名張市で現地調査|外壁・ベランダの劣化を発見!F様邸・無料診断レポート
2025-04-22
こんにちは!
外壁塗装・屋根リフォームの専門店、外壁屋根塗装スマイル名張店です。
「最近、家の外壁が古くなってきた気がして…一度見てもらえませんか?」
先日、名張市内にお住まいのF様から、このようなご相談のお電話をいただきました。大切なお住まいのこと、気になりますよね。もちろん、喜んでお伺いさせていただきました!
今回は、F様邸で行った外壁とベランダの現地調査の様子を、詳しくご紹介したいと思います。
ご自宅のメンテナンスをお考えの方、特に「うちもそろそろかな?」と感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
築18年のF様邸、外壁の状態は?【現地調査スタート!】
築年数は18年とのこと。
一般的に、外壁のメンテナンスは10年~15年が目安と言われていますので、ちょうど点検に良いタイミングかもしれません。
早速、F様が気にされていた箇所を拝見します。
F様が気にされていた外壁の「剥がれ」
「ここがね、ちょっと前から捲れてきちゃって。とりあえず自分でコーキング材で埋めてみたんだけど…」とF様。
拝見すると、サイディング外壁の一部が少し剥がれかかっている状態でした。ご自身で応急処置をされたとのこと、素晴らしいですね!
ただ、これは一時的な対策であり、根本的な解決には専門的な補修が必要です。
【外壁全体のチェック】見えてきた劣化サイン
外壁全体を細かくチェックしていくと、他にもいくつか気になる点が見つかりました。
シーリング(コーキング)のひび割れ
サイディングボードのつなぎ目を埋めているゴム状の素材、「シーリング(コーキング)」に多くのひび割れが見られました。これは経年劣化の典型的な症状です。
シーリング(コーキング)とは?
シーリングは、外壁材(サイディングボードなど)の隙間を埋めるための重要な部材です。水の侵入を防ぐ防水性、地震などの揺れに対応する伸縮性を持っています。しかし、紫外線や雨風の影響で徐々に劣化し、硬くなったり、ひび割れたり、痩せて隙間ができたりします。
このシーリングの劣化を放置すると、隙間から雨水が侵入し、雨漏りの原因になったり、壁内部の断熱材や構造材を傷めてしまう可能性があります。
軒裏天井(軒天)の汚れ
軒裏天井(屋根の裏側、外壁から出ている部分)にも汚れが付着していました。雨だれや湿気によるカビなどが原因と考えられます。ここも放置すると、美観を損ねるだけでなく、材質によっては腐食につながることもあります。
外壁全体の汚れ・色あせ
外壁全体に、雨筋汚れや色あせが見られました。特に北面や日当たりの悪い箇所には、コケのようなものも少し発生していました。
新築時に使われる塗料は、コスト面から必ずしも耐久性の高いグレードのものが使われているとは限りません。そのため、一般的に10数年経つと、このように汚れが目立ったり、塗膜が劣化して色あせやチョーキング(手で触ると白い粉が付く現象)が見られるようになります。
これらの劣化サインは、築18年という年月を考えると、自然な経年劣化の範囲内と言えます。しかし、このまま放置してしまうと、お住まいの寿命を縮めてしまう可能性も否定できません。
ベランダもしっかりチェック!防水は大丈夫?
続いて、ベランダの状態も確認します。ベランダは雨漏りの原因となりやすい箇所なので、特に注意が必要です。
ベランダ表面のひび割れを発見
F様邸のベランダ床はFRP防水という仕様でした。
FRP防水とは?
FRPとは「繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)」の略です。ガラス繊維などで強化されたプラスチックを用いた防水工法で、軽量かつ強度が高く、耐久性にも優れているため、戸建て住宅のベランダなどでよく採用されています。
点検してみると、床の表面(トップコートと呼ばれる保護層)に細かいひび割れが見られました。
ひび割れの原因は「紫外線」?
