宇陀市 屋根瓦に耐用年数10年のシリコン塗料で塗装
2020-03-11
奈良県宇陀市K様の屋根塗装リフォーム工事です。
モニエル瓦という特殊なセメント瓦の塗装です。このモニエル瓦の塗装は失敗が多いので十分に注意しましょう。塗装会社や塗料選びの参考にして下さい。
目次1 失敗しないポイントの高圧洗浄と下地処理
目次2 失敗しない下塗り材の選定
目次3 屋根瓦に耐用年数10年のシリコン塗料で塗装
目次1 失敗しないポイントの高圧洗浄と下地処理
特に高圧洗浄と下地処理が重要になりますので実際の工事を見ながら説明させて頂きます。
このモニエル瓦はセメントで成形されており、その上に着色スラリー層、さらにその上にクリアー(透明)の塗装で保護されている瓦です。劣化すると一番上のクリアーの塗装は剥がれて、スラリー層のみが残ります。このスラリー層は次の塗料との密着が悪く、これをある程度除去しないと数年で塗装が剥がれてきて失敗します。
なので洗浄機を近づけてスラリー層を除去します。
ただしこのモニエル瓦は廃盤ですので、割れると部分的な差し替えができないので、割れない程度に圧力をかけて洗います。
これが難しい!
ある程度除去したら今度はワイヤーブラシやマジックロンで擦って旧塗膜を落とします。
旧塗膜がなかなか除去できないので手間がかかります。
2人で3日かけて下地処理をしました。このモニエル瓦の塗装は失敗が多いです。それはこのスラリー層を除去することを軽く見てい職人が多かったからです。失敗しないポイントの1つは塗装前の下地処理を丁寧にすることです。
目次2 失敗しない下塗り材の選定
下地処理でスラリー層をある程度は除去したとはいえ、100%はできません。なのでそれでも密着をしてくれる下塗り材を使います。水谷ペイントのスラリー強化プライマーです。
昔からこのモニエル瓦の塗装には水谷ペイントさんの塗料を使用します。
白濁するくらいたっぷり塗り込みます。
これがスラリー強化プライマーです。
モニエル瓦の塗装で失敗しないコツは下塗り塗料の選定を間違えないことです。前回の洗浄と下地処理を丁寧にすることと、この下塗り塗料を間違えなければ屋根瓦の塗装は成功します。水谷ペイント以外では大同塗料やオリエンタル塗料でもモニエル瓦の塗装で使用できる塗料はあります。塗装会社や業者選びの参考になれば嬉しいです。
下地処理でスラリー層をある程度は除去したとはいえ、100%はできません。なのでそれでも密着をしてくれる下塗り材を使います。水谷ペイントのスラリー強化プライマーです。
昔からこのモニエル瓦の塗装には水谷ペイントさんの塗料を使用します。
白濁するくらいたっぷり塗り込みます。
これがスラリー強化プライマーです。
モニエル瓦の塗装で失敗しないコツは下塗り塗料の選定を間違えないことです。前回の洗浄と下地処理を丁寧にすることと、この下塗り塗料を間違えなければ屋根瓦の塗装は成功します。水谷ペイント以外では大同塗料やオリエンタル塗料でもモニエル瓦の塗装で使用できる塗料はあります。塗装会社や業者選びの参考になれば嬉しいです。
目次3 屋根瓦に耐用年数10年のシリコン塗料で塗装
水谷ペイントの水系ナノシリコンです。耐用年数は10年です。
中塗りが終わりました。十分に乾燥させて上塗りに入ります。
上塗りが完成しました。
モニエル瓦はセメント瓦の中でも失敗が多いので、できるだけリスクのない塗料選びが大切です。
今回は水谷ペイントの水系ナノシリコンを使用しています。水谷ペイントはモニエル瓦に適した塗料を販売されている会社の中では老舗になります。なので弊社では歴史と実績のある会社の塗料を使用しています。
これで終了します。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。