

 

 

 

下塗りが完成しました。

 

 

乾燥待ち。

 

ここで待つのも大切な事です。

 

そうしないと次に塗る中塗りの密着がすごく悪くなります。

 

 


十分に乾燥させて中塗り(2回目)に入ります。

ベージュ系の色が中塗り塗料です。

 

 

 

 

 

 

中塗りが完成しました。

 

乾燥させます。

 

 

次に上塗り(3回目)塗装です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と本来ならここで終わるはずでしたが、

 

U様と話し合いまして

 

更に違う色を塗ることになりました。

 

カラーシュミレーションや塗り板では何度も確認していましたが、

 

思っていた色と違いましたので、再度塗ることになりました。

 

 

 

 

上塗り(4回目)塗装

 

 

 

 

更に上塗り(5回目)塗装

 

 

 

 

 

 

 

続いてジョリパットの工程に入ります。

 

 

塗り替え前

 

 

この赤いレンガ調のサイディング壁のところを

 

 

ジョリパットで仕上げます。

 

 

 

 

まずはサイディングの不陸(凸凹)を

 

 

平坦にするために下地を調整します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下地調整(セメント系フィラー)が完了しました。

 

 

乾燥させます。

 

 

 

 

さらにジョリパットの下地調整です。

 

 

上塗り(仕上げ)前の下地造りですね。

 

 

 

右のグレーが前回の下地調整。

 

左のアイボリー系の色が今回の下地調整。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2回目の下地調整が完了しました。

 

 

しばらく乾燥させます。

 

 

 

次にジョリパットの仕上げ。

 

 

今回はジョリパットネオJQ650という商品です。

 

 

ジョリパットの中でも汚れに強く、

 

 

可とう性(ひび割れ防止)に優れているタイプです。

 

 

 

可とう性の実験

ひび割れに強い!

 

 

 

 

汚れ防止について

 

流れる雨水とともに汚れを除去します。

 

 

 

同じ条件下で汚れ方を実験

 

汚れに強い。

 

 

 

 

カビの繁殖実験

カビが繁殖しにくい。

 

 

 

 

対候性について

 

退色の非常に少ない顔料を使用。

 

色褪せが極めて少なく、

 

いつまでも仕上がりの美しさを保ちます。

 

このような上質なJQ650を使用します。

 

 

 

 

柄はアールテスタ。

 

コテ塗りの人気ある商品です。

 

 

 

 

 

では工事に戻ります。

 

上塗りは厳密に言うと2回塗ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

模様付けは職人の腕の見せ所になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これでジョリパットは完成しました。

 

 

 

続いて雨樋の交換です。

 

 

雨樋交換前

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨樋交換後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これで終了です。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

スマイルロゴ

 

 

この記事を書いた人

植上 功一
植上 功一外壁屋根塗装スマイル|店長(診断士・監督・営業)
【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター

\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。

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