興味深いことに、ひび割れはベランダ全体ではなく、特定の部分に集中していました。
上を見上げてみると、ちょうどその部分には屋根がかかっておらず、太陽光が直接当たる場所でした。
FRP防水自体は非常に丈夫ですが、表面を保護しているトップコートは紫外線に弱く、経年劣化でひび割れたり、摩耗したりします。F様邸のひび割れも、長年紫外線を浴び続けたことが主な原因と考えられます。
このトップコートの劣化を放置すると、防水層そのものが傷み始め、最終的には雨漏りにつながる恐れがあります。
仕様書で最終確認!お住まいの情報を正確に把握
より正確な診断と最適な提案のために、F様にお願いして建築時の仕様書も確認させていただきました。
- 外壁 … サイディング
- ベランダ … FRP防水
- 屋根 … 陶器瓦
これらの情報により、それぞれの部位に適したメンテナンス方法を具体的に検討することができます。
屋根は陶器瓦で問題なし!
仕様書によると、屋根は「陶器瓦」でした。
陶器瓦は、粘土を高温で焼き固めたもので、非常に耐久性が高く、色あせもしにくい優れた屋根材です。塗装によるメンテナンスは基本的に必要ありません。瓦自体が割れたり、ズレたりしていない限りは、特に心配はいらないでしょう。今回の点検でも、屋根には特に大きな問題は見られませんでした。
診断結果のご報告とメンテナンスのご提案
一通り調査を終え、F様に結果を詳しくご報告しました。
- 外壁 … シーリングの劣化(ひび割れ)、外壁全体の汚れ・色あせ、一部剥がれ
- ベランダ … トップコートの劣化(ひび割れ)
- 屋根 … 陶器瓦で特に問題なし
これらの状況を踏まえ、スマイル名張店からは以下のメンテナンスをご提案させていただきました。
外壁塗装
- 古いシーリングの撤去・打ち替え
- 高圧洗浄による汚れ・旧塗膜の除去
- 下塗り・中塗り・上塗りによる塗装(耐久性の高い塗料をご提案)
- 剥がれ箇所の補修
ベランダ防水
- 高圧洗浄
- トップコートの再塗装
これらのメンテナンスを行うことで、
- 防水性の回復 … 雨漏りのリスクを解消し、お住まいの構造を守ります。
- 美観の向上 … 新築時のような美しい外観を取り戻します。
- 耐久性の向上 … 高品質な塗料を使用することで、次のメンテナンスまでの期間を延ばすことができます。
- 資産価値の維持 … 定期的なメンテナンスは、お住まいの価値を維持することにも繋がります。
F様には、それぞれの工事内容や期待できる効果、そして放置した場合のリスクなどを丁寧にご説明させていただきました。いくつかの塗料プランなども比較検討いただき、最終的に「ぜひお願いします」と、外壁塗装とベランダ防水工事をお任せいただくことになりました! F様、ありがとうございます!
まとめ|お住まいの健康診断、お済みですか?
今回は、名張市F様邸の外壁・ベランダ現地調査の様子をご紹介しました。
F様邸のように、築10年以上経過したお住まいでは、目に見える変化だけでなく、シーリングの劣化や防水層の傷みなど、専門家でなければ気づきにくい問題が潜んでいることも少なくありません。
「まだ大丈夫だろう」と思っていても、劣化は静かに進行しています。手遅れになる前に、一度プロによる「お住まいの健康診断」を受けてみませんか?
外壁屋根塗装スマイル名張店では、名張市および近隣地域にて、無料で現地調査・お見積もりを行っております!
「最近、壁の汚れや色あせが気になる…」
「ひび割れを見つけたけど、どうしたらいい?」
「ベランダの床が色褪せてきた気がする」
「そもそも、うちの家はメンテナンスが必要なの?」
どんな些細なことでも構いません。少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
経験豊富・国家資格保有の診断士が、お客様のお住まいを隅々まで丁寧にチェックし、現在の状態を分かりやすくご説明いたします。その上で、お客様のご要望やご予算に合わせた最適なメンテナンスプランをご提案させていただきます。
もちろん、診断・お見積もりは無料です!
無理な営業やしつこい勧誘は一切いたしませんので、どうぞご安心ください。
大切なお住まいを長持ちさせ、これからも快適に暮らしていただくために、私たちが全力でサポートいたします!
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この記事を書いた人

- 外壁屋根塗装スマイル|店長(診断士・監督・営業)
-
【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。