奈良県桜井市 超軽量瓦で雨漏りしにくいルーガを屋根工事
2018-06-01
奈良県桜井市F様の屋根リフォーム工事です。
超軽量で雨漏りしにくい瓦、ケイミューのルーガを葺いていきます。
目次1 築30年以上の瓦をめくり解体
目次2 下地と防水シート張りと捨て水切りをつける
目次3 超軽量で雨漏りしにくいルーガを葺く
目次1 築30年以上の瓦をめくり解体
工事前
手で一枚ずつめくっていきます。
30年以上前の屋根瓦の下は土が多いです。
今は地震による被害を小さくするために、土のような重いものは入れません。
また余談ですが、瓦屋根の場合に漆喰を使用していますがこの漆喰も今はほとんど使用しません。
漆喰の代わりに板金や乾式自在面戸といった軽いものを使用します。
これも地震対策の1つで、重いものから軽いものを使うことが主流になっています。
阪神淡路大震災以降、建築の法律が大きく変わり、耐震に対する意識が大きく変化したためです。
目次2 下地と防水シート張りと捨て水切りをつける
バラ板の上にコンパネという下地材を張ります。
次に防水シートを張ります。
万一屋根の中に入った雨水が室内に入らないように防水シート(ルーフィング)を張ります。
この防水シート(ルーフィング)を張らないと雨漏りする確率が上がります。
屋根の中に雨水が浸入したからと言って、すぐに雨漏りはしません。
防水シート(ルーフィング)や下地材が徐々に傷めつけられて、耐え切れなくなって、
室内に雨漏りしてしまうことがほとんどです。
なので、この防水シートを張ることは雨漏りの被害を最小限に抑えたり、
また下地材の保護や延命にもなります。
続いて水切りの取り付けです。
捨て水切りと言います。
屋根瓦を葺いてしまうと見えなくなるので捨て水切りと言うようです。
屋根の端から雨が吹き降って瓦の中に入る場合がよくあります。
その万一の時にも水切りを入れておくことで入った雨を外へ出す役割を果たします。
軒先にはケイミューのタフモックを入れます。
樹脂製で腐ることはありません。
一定の位置に穴が開いてます。
この穴は中に入った雨水を外へ出すためのものです。
このように雨漏りを防ぐために数々の工夫がされています。
目次3 超軽量で雨漏りしにくいルーガを葺く
軽量瓦ルーガを葺いていきます。
次に壁際や棟を仕上げます。
まずは壁際に自在面戸で防水。
その上に板金を入れて雨漏りを防ぎます。
次に棟を仕上げます。
全て完成しました。
これで終了です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。