宇陀市で屋根リフォーム開始|D様邸の屋根めくり〜防水シート施工を写真で解説

改質アスファルトルーフィングを施工している様子(2)

宇陀市で屋根リフォームを検討しているあなたへ

「最近、屋根の痛みが気になる…」
「そろそろリフォーム時期かな…」

そんなふうに感じている宇陀市の皆さまへ、
実際の屋根リフォーム工事の様子を一部ご紹介します。

今回ご紹介するのは、宇陀市D様邸の屋根リフォーム工事の一部工程です。

宇陀市D様邸 施工前 屋根

宇陀市D様邸|屋根リフォーム前

具体的には、既存の屋根材を撤去する「屋根めくり」から、防水性能を高めるための「防水シート(ルーフィング)施工」までの流れを、実際の施工写真付きでわかりやすく解説しています。

この記事を読むことで、

  • 屋根の工事はどんな工程で進むのか
  • 防水シートの役割や種類
  • 工事の質を見極めるポイント

がわかります。

記事の最後では、無料の屋根診断サービスのご案内もございますので、
「我が家の屋根、ちょっと心配…」という方は、ぜひ最後までご覧ください!

宇陀市D様邸 屋根葺き替えリフォームの施工がスタート

既存の屋根材をめくる(撤去作業)

宇陀市D様邸の屋根リフォーム工事が、いよいよ本格的にスタートしました。
今回の施工は「葺き替え工事」と呼ばれるもので、既存の屋根材をすべて撤去して新しい屋根材へと交換する大がかりな工事になります。

まず最初に行うのが、古い屋根材を一枚一枚はがしていく「屋根めくり」の工程です。

既存の屋根材を撤去している様子

D様邸は築25年、屋根には太陽光パネル設置済みで、屋根材にはスレート(カラーベスト/コロニアル系)が使用されていました。

現地調査時の状態では、次のような劣化が確認されています。

宇陀市D様邸 施工前 屋根 塗装の剥離

  • 屋根全体で色あせ・艶引けが進行している
  • 軒先部では基材が露出している箇所が散見される
  • 北面では、塗膜の浮き・剥がれや藻の付着が広がっている
  • 軒先では塗膜の剥離やエッジ部分の劣化が顕著

このような劣化が進んでいる屋根材をそのまま残したままでは、剥がす際に割れや破損を起こしやすくなります。

屋根めくりの作業では、周囲に飛散しないよう注意深く撤去を進めていきます。
安全面を最優先にしながら、古い屋根材の釘を一本ずつ抜き取り、丁寧に剥がしていく手作業は、経験豊富な職人でなければ効率よく行うことができません。

この工程をきちんと行わないと、下地材を傷めてしまったり、残った釘が新しい防水層を破る原因になってしまう可能性もあるため、非常に重要なプロセスです。

また、屋根材を剥がして初めて見えてくる部分もあります。
この後ご紹介する防水シート(ルーフィング)の状態や、野地板(屋根の下地)など、ふだん目に見えない“屋根の内部”をチェックする機会でもあります。

宇陀市での屋根リフォームをご検討中の方は、
こういった“見えない部分の施工が丁寧かどうか”が、業者選びの重要なポイントになるとぜひ覚えておいてください。


防水シート(旧ルーフィング)の劣化状態をチェック

屋根材を撤去すると、次に見えてくるのが防水シート(ルーフィング)の状態です。
このシートは、屋根の下にある“二次防水層”として非常に重要な役割を担っており、屋根材の隙間から雨水が入り込んだ際に、家の内部への浸水を防いでくれる最後の砦です。

宇陀市D様邸では、築年数に相応した旧式のアスファルトルーフィングが使われていました。

防水シート(旧ルーフィング)の劣化状態

防水シート(旧ルーフィング)の劣化状態
写真でも確認できるように、ところどころ大きく破れていたり、めくれている箇所がありました。
この状態では雨水が侵入した際、下地や室内への被害が広がる恐れがあります。

一般的にこの旧タイプのルーフィング(アスファルトフェルト)は、フェルト紙にアスファルトを染み込ませたもので、コストは抑えられる反面、耐久年数は15年程度と短めです。

D様邸の防水シートも、まさにその耐用年数を超えており、強風や台風時にはかなりリスクのある状態でした。

屋根材を剥がさなければ見えない箇所だからこそ、こうした劣化を早期に発見できる定期点検や無料診断が非常に重要です。


新たに12mmのコンパネを敷く工程とは?

