外壁塗装工事・屋根塗装工事で失敗しない秘訣【塗装直後に塗膜がボロボロになる原因1】
2016-06-19
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
早速ですが・・・
未だに塗装で騙されている方々が多いようです。
(昔よりは随分減りましたが)
【外壁塗装・屋根塗装】失敗の事例
塗装後、2、3年で屋根がボロボロになった
塗ってすぐに雨漏りした
壁や屋根に水ぶくれのような膨らみが出てきた
その他に
『数年で壁に大きな黒いシミが出てきた』
『塗りムラがあって汚い』
等々まだまだたくさんあります。
選んだ職人や業者が悪かったと言えばそれまでですが、どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?
その原因はそれぞれの現象によって変わってきます。
一番多いのは
数年で塗料がボロボロになるケースですね。
その原因は・・・
①下地(現在の外壁や屋根)の処理を適切にしていない
下地処理の中にも色々あります。
➊水洗いを適切にやっていない
“適切に”がポイントですね。
洗い方で差がでます。
❷屋根や外壁の修理を適切にやっていない
すき間を埋めるためにシーリング剤を充填しますが、その前にプライマーを塗ることでシーリングとの密着性を高めます。
これを面倒臭いと思ってやらない業者がいます。
乾燥待ち(1時間から半日くらい)後、シーリングを充填します。
❸今の外壁や屋根の素材や傷みの症状に合った下地調整剤を使っていない
通常塗装の場合は3回塗りが多く、1回目の塗装(下塗り)、2回目の塗装(中塗り)、3回目の塗装(上塗り)となります。
この1回目の下塗りが、ここの下塗り調整剤を使った塗装になります。
この“下塗り調整”という工程は、何十年も雨ざらしで弱り切った外壁や屋根を強化したり、固めたりします。
また次に塗る中塗り(2回目塗装)や上塗り(3回目)の接着剤の役割も果たします。
つまりムチャクチャ重要なんです!
(すいません文字が大き過ぎました(-_-;))
でも悪い業者ならこの工程を飛ばしたり、適当に余っている材料を塗ったりしているようです。
どんなに良くて高い塗料を後から塗っても、下地に合っていない材料や下塗りをしてしまうと絶対に長持ちしません!
では実際はどのようにするかと言いますと、傷みが激しい場合は下塗り調整剤を2種類塗ります。
その場合は中塗りと上塗りを入れると4回塗りになります。
カチオンシーラーを1回目に塗ります。
(下地の外壁を固めて強化しています)
次に微弾性のポリマー樹脂を塗ります。
(小さな傷やすき間を埋めてくれます。
また次の塗料の密着性を高めます。)
これが下塗りを2回塗った工程になります。
今日はこのくらいにしまして、続きは次回にじっくり説明させてもらいます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。