橿原市 縁切タスペーサーを雨漏り防止に屋根塗装前に設置
2018-04-21
奈良県橿原市B様の屋根塗装工事です。
縁きり部材のタスペーサーを入れます。
スレート屋根の重なり代のところに入れます。
屋根塗装したときに塗料が引っ付くことを防ぐためです。
実際の材料。
タスペーサーは屋根と屋根の重なり代に入れます。
これを入れる目的は雨漏り防止です。
新しいスレート屋根は屋根の重なり代にわずかなすき間があります。
これは万一屋根の中に雨水が浸入しても、そのすき間から抜け出しやすくするためです。
そうすることで雨漏りを防ぐことができます。
ところが屋根塗装をすると、そのスレート屋根の重なり代に塗料が引っ付くことが多く、
元々あったすき間が埋まってしまうことがあります。
(タスペーサーのメーカーの株式会社セイムのHPの写真抜粋)
そうなると浸入した雨水は外へ出ることができずに下へ下へと流れていき、
結果雨漏りになっていく可能性が高くなります。
塗料が引っ付いたスレート屋根の重なり代を剥がしてみると
このように溜まった雨水が流れてきます。
最悪の事態だとこのように下地を腐らせます。
これが酷くなると、下地全体や柱といった構造体まで腐らせることになります。
それに気づいたときには手遅れという場合もありますので、十分に注意しましょう。
これで今日は終了です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
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一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
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