【三重県名張市】屋根塗装|危険!縁切り無しは雨漏りする可能性有り!タスペーサーで設置で解消
2020-12-12
アカン!縁切り無しの屋根塗装はアカン!
三重県名張市S様の屋根塗装リフォーム工事です。
どんな屋根でも台風や突風といった時には、屋根の中に雨が浸入することがあります。
ただ屋根の中に浸入しても外へ排出できるように大抵は施工されています。
例えばスレート屋根の場合
スレート屋根の重なり部分は数ミリの隙間が空いています。
下の写真はスレート屋根を張っている途中です。
角度を変えて見ると、スレート屋根と屋根の重なり部分にわずかな隙間があります。
これは台風や突風で吹き降りの雨が屋根の中に入り込んだ場合に、その隙間から排出できるようになっているんです。
でも屋根塗装をするとその大切な隙間を塗料で埋めてしまうことが多いです。
上記の写真のように塗料で隙間を埋めてしまうと、屋根の中に入った雨が外へ排出できずに、屋根の下地を傷め続けて、結果として雨漏りしてしまうことが多いです。
塗装をする場合は屋根材と塗料との縁を切ることで本来の隙間を取り戻す作業が必要になります。
最近では人工的に隙間を作る縁切り部材のタスペーサーを設置します。
縁切り部材のタスペーサーを設置
今回のS様のタスペーサー設置状況です。
黒い山型のプラスチック製のものがタスペーサーです。
差し込んでしまうと分かりにくいです。
ちなみに・・・
タスペーサーを設置せずに塗料が付いた状態で数年放置すると
このように溜まった雨水が流れることもあります。
最悪の事態だとこのように下地を腐らせます。
これが酷くなると、下地全体や柱といった構造体まで腐らせることになります。
それに気づいたときには手遅れという場合もありますので、十分に注意しましょう。
そんなことから塗装前には縁切り部材のタスペーサーを入れることにしています。
屋根塗装をする場合は十分に気を付けて下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
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外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
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一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
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