【名張市K様】外壁の目地(シーリング)を交換!|築20年以上のパナホーム・サイディング
2024-01-10
いつも外壁屋根塗装スマイルのブログをお読みいただき、誠にありがとうございます。
今回は、三重県名張市 K様の外壁の目地交換工事(シーリング工事)について、ご紹介いたします。
ご自宅の外壁において目地交換工事を考えたことはありますか?
今回は目地交換工事の工程の全て、そして、なぜ外壁の目地交換が重要であるのか、メリットについて詳しくご紹介いたします。
【名張市K様邸】外壁目地(シーリング)事前調査
K様邸は、築20年以上のパナホーム(現 パナソニックホームズ)で建てられたお家です。
現状の外壁の目地を評価し、劣化や損傷の程度を確認します。
ひび割れや変形が見られる場合、交換が必要かどうかを判断します。
工事前の現地調査については、以下の記事でご確認ください。
【セルフチェック】外壁の目地に、こんな症状ありませんか?
正確な外壁目地の診断は、損傷の程度や劣化の状態によります。
以下、外壁目地を診断する際に考慮すべきポイントです。ひび割れ
外壁目地にひび割れが見られる場合、これは水が浸入しやすくなり、損傷を招く可能性があります。
変形
外部の気象条件や建物の基礎の振動などが原因で目地が変形している可能性があります。変形が進行している場合、補修や交換が必要となることがあります。
シーリングの劣化
外壁目地の素材によっては、時間とともに劣化することがあります。色あせ、ひび割れ、硬化などの兆候を確認します。
防水性の損失
外壁目地は防水の役割も果たっています。劣化した目地は水漏れや浸水の原因となりますので、防水性を評価します。
目地の密着性
外壁目地が壁に十分に密着しているかどうかを確認します。剥がれや浮きがある場合は、補修や交換が必要です。
汚れやカビ
目地表面に汚れやカビがある場合、これは美観だけでなく、耐久性に悪影響を与える可能性があります。
当社では、外壁無料診断を行なっています。
上記のポイントをしっかりチェックし、少しでも当てはまる場合はお問い合わせください。
損傷が進行している場合や安全に関わる問題がある場合は、早めの補修や交換が重要です。
【外壁目地交換①】古い目地の取り外し
古い目地の取り外しは慎重かつ注意深い作業が必要です。
以下は、この工程を円滑に進めるポイントです。
適切な工具の選定
古い目地を取り外すためには、カッターナイフなどの適切な工具を使用します。工具の選定は目地の種類や状態によります。
剥がれやすい目地の処理
剥がれやすい目地は手で剥がれることがあります。手で剥がせる部分は手作業で慎重に取り外します。
残留物の除去
目地を取り外した後、残留する可能性がある接着剤や残りの目地を除去します。これには専用の除去剤や工具を使用します。
【外壁目地交換②】下地の準備
養生用のテープを貼って、プライマーを塗ります。
シーリング材の密着性を高めてくれます。
窓まわりやドアまわりは、『増し打ち』といって既存のシール材を残したまま上からシール材を重ねるやり方が標準的な施工となります。
なので、今のシーリング材の上からプライマーを塗ります。
下地の準備は、新しい目地をしっかりと設置するために非常に重要です。
以下は、効果的な下地の準備の手順です。
清掃
古い目地を取り外した後、周囲の下地や壁面を十分に清掃します。埃や汚れ、残留した接着剤を除去し、均一な下地を作ります。
修理と補強
下地に損傷や劣化がある場合は、必要に応じて修理や補強を行います。ひび割れや穴を埋め、不安定な部分を補強して均一な基盤を確保します。
均一な表面の確保
下地の表面が不均一であると、新しい目地が正確に取り付けられません。均一な表面を確保するために、平滑な状態に整えます。
適切な基材の選定
下地の状態や種類に応じて、適切な基材を選定します。一般的には、目地に適した基材を使用して耐久性を確保します。
防水処理
下地が外部にさらされる場合、防水処理を行います。これにより、水の侵入を防ぎ、長期的な耐久性を向上させます。
乾燥時間の確保
使用した修理材料や補強材が必要に応じて十分に乾燥する時間を確保します。急いで目地を取り付けると、仕上がりが損なわれる可能性があります。
これらの手順に従って下地の準備を行うことで、新しい目地が確実に取り付けられ、長持ちするようになります。
慎重な作業が重要です。
【目地交換で使うシーリング材】選定ポイントは『30年以上の耐久性』
シーリング材を注入します。
今回使用するシール材は、オート化学のオートンイクシード。
このシーリング材の価格は、通常のものと比較すると、2~3割程度高くなります。
ですが、通常のシール材なら10年くらいで劣化してきますが、これは30年の耐久性があります。
オート化学のオートンイクシードとは
特殊高耐久ポリマー「LSポリマー」を配合した「超寿命シーリング材」です。
(LSポリマーとは、オート化学工業が開発した特殊高耐久ポリマーのことで、シーリング材の性能を飛躍的に向上させる画期的な成分です。)
耐久性や耐候性に優れ、窯業系サイディングやタイルなどの外装目地に適しています。【メーカーの研修を受けています】安心の施工をご提供!
お客様に安心をご提供するため、今回のシーリング材『オートンイクシード』使用の施工において、メーカー『オート化学様』が提供する厳格な研修を完了しており、今回の施工もその研修での施工マニュアルに則り、行なっております。
【外壁目地交換③】新しい目地を詰める
新しい目地を慎重に詰めていきます。
適切な工具や技術を使用して、密閉性や防水性を確保します。
新しい目地を詰める際には、以下の手順で慎重に行います。
適切な工具の選定
使用する目地に適した工具を選びます。シリンジやコーキングガンなどがあります。
目地の切断
目地を詰める前に必要な場合は、シーリング材の先端を切断し、適切な穴のサイズを確保します。これにより、均一な目地の出口が得られます。
表面の清掃
目地を詰める前に、目地が密着する表面を十分に清掃します。埃や汚れがないことを確認します。
適切な量の目地を適用
コーキングガンなどを使用して、適切な量の目地を均等に塗布します。多すぎると乱れが生じ、少なすぎると十分な密封ができない可能性があります。
【外壁目地交換④】仕上げ作業
目地詰めが完了したら、外壁の目地周辺をきれいに仕上げます。
乾燥した目地から突き出ている余分な部分を、専用の刃やナイフを使用して慎重に取り除きます。
均一で整った仕上がりを目指します。
目地の表面も滑らかに整えます。
特に手作業・ヘラでの仕上げでは、目地の形状やテクスチャに合わせて慎重に作業します。
余分な目地を取り除き、均一な仕上がりを確保します。
清掃と検査
工事が終わったら、周囲のエリアを清掃し、余分な材料やゴミを取り除きます。
検査を行い、新しい目地がしっかりと設置され、外壁に対して適切な密閉性や耐久性があるかを確認します。
【施工実績4700件以上のプロが施工】外壁目地交換工事、無事完了!
名張市のK様邸で行われました、外壁の目地交換工事。
施工実績4700件以上を誇るプロの職人によって行われ、綺麗に仕上がりました。
K様のご満足を得られたことを願っております。
今後も何かお手伝いできることがありましたら、お気軽にお知らせください。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。