【名張市･築30年以上のH様邸】外壁塗装 初日！高圧洗浄→シーリング交換→下塗りまで

こんにちは！外壁屋根塗装スマイル名張店です。

名張市H様邸での外壁塗装がはじまりました。
この記事では、初日の施工の様子を写真付きで詳しくご紹介いたします。

三重県名張市にて外壁塗装スタート！

外壁塗装の初日は、通常であれば、雨漏りや安全を考慮し

1. 目地（シーリング）の交換
2. 高圧洗浄
3. 下塗り

このような工程で進めていくのですが、H様邸では、「外壁にひび割れ等がなく、あくまで予防の為のシーリング交換を行う」というケースなので、今回は洗浄作業→シーリング交換工事→下塗りといった流れで工事を進めていきます。

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H様邸で、施工前に実施した現場調査や先日実施した屋根リフォームは、以下の記事をご参照ください。

【名張市で雨漏り調査】築30年以上のH様邸：外壁ひび割れ・剥がれ、ベランダ床の膨れ、屋根の経年劣化が原因？

【三重県名張市H様邸の屋根葺き替えリフォーム】雨漏り疑惑・屋根の寿命…低価格･軽量スレートで安心の住まいに【築30年】

外壁塗装の工程①：洗浄作業

まずは丁寧に外壁の洗浄を行います。

【仕上がりに影響】外壁を洗浄することの重要性

外壁塗装前に行う高圧洗浄は、汚れや古い塗膜を効果的に除去する重要な工程です。

• 汚れの除去
  高圧洗浄は、外壁表面のこびりついた汚れやカビ、藻、コケ、チョーキングの粉などのを落とす役割を果たします。
• 塗料の密着性向上
  古くなった塗膜を削り落とすことで、仕上げの塗料の密着性を高めます。（古くなって剥がれそうな塗膜や汚れの上から塗装しても、仕上がりは満足できないことがあります。）
• 耐久性の向上
  適切に行われた高圧洗浄は、塗料の持つ性能や耐用年数を十分に発揮させます。

外壁を洗浄する際の手順

1. 汚れの確認
   外壁表面の汚れを視覚的に確認し、適切な高圧洗浄の圧力を設定します。
2. 高圧洗浄機の使用
   高圧洗浄機を使って外壁を洗浄します。注意点として、塗料の種類や壁の状況によっては高圧洗浄の圧力を考える必要がありますので、洗浄ひとつにおいても丁寧に進めていきます。

【手抜き業者に注意】外壁の洗浄時間は2時間以上！

一般的な延床面積が『30坪から40坪くらい』の外壁なら最低でも2時間以上はかかります。
1時間程度で終わるようであれば要注意です。

外壁塗装の工程②：目地のシーリングを交換

シーリングは、家を守るためにとても重要です。シーリングのひび割れや剥離部分からの浸水により、雨漏りが発生し、外壁内部の腐食に繋がります。シーリングの劣化を見つけたらすぐに補修することをおすすめします。

【耐久年数30年以上】高耐久の外壁用シーリング材

今回使用したシーリング材は、オート化学のオートンイクシード。
このシーリング材の価格は、通常のものと比較すると、2～3割程度高くなります。ですが、通常のシール材なら10年くらいで劣化してきますが、これは30年の耐久性があります。

【安心･安全な施工】メーカーの研修を受けています

お客様に安心をご提供するため、今回のシーリング材『オートンイクシード』使用の施工において、メーカー『オート化学様』が提供する厳格な研修を完了しており、今回の施工もその研修での施工マニュアルに則り、行なっております。

シーリング交換の手順

1. 既存シーリングの撤去
   まずは古いシーリングを綺麗に取り除きます。
   カッターナイフなどの工具を使って、外壁にこびりついたシーリング材をしっかりと削ぎ落とす事がとても重要なのですが、外壁を傷つけないように慎重に作業する必要があります。
2. 養生
   シーリングを充填する際には必ず、マスキングテープで養生を行います。
   「外壁にシーリング材が付着するのを防ぐため」「綺麗に充填させるため」
   これらのために養生する必要があり、養生をする場合としない場合では仕上がりに大きな差が出ます。
3. プライマーの塗布
   シーリングの密着性を高めるための下地材＝プライマーを刷毛で丁寧に塗っていきます。
   プライマーはシーリング材に合ったものを選定します。
   
   ※窓まわりやドアまわりは、『増し打ち』といって既存のシール材を残したまま上からシール材を重ねるやり方が標準的な施工となります。なので、今のシーリング材の上からプライマーを塗ります。
4. 新しいシーリング剤を充填
   十分な量のシーリング材を目地に充填し、隙間をしっかりと密閉していきます。
   （シーリング材が少ないと、剥離しやすくなりますのでたっぷり充填してもらいましょう）
   
5. 充填したシーリング材を押さえる
   目地詰めが完了したら、注入したシーリングをヘラなどで抑えていき、きれいに仕上げていきます。慎重に進めていく繊細な作業です。

外壁塗装の工程③：下塗り（塗装1回目）

下塗りは、密着性の向上・耐久性向上・均一な仕上がりのために欠かせない工程です。

下塗りの手順

1. まずは端部を刷毛で塗ります。
   端部は塗りやすい刷毛で、アルミ製部分（窓サッシやドアまわり）を避けるように注意深く塗装します。この段階での丁寧な作業が重要で、塗り残しやムラが後々の仕上がりに影響します。
   
2. ある程度、刷毛で塗れたら、ローラーで壁全体に塗ります。

下塗り材は「水性ソフトサーフSG」

下塗りに使用した塗料は、水性ソフトサーフSG（エスケー化研）です。

• 微弾性があり防水性を発揮します 。
• 外壁がモルタルなので、ひび割れに強い下塗り材を使用しています。

名張市の気温･湿度を把握し、適切な乾燥時間を！

下塗りが完了した後は、十分に乾燥の時間をとります。

塗料の仕様書に書かれている乾燥時間は、
次に使用する塗料（主材）が

• 水性なら2時間
• 弱溶剤なら16時間以上

とあり、今回の主剤は『水性』のため、通常であれば2時間。
ですが、名張市での気温や湿度に応じて乾燥時間は異なり、今回は慌てないほうが良いと判断しました。

【施工ポイント①】湿度の管理

湿度が高い時間帯には作業を避けるため、夕方の17時過ぎまでには塗装作業を終えるようにしています。（理由：乾燥し切れずに翌朝に塗った塗料が流れることがあるため）

【施工ポイント②】乾燥時間の確保

通常の乾燥時間よりも長めに時間を取れるように施工のスケジュールを組み、慎重に塗装を重ねることを心掛けています。

以上、名張市H様邸の外壁塗装1日目の施工紹介でした。

外壁屋根塗装スマイルは、創業59年・施工実績4900件以上の地域密着業者

地元の方に支えられて、おかげさまで外壁屋根塗装スマイルは「創業59年、施工実績4900件以上」

三重県名張市・その周辺にお住まいの方で、同様に屋根や外壁の劣化でお困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。
丁寧な現場調査と適切な提案をさせていただきます。

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