奈良県橿原市 断熱セラミックガイナを外壁に塗装工事
2018-03-08
奈良県橿原市N様の外壁塗装工事です。
今回は断熱遮熱塗料ガイナを使った塗装になります。
弊社はガイナの奈良県の提携施工店となっておりますので
数多く使用させてもらっています。
断熱セラミックガイナ(GAINA)はジャクサ(JAXA)が宇宙ロケットの先端部に塗布する
断熱技術を開発し、それを民間転用されたものです。
断熱効果と遮熱効果の両方が得られる塗料で、15年から20年も耐久性がある高耐久塗料です。
年々ガイナの実績や効果が認められて、寺社仏閣、公共バスや電車、
船や工場等々のあらゆる施設で施工実績があります。
今テレビやメディアにもたくさん取り上げられている注目の塗料です。
目次1 足場の組立、下地処理、養生
まずは足場の組み立です。
高圧洗浄。
外壁以外の軒裏天井も洗います。
十分に乾燥させてから養生シートを張ります。
窓ガラスに塗料が付かないようにシートを被せます。
玄関アプローチの床のタイル部分にもシートを張ります。
塗装しない屋根にもシートを被せます。
外壁塗装や屋根塗装の工事は養生が大変だとよく言われます。
養生シートを張ることで、塗装しない箇所や汚れてはいけない箇所を守ります。
この養生シートを張るのに1日以上かかります。
だから大変なのです。
いい加減な会社や職人はシートを張らずに進めることもあります。
そうなると外壁は綺麗に塗装できたけど、他が汚れたり、
ペンキが落ちてそのままだったりと、後味が非常に悪くなります。
養生が丁寧な職人や会社は仕事も丁寧です。
業者選びの参考にしてください。
次は外壁修理です。
幕板(モール)と外壁との継ぎ目やひび割れにシーリング材を入れていきます。
幕板(モール)と壁とのすき間が開いていると、外壁の中に雨が入る可能性があり、その後雨漏する可能性があります。
なので、ここのすき間を埋めるためにシーリング材を注入することは大切な工程の1つになります。
まずは養生テープを張ります。
青い色のテープで養生しています。
シーリング材を入れました。
色はベージュ系です。
これで完成しました。
今回使用したのはオート化学のオートンイクシード。
通常のシーリング材は10年も持ちませんがこのオートンイクシードは
30年以上長持ちするシーリング材です。
目次2 断熱セラミックガイナ(GAINA)を外壁に塗装
1回目の塗装の下塗りは、現在の外壁(下地)と中塗りの塗料との密着を高めることと、
現在の外壁の小さなひび割れを埋めてくれます。
なので重要な工程なのです。
白色が下塗り材の色です。
下塗りが完成しました。
次に2回目の中塗り塗装です。
いよいよガイナ(GAINA)の塗装です。
白色が下塗り材で赤茶色がガイナです。
白色が下塗り材で、赤茶色がガイナ(GAINA)です。
これで中塗りが終わりました。
十分に乾燥させます。
続いて上塗りです。
これで上塗りは終わりました。
目次3 破風板、幕板(モール)、雨戸等塗装、完成
破風板の塗装です。
ここは屋根の次に傷みやすい箇所です。
雨や太陽が当たりやすく、劣化が早い場所です。
酷くなると破風板ごと新品に張り替えないといけません。
幕板(モール)の塗装
ここの上部は外壁とすき間が出来て雨漏りするケースが多いです。
今回もシーリングを充填してすき間を埋めましたので、その上から塗装をします。
そうすることでさらに雨漏りを起こしにくくします。
鼻隠しを塗装。
雨樋で隠れていて普段はあまり見えませんが、ここも傷みやすいです。
屋根から落ちてきた雨水が鼻隠しを伝って外壁に落ちるので、雨水がよく通過するところです。
軒裏天井の塗装。
雨戸塗装。
これで全ての塗装工事が終わりました。
ガイナ(GAINA)塗装前。
ガイナ(GAINA)塗装後。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。