桜井市 耐用年数15年のシリコン塗料で外壁塗装工事
2020-03-12
奈良県桜井市H様の外壁塗装リフォーム工事です。今回は直張りのサイディング壁の塗装ですので塗料選びがポイントになります。直張りとは外壁内の通気ができない昔の工法です。内部結露が発生すると壁内の通気ができていないので、その結露や水蒸気は外部へ放出されることもあります。そうなると折角塗装した塗膜が膨れることもあります。その点を注意して塗装していきます。
目次1 30年長持ちするコーキング材で外壁修理
目次2 高圧洗浄と下塗り塗装
目次3 耐用年数15年のシリコン塗料で外壁塗装
目次1 30年長持ちするコーキング材で外壁修理
サイディング壁の目地や窓まわりのコーキング（シーリング）材の打ち替えや増し打ちです。弊社では30年間長持ちするオートンイクシードを使用します。
まずは目地のコーキング材の撤去です。
続いてプライマーを塗ります。コーキング材の密着性を高めますので必ず塗ります。
乾燥させてコーキング材を入れていきます。
ヘラで押さえます。
養生用のテープを剥がして完成です。
今回使用したオート化学のオートンイクシードです。
通常ホームセンター等で売られているコーキング材は10年前後で劣化してきます。もちろんその分安いです。ただ15年以上長持ちするような外壁の塗料を選ぶならコーキング材も長持ちするものを選んだ方が良いと思います。外壁の塗料は長持ちするけど目地や窓まわりのコーキング材が先に劣化して、雨漏りする可能性も出てきますので。通常のものよりも1割超高いですが、それ以上に長持ちするのでお得です。できるだけ1回の外壁リフォームで長持ちさせたいならコーキング材にもこだわって下さい。
目次2 高圧洗浄と下塗り塗装
ここで手を抜かれると耐用年数が変わるほど大切な工程になります。実際の工事を見ながら説明していきましょう。
外壁には長年の苔や藻といった汚れが付いています。これを綺麗に取り除きます。そうでないと塗料の密着性が低くなります。
雨戸も塗装するので綺麗に洗います。
乾燥させて外壁の下塗り塗装です。
失敗しない外壁塗装は下塗り塗装で手を抜かない事が前提です。下塗り塗装は1回目の塗装になります。
実際の工事を見ながら説明させて頂きます。
今回はサイディング壁ですのでカチオンシーラーを塗ります。
これで下塗り塗装が終わりました。
ここで手を抜かれると耐用年数が変わるほど大切な工程になります。実際の工事を見ながら説明していきましょう。
外壁には長年の苔や藻といった汚れが付いています。これを綺麗に取り除きます。そうでないと塗料の密着性が低くなります。
雨戸も塗装するので綺麗に洗います。
乾燥させて外壁の下塗り塗装です。
失敗しない外壁塗装は下塗り塗装で手を抜かない事が前提です。下塗り塗装は1回目の塗装になります。
実際の工事を見ながら説明させて頂きます。
今回はサイディング壁ですのでカチオンシーラーを塗ります。
これで下塗り塗装が終わりました。
目次3 耐用年数15年のシリコン塗料で外壁塗装
今回は直張りのサイディング壁でして、外壁内の通気が出来ていない工法です。この直張りの塗装は塗料選びを間違えると失敗する恐れが出てきます。実際の現場を見ていきます。
前回下塗りでしたので今回は中塗りになります。
今回使用したのはエスケー化研のクリーマイルドシリコンです。
これは透湿性の効果がある塗料です。透湿性とは内側の水蒸気を外に放出することです。最近ではシャツやインナーとかでも透湿性の高いシャツとかで良く聞きますよね。この透湿性の効果のある塗料で内部の結露や水蒸気を外へ放出し、かつ外側の防水効果も発揮する効果もあります。これなら直張りの外壁内に結露が発生してもある程度外へ放出してくれます。
逆にこの透湿性がない塗料を直張りの外壁に塗装すると、新しく塗装した塗膜が内部の結露により膨れる可能性があります。
これで中塗りが終わりました。
ちなみに直張りの外壁かどうかの確認の方法は、下図のように基礎上の水切りと外壁のすき間に定規を差し込んで、サイディング壁の厚みを計測します。
写真では12mmでした。これはサイディング壁の厚み分しかないですね。このように12mm～14mmしかない場合は間違いなく直張り工法です。現在はサイディング壁の厚みプラス胴縁か金物の厚みの15mmがあるので最低でも27mm以上の厚みがあります。塗装会社や業者が教えてくれるかどうかは分かりませんが、知識として参考になれば嬉しいです。
今回は直張りのサイディング壁でして、外壁内の通気が出来ていない工法です。この直張りの塗装は塗料選びを間違えると失敗する恐れが出てきます。実際の現場を見ていきます。
前回下塗りでしたので今回は中塗りになります。
今回使用したのはエスケー化研のクリーマイルドシリコンです。
これは透湿性の効果がある塗料です。透湿性とは内側の水蒸気を外に放出することです。最近ではシャツやインナーとかでも透湿性の高いシャツとかで良く聞きますよね。この透湿性の効果のある塗料で内部の結露や水蒸気を外へ放出し、かつ外側の防水効果も発揮する効果もあります。これなら直張りの外壁内に結露が発生してもある程度外へ放出してくれます。
逆にこの透湿性がない塗料を直張りの外壁に塗装すると、新しく塗装した塗膜が内部の結露により膨れる可能性があります。
これで中塗りが終わりました。
ちなみに直張りの外壁かどうかの確認の方法は、下図のように基礎上の水切りと外壁のすき間に定規を差し込んで、サイディング壁の厚みを計測します。
写真では12mmでした。これはサイディング壁の厚み分しかないですね。このように12mm～14mmしかない場合は間違いなく直張り工法です。現在はサイディング壁の厚みプラス胴縁か金物の厚みの15mmがあるので最低でも27mm以上の厚みがあります。塗装会社や業者が教えてくれるかどうかは分かりませんが、知識として参考になれば嬉しいです。
今回は上塗り（仕上げ）になります。
上塗りが終わりました。
上塗りが終わりました。
これで終了します。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事を書いた人
- 外壁屋根塗装スマイル｜店長（診断士・監督・営業）
-
【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
＼ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 ／
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔（スマイル）が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。
