【三重県名張市】外壁塗装|危険!古い和風の外壁の塗り替えで失敗が多い理由
2021-09-21
和風の外壁の下塗りや下地調整を侮るな!
古い和風の外壁は掻き落とし(かきおとし)という仕上げが多いです。
左官仕上げの一種で表面を粗く掻き落として仕上げる方法。
これが古くなるとボロボロと自然に落ちてきます。
掻き落とし壁の塗り替えポイントは、
外壁を固めるシーラーを最初に塗らないといけません。
これを知らずにいきなり微弾性系の下塗り材を塗ると塗装がめくれて失敗します。
意外と知らない人が多いので注意しましょう。
実際の現場で下塗り塗装
三重県名張市M様の外壁塗装リフォーム工事。
下塗り
掻き落とし壁を固めるシーラー塗装。
今回使用したのはエスケー化研の水性ミラクシーラーエコ。
【詳細】和風の外壁は4回塗りが多い?
和風の外壁は掻き落としが多く、下塗りが1回増えるので4回塗りが多くなります。
通常は下塗り→中塗り→上塗りの3回塗りですが、
和風の場合だと下塗りが2回→中塗り→上塗りとなり、
4回塗りになります。
費用は高くなりますが、このひと手間が分かれ道になります。
そしてもう一つ付け加えるなら、
下塗り(シーラー塗装)→下塗り(微弾性・弾性系塗料)→中塗り(弾性系塗料)→上塗り(弾性系塗料)がベスト。
掻き落としはモルタル壁ですので、ひび割れが多くなる弱点があります。
弾性系塗料であれば、ひび割れにも強いので将来的にも安心できます。
値段や耐久年数も大切ですが、ご自宅にあった塗料を選びましょう。
これで今日は終了です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。