外壁塗装工事・屋根塗装工事で失敗しない秘訣2【塗装直後に塗膜がボロボロになる原因2】
2016-06-22
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
さて早速続きです。
②その屋根や外壁に合った塗料が塗られていない
例えば屋根であれば・・
陶器瓦
昔はこれが主流でした。
耐久性は良いですが、重いことがデメリットです。
塗装より葺き替え(交換)が多いですね。
セメント瓦(モニエル瓦・洋瓦)
陶器瓦より安価で軽いですが、
10年くらいで塗装等のメンテナンスが必要になります。
スレート瓦(カラーベスト)
これも安価で軽いですが、10年くらいでメンテナンスが必要です。
金属屋根(ガルバニウム系)
軽くて凍てに強い(北海道や寒い地方で多い)が高い。
等々があります。
素材が違いますので、
それぞれに合った塗料や工法を選ばないと意味がありません。
そして一番トラブルになる屋根は
セメント瓦(モニエル瓦・洋瓦)です。
よく塗ってすぐにボロボロになっています。
ではなぜ多いのかと言いますと
数年前まで合う塗料が少なかったことと
職人の経験や技術不足が主な理由です。
ですので、モニエル瓦の塗装は
多くの業者や職人の中では敬遠されていました。
モニエル瓦は、
セメント→着色顔料のスラリー層→透明の塗料と
3層構造になっています。
このなかのスラリー層が塗料との密着性がすごく悪く、
そのため元々の透明の塗料も数年で剥離してきます。
ですので、塗装をする場合は、このスラリー層を
いかに取り除くかがポイントになります!
これを知らずに塗装すると、
残っているスラリー層が、新しく塗られた塗膜を下から押し上げて
やがて剥離していきます。
これがボロボロになる理由です!
スラリー層を正しく取り除いた後、
塗る塗料もモニエル瓦専用の塗料を使うことをオススメします。
オススメは
水谷ペイントのスラリー強化タイプの下塗り剤(プライマー)と
それに合う上塗り材料です。
今日はこの当たりで終ります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
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