【雨漏り】原因・修理方法の公開 | その2
2016-07-20
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
さて早速先日の続きです。
雨漏りの原因として屋根の続きです。
セメント瓦の防水切れ
セメント瓦(洋瓦、モニエル瓦)の防水切れ
セメント瓦は表面を塗装で防水しているため、その防水が切れると瓦そのものから水が染み込むケースもあります。
だいたい防水の耐久性は10年くらいです。
藻や汚れが付着すると切れているサインです。
修理の方法は瓦の塗装か葺き替えになります。
費用は30万円~となります。
(足場費用は含みません)
スレート屋根の防水切れ
スレート屋根も表面は塗装で防水されています。
写真は表面の塗膜が剥離している現象で、防水は切れている状態。
防水が切れると雨水が染み込みます。
特に屋根の勾配が緩いものは要注意です。(屋根勾配3寸等々)
メンテナンス方法は塗装か葺き替えになります。
費用は18万円~になります。
足場費用は含みません。
ゴミや藻や旧塗膜による毛細管現象
毛細管現象により屋根材と屋根材の重なりあう箇所に発生する藻やゴミが雨水を吸い込み、内部に浸入させてしまいます。
メンテナンス方法は塗装か洗浄か葺き替えです。
こちらも費用は18万円~です。
足場費用は含みません。
棟板金の浮きや釘の外れ
台風や強風で飛んだり、ズレるケースが多いのが棟板金。
これが外れると屋根の下地が見えます。
また棟板金の継ぎ目を留めている釘が浮いたり、抜けたりします。
その小さな穴からも雨水は浸入します。
メンテナンス方法はビスの打ち直しとシーリング剤の充填または棟板金の交換です。
費用は5,000円~です。
以上が屋根まわりの雨漏りの原因です。
雨漏りを放っておくと屋根の下地や柱にまで水が入り込み、結果腐る原因になります。
そうなると費用がかかるケースが多いですね。
ですので、早め修理することをお勧めします。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
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一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。