橿原市 雨戸塗装を長持させるには下地処理を丁寧にする
2018-06-29
奈良県橿原市Y様の外壁塗装工事です。
今日は雨戸の塗装です。
サンドペーパーでケレン。
意外と状態は良かったので今回はサンドペーパーのみ。
続いて錆び止め塗装します。
黒色の錆び止め塗料です。
乾燥させます。
次に上塗り塗装です。
雨戸塗装完成です。
上塗り塗料です。
この雨戸塗装で大切な工程は下地処理です。
その中でもケレンが重要になります。
これは雨戸と同じ材質の板金の塗装で失敗された例です。
(下地処理や塗装方法は雨戸と同じです。)
塗装して数年でこのような花が咲いたように捲れてきたそうです。
これは上塗り前の下地処理をしていないと予想できます。
こんな場合はまず皮スキで捲ります。
次にマジックロン(荒目のスポンジ)で擦ります。
さらにサンドペーパーで擦ります。
塗装する前にここまで下地処理をします。
今回は症状が酷かったので工程が多いですが、
通常の雨戸塗装でもこのサンドペーパーで擦ってから塗装します。
少し表面を研磨すると塗料の密着が良いからです。
ここで手を抜くと塗料との密着が悪くなります。
次に錆び止め塗装。
たまに錆び止めを入れずに上塗り材を2回も3回も塗る職人がいますが
これは間違いです。
鉄の弱点は錆びです。
一旦錆びが来ると完全には除去できません。
そして錆びは確実に鉄を傷めつけて劣化させます。
だから錆び止めを入れないといけないのです。
業社選びの参考にしてください。
今日はこれで終了です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。