古い防水シートの上から新しい防水層を支えるための下地補強を行います。
D様邸の工事では、厚さ12mmの構造用合板(コンパネ)を全面に敷き詰めました。

コンパネを敷き詰めた屋根下地の様子1

コンパネを敷き詰めた屋根下地の様子2

このコンパネは、屋根全体の強度を高めるとともに、防水シート(ルーフィング)をしっかり固定する土台となります。

また、メーカー保証を付けるための必須条件として、こうした新規の下地材が指定されているケースも少なくありません。

既存の下地材が古くなっている場合や、釘の穴などが多数残っている場合は、上からコンパネを重ねることで施工の信頼性が大きく向上します。

このひと手間を省く業者もいる中で、D様邸ではしっかりとこの工程を実施。
長持ちする屋根にするための“基礎工事”として非常に大切な作業です。


通常のルーフィングとの違いとは?

下地のコンパネがしっかり施工された後は、新しい防水シート(ルーフィング)を屋根全体に敷き詰めていきます。

今回使用したのは、改質アスファルトルーフィングという高性能タイプのルーフィング材です。

改質アスファルトルーフィングを施工している様子(1)

改質アスファルトルーフィングを施工している様子(2)

従来のルーフィング(アスファルトフェルト)は、耐久年数が約10~15年程度でしたが、改質アスファルトルーフィングは約20~30年の耐久性があります。

この防水シートには、アスファルトに合成ゴムや樹脂などの改質材が添加されており、柔軟性が高く、熱や寒さにも強いため、ひび割れや破れが起こりにくいのが特徴です。

特に宇陀市のように寒暖差のある地域では、気温の変化による劣化が少ないという点で、大きなメリットがあります。

また、台風や豪雨などの強い風雨によってスレート瓦の下に雨が吹き込むケースもありますが、このような高性能ルーフィングが「万が一」の侵入にも備えてくれるのです。

屋根は「見えないからこそ安心が大事」。
このような高性能素材を選んで丁寧に施工することで、長期的に安心して住み続けられる住まいが実現します。


なぜルーフィング施工まで1日で終えるのか?

今回のD様邸のような屋根の葺き替え工事では、「屋根材の撤去」から「下地補強」「防水シート施工」までを1日で終わらせるのが一般的です。

理由は明確で、屋根の構造を一度剥がすと、建物内部が雨風にさらされる状態になるためです。

そのため、天候が安定している日を選び、複数名の職人が一気に作業を進める体制が取られます。

実際にD様邸の工事当日も、通常よりも多めの職人が現場に入り、連携してスピーディーかつ丁寧に作業を行いました。

朝から屋根めくりをスタートし、下地補強を終えたのが昼過ぎ。
午後から防水シートの施工を行い、夕方にはすべての防水処理を完了できたため、万が一夜に雨が降っても問題のない状態に仕上げています。

このように、屋根リフォームはスピードと安全性のバランスが極めて重要です。

しっかりと工程管理ができている業者であれば、1日でここまで確実に進められる施工力を持っていると言えるでしょう。


施工職人の人数が多い日の意味とは?

