奈良市 16年の耐久性のシリコン塗料で外壁塗り替え
2020-10-21
奈良県奈良市Y様の外壁塗り替えリフォーム工事です。
16年の耐久性のシリコン塗料で塗り替えます。
また雨漏り防止にサイディング壁の目地のシーリングの打ち替えもしていきます。
目次1 雨漏り修理に30年の耐久性のシーリング材で外壁修理
目次2 高圧洗浄と養生シート張り
目次3 失敗しない外壁塗り替えは1回目の下塗りで決まる
目次4 16年の耐久性のシリコン塗料で外壁塗り替え
目次1 雨漏り修理に30年の耐久性のシーリング材で外壁修理
サイディング壁の目地や窓まわりにはシーリング材(コーキング材)で仕上げられています。
このシーリング材の劣化を放置すると雨漏りしてしまうので、足場を組むタイミングがあれば、一緒にメンテナンスしておいて下さい。
まずは既存のシーリング材の撤去です。
カッターで切り込みを入れて撤去します。
プライマーを塗ります。
シーリング材の密着をよくするために塗ります。
ここは大切な工程です。
30分以上は乾燥をさせてから新しいシーリング材を充填します。
弊社ではオート化学のオートンイクシードを使用します。
普通のシーリング材は10年前後しか持ちませんが、オートンは30年持ちます。
ヘラで押さえて完成です。
今回使用したオートンイクシードです。
通常ホームセンターで販売されているシーリング材(コーキング材)は10年前後で劣化します。
何も言わなければこのような普通のシーリング材(コーキング材)が使用されます。
でももし外壁塗装の塗料を高耐久で長持ちするものを選ぶなら、シーリング材も長持ちするものを選んで下さい。
せっかく塗料は長持ちしても、修理した箇所が普通のシーリング材だと、そこだけ先に劣化して、場合によっては雨漏りする可能性もありますので。
外壁塗り替えリフォームする場合の材料選びの参考にして下さい。
30年長持ちするシーリング材についてさらに詳しく知りたい方はコチラです。
目次2 高圧洗浄と養生シート張り
塗り替え前の高圧洗浄のやり方で長持ちするかどうかが決まってきます。
塗り替えリフォームの場合は長年の苔や藻や汚れが付いています。
これをしっかりと落とすことで塗料との密着が良くなります。
高圧洗浄のやり方は職人によって違います。
軽く洗い流すだけの人もいれば、しっかりと汚れが落ちるまで洗い続ける人もいます。
高圧ですので強すぎて外壁を傷めてしまうこともありますので、調整しながら洗います。
特に今回の外壁はサイディング壁で、ひび割れしやすいので注意しています。
次に養生シートを張りますが、その張り方で職人の質が出ます。
玄関ドアに養生シートを張ります。
その下のタイルにも張ります。
土間コンクリートや床にも張ります。
窓や雨戸にも張ります。
この養生シートを張るのに1日以上かかります。
正直言うと手間がかかります。
早く塗装して終わらせたいので、いい加減な会社や職人は養生シートを張らずに進めることもあります。
そうなると外壁は綺麗に塗装できたけど、他が汚れて仕上がりが悪くなります。
これが結構汚くなることも多く、あとの掃除が大変ですし、汚れが取り切れない場合もあります。
養生シートを丁寧に張る職人や業者は本来の塗装の仕事も丁寧です。
それは間違いないです。
目次3 失敗しない外壁塗り替えは1回目の下塗りで決まる
失敗しない外壁塗り替えは1回目の下塗りが適正かどうかで決まります。
下塗りです。
今回はサイディング壁ですので水性のカチオンシーラーを塗ります。
これが使用したエスケー化研の水性ミラクシーラーエコです。
外壁塗装は通常は3回塗りで、1回目を下塗り、2回目を中塗り、3回目を上塗り塗装と言います。
いわゆるシリコンやフッ素といった塗料は中塗り以降に出てきます。
今回の1回目の下塗りはこの中塗り以降の塗料と外壁とを密着させたり、下地を強化する大切な役目を果たします。
なのでかなり重要な工程になります。
ここで手を抜かれると失敗します。
下塗りの塗布量や乾燥時間も決められています。
所定の面積に対しての塗布量や塗り重ねるインターバルの時間も仕様書に書いてあります。
この基本が出来ていない職人さんが結構いるんです。
基本は忠実にすることが大切です。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。