外壁塗装工事・屋根塗装工事で失敗しない秘訣2【塗装直後に塗膜がボロボロになる原因2】

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。

 

 

 

 

さて早速続きです。

 

 

 

 

②その屋根や外壁に合った塗料が塗られていない

 

 

 

例えば屋根であれば・・

 

 

 

陶器瓦

4d38d05295cef

昔はこれが主流でした。

 

耐久性は良いですが、重いことがデメリットです。

 

塗装より葺き替え(交換)が多いですね。

 

 

 

 

 

 

セメント瓦(モニエル瓦・洋瓦)

img_0

陶器瓦より安価で軽いですが、

 

10年くらいで塗装等のメンテナンスが必要になります。

 

 

 

 

 

スレート瓦(カラーベスト)

902

 

これも安価で軽いですが、10年くらいでメンテナンスが必要です。

 

 

 

 

 

金属屋根(ガルバニウム系)

loof_a_premium_main

軽くて凍てに強い(北海道や寒い地方で多い)が高い。

 

等々があります。

 

 

 

 

素材が違いますので、

 

それぞれに合った塗料や工法を選ばないと意味がありません。

 

 

 

 

そして一番トラブルになる屋根は

 

セメント瓦(モニエル瓦・洋瓦)です。

 

 

よく塗ってすぐにボロボロになっています。

 

 

 

 

 

ではなぜ多いのかと言いますと

 

数年前まで合う塗料が少なかったことと

 

職人の経験や技術不足が主な理由です。

 

 

 

 

ですので、モニエル瓦の塗装は

 

多くの業者や職人の中では敬遠されていました。

 

 

20160326-141228

 

 

 

モニエル瓦は、

 

セメント→着色顔料のスラリー層→透明の塗料と

 

3層構造になっています。

 

 

 

 

 

このなかのスラリー層が塗料との密着性がすごく悪く、

 

そのため元々の透明の塗料も数年で剥離してきます。

 

 

 

多田様 診断書南東屋根_1

 

 

ですので、塗装をする場合は、このスラリー層を

 

いかに取り除くかがポイントになります!

 

 

 

 

 

これを知らずに塗装すると、

 

残っているスラリー層が、新しく塗られた塗膜を下から押し上げて

 

やがて剥離していきます。

 

 

 

 

これがボロボロになる理由です!

 

 

 

 

スラリー層を正しく取り除いた後、

 

塗る塗料もモニエル瓦専用の塗料を使うことをオススメします。

 

 

RIMG0015

 

 

オススメは

 

水谷ペイントのスラリー強化タイプの下塗り剤(プライマー)と

 

それに合う上塗り材料です。

 

 

 

 

 

今日はこの当たりで終ります。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

この記事を書いた人

植上 功一
植上 功一外壁屋根塗装スマイル|店長(診断士・監督・営業)
【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター

\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。

記事一覧へ