屋根リフォームにおいて、「今日はいつもより職人の数が多いな」と感じる日があるかもしれません。
実は、職人の人数が多い日=工程上もっとも重要な作業が行われる日であることが多いのです。

D様邸のように、屋根をめくって防水シートを張るまでを1日で完了させる工程では、作業スピードと正確さの両立が求められます。

そのため、通常より多くの職人を現場に投入することで、各作業を同時進行で効率よく進める体制が組まれるのです。

具体的には、屋根材の撤去班、下地処理班、防水シート施工班などに分かれて、限られた時間の中で的確に工程を進めていきます。

このような段取りがスムーズにできるかどうかは、現場管理の質=施工会社の対応力を表すバロメーターとも言えるでしょう。

「一日でこれだけの作業が進んだ」という結果の背景には、入念な工程計画と適切な人員配置があるのです。

屋根リフォームをご検討中の方は、施工当日にどれだけの職人が入り、どのように作業が進んでいるかもぜひ注目してみてください。


現場写真を活用して、業者選びの判断材料に

屋根リフォームを検討する際、「どの業者に依頼するか」は非常に大きなポイントです。

そんな時に参考になるのが、実際の施工現場を写真で確認できるかどうかという点です。

たとえば、以下のような写真をホームページやブログで紹介している業者は、現場での作業をきちんと記録し、施主との情報共有を大切にしている傾向があります。

  • 屋根材の撤去作業
  • 下地処理(コンパネ施工)
  • 防水シート施工の様子
  • 安全装備を整えて作業している職人の姿

こうした現場写真を見ることで、「どんな作業がされているのか」「工程がきちんと踏まれているか」といった点がよく分かります。

もちろん、すべての業者が施工写真を公開しているわけではありませんが、こうした記録をしっかり残す姿勢は、丁寧な仕事や安全管理への意識の高さを表しているとも言えるでしょう。

屋根リフォームは、完成後はほとんど目に見えない部分の工事です。
だからこそ「見せられる施工」をしているかどうかが、安心して任せられる業者かどうかの一つの判断基準になります。

これから屋根リフォームを検討される方は、ぜひ写真付きで作業内容を公開しているかどうかもチェックしてみてください。


無料診断で“見えない劣化”を発見しよう

屋根の不具合は、見た目にはわかりづらい劣化から始まるケースが多くあります。

とくに今回ご紹介したような防水シート(ルーフィング)の劣化は、屋根材を剥がして初めて確認できる箇所のため、普段の生活の中では気づくことができません。

「最近なんとなく屋根が気になる」「前回の点検から年数が経っている」
そんな方は、無料診断を活用して状態をチェックしてみるのがおすすめです。

屋根のプロが点検を行うことで、

  • 屋根材のズレ・割れ
  • 棟板金の浮き・サビ
  • 防水層の劣化兆候
  • 雨漏りにつながるリスク箇所

などを、写真とともにわかりやすくご説明いたします。

「まだ大丈夫」と思っていても、台風や突風、豪雨の直後には思わぬトラブルが起きやすいものです。

費用がかかる前に、まずは点検で現状を把握することが、最終的なコスト削減にもつながります。

宇陀市エリアにお住まいで、屋根の状態が気になっている方は、ぜひお気軽に無料診断をご相談ください。

屋根の状態、見えないからこそ点検を

今回ご紹介した宇陀市D様邸の屋根リフォームでは、屋根の劣化が見つかり、早期の施工により安心して暮らせる住まいを守ることができました。

屋根はふだん目にする機会が少ないからこそ、気づかないうちに劣化が進んでいることも少なくありません。

「そろそろ点検した方がいいかな…」
そんな小さな気づきが、大きな修繕費用を防ぐ第一歩になることもあります。

もし少しでも不安がある方は、今の状態を正しく知ることから始めてみませんか?
当社では以下のような無料診断サービスをご用意しています。

お電話でのご相談も歓迎です。
受付時間:9:00〜19:00(定休日:日曜・祝日

📞TEL:0120-541-100

宇陀市・宇陀市周辺にお住まいの方で、安心できる屋根リフォームをご希望の方は、ぜひ外壁屋根塗装スマイル宇陀店までお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

植上 功一
植上 功一外壁屋根塗装スマイル|店長(診断士・監督・営業)
【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター

\ 創業60年以上・施工実績 5,000件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。

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