【宇陀市】モルタル壁に水性ソフトサーフSGを塗装
2018-01-08
奈良県宇陀市I様の外壁塗装工事の続きです。
今日はモルタル外壁に1回目の塗装をします。
1回目の塗装を下塗りといい、弱ったモルタル外壁を強化したり、小さなヒビ割れや傷を埋めたり、2回目や3回目に塗る塗料の密着性を高める役割を果たします。
だからメチャクチャ大切な工程になります。
下塗りしていきます。
今回使用しているのはエスケー化研の水性ソフトサーフSGです。
これはローラー塗りになります。
白い箇所が下塗り材の水性ソフトサーフSGを塗っていて、それ以外は塗る前になります。
これで下塗りは完了しました。
今回使用したのがエスケー化研の水性ソフトサーフSGです。
特長として、
・工期短縮(1つの材料で下地調整、下塗り、中塗りの機能を備えています。)
・微弾性があり防水性を発揮します。
・旧塗膜表面の微細なひび割れ、巣穴などを1回塗りでカバーでき、良好な仕上がり感が得られます。
・水性から溶剤形まで各種塗材に優れた密着性を示し、耐久性の高い保護層を形成します。
・水性ですので、材料の保管が簡単で安全です。
・低臭気で安全な作業環境を維持できます。
通常塗り変える前は外壁にしても屋根にしても非常に弱っていたり痛んでいる状態です。
この弱っている状態をまずは正常に近い状態に戻すことが大切になります。
これを怠るとどんなに良い塗料を塗っても長持ちしません。
一般的に塗装は3回塗りをしますが、1回目の塗装を下塗り、2回目の塗装を中塗り、3回目の塗装を上塗りと言います。
よく言われるシリコンやフッ素や無機塗料が長持ちする!
という話は中塗り以降の塗料の話になります。
もちろんそこも大切ですが、その中塗り以降の塗料の耐久年数(長持ちする度合い)は、1回目の下塗りや下地の調整をその傷み具合や材質に合わせたもので丁寧に行なっていることが大前提になっています。
だからそこを軽く見るとメーカーの耐用年数通りに長持ちはしません。
残念ながらそれを分かっている会社や職人はまだまだ少ないです。
業者や職人選びで長持ちするかどうかが決まってきますので、慎重に選びましょう。
今日はこれで終了です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
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