【奈良県高取町】外壁塗装|20年の耐久性の断熱セラミックガイナを外壁に塗り替えリフォーム
2020-11-17
奈良県高取町のU様の外壁塗装リフォーム工事です。
20年の耐久性の断熱・セラミック ガイナを塗ります。
このモルタル壁はひび割れが多く、塗装前の下地調整が大切になります。
かなり外壁が傷んでいましたので、外壁修理をしてから塗装をしています。
目次1 めくれている箇所を外壁修理
目次2 雨漏り防止にひび割れている外壁を修理
目次3 ひび割れに強い下塗り材で1回目の塗装
目次4 20年持つ断熱セラミックガイナを外壁塗装
目次1 めくれている箇所を外壁修理
塗り替え前にめくれている外壁を修理します。
めくれている箇所は皮スキでめくります。
そのまま塗装してもめくれてしまうので。
次にカチオンフィラー(セメント系塗料)を塗ります。
乾燥させてからシーラーを塗ります。
透明のシーラーです。
乾燥させてからソフトリシン(柄付け)を塗ります。
元々めくる前がリシンだったので、周りの柄と合わすためにソフトリシンを塗ります。
これで外壁修理が終わりました。
目次2 雨漏り防止にひび割れている外壁を修理
雨漏り防止に塗装前にひび割れを修理します。
工事前のひび割れ状況。
サンダーでひび割れ部分をカットします。
ひび割れの奥までシーリング材(コーキング材)を入れることで、この箇所での再発を防ぐのでカットします。
プライマーを塗ります。
シーリング材と外壁との密着を高める役割を果たす大切な工程です。
シーリング材(コーキング材)を充填。
ヘラで押さえる。
完成です。
今回の外壁はモルタル壁です。
長所は他の外壁よりも安いですが、短所は定期的な塗装が必要なのでメンテナンスにコストがかかることです。
塗装や修理を怠るとひび割れが起こり、雨漏りしていきます。
また既にあるひび割れの修理を適切に行うことが必要です。
最近では外壁塗装の塗料は長持ちする高耐久なものが多数出ていますが、ひび割れの修理が不適切だと塗料が長持ちしても、ひび割れが再発して雨漏りするケースもあります。
ひび割れの修理と外壁塗装の塗料の選択は別で考えて下さい。
目次3 ひび割れに強い下塗り材で1回目の塗装
今回はモルタル壁(セメント系)で、古くなるとひび割れが多くなり雨漏りの原因になるので、それを未然に防ぐために微弾性効果のある下塗り材を使用しました。
弾性効果は伸び縮みしてくれる効果がありますので、ひび割れに追従してくれます。
さらにマスチックローラーを使用することでより肉厚に外壁に密着するようにしました。
こうすることでよりひび割れに強い状態を作ります。
また外壁塗装は通常は3回塗りで、1回目を下塗り、2回目を中塗り、3回目を上塗り塗装と言います。
いわゆるシリコンやフッ素といった塗料は中塗り以降に出てきます。
今回の1回目の下塗りはこの中塗り以降の塗料と外壁とを密着させたり、下地を強化する大切な役目を果たします。
なのでかなり重要な工程になります。
ここで手を抜かれると失敗します。
下塗りが完成しました。
目次4 20年持つ断熱セラミックガイナを外壁塗装
20年の耐久性の断熱セラミックガイナを塗装します。
2回目の中塗りです。
このガイナにはセラミックがたくさん配合されています。
通常の倍から数十倍とも言われています。
そのセラミック層が夏の暑さを軽くしてくれる遮熱効果や、冬の寒さを抑えてくれる断熱効果を発揮してくれます。
夏にはお客様から塗装後すぐに『エアコンしてなかったら汗が出る位暑かったのに、そんなに暑くないよ!すごいわ』って言われました。
また冬には『前の晩のお風呂の残り湯が翌朝でもまだ暖かいよ。ガイナを塗る前はこんなことなかった』って教えてくれました。
中塗りが終わりました。
仕上げの上塗りです。
また防音効果もあり、約20dB下がる結果が出ました。
角地で車の通りが多い立地で、うるさくてストレスだったけど、ガイナを塗装後はストレスが無くなった!と喜んでもらいました。
また屋根に塗るとにわか雨に気づかないくらいの防音効果です。
上塗りが完成しました。
今回使用したガイナです。
これで終了します。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。