賢い外壁塗装、プラス5年長持ちさせる会社選びの秘訣
2016-02-27
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
さて今回はプラス5年長持ちさせる方法ですが、簡単に言えばコストパフォーマンスを良くするには?
ということですね。
よくある話で・・・
塗り替えをした時期や材料がほとんど同じなのに、A家はキレイで、B家はもうボロボロなんてこと。
それにはちゃんとした理由があります。
では1つ1つ説明していきますね。
①塗装前の現場調査が的確であること
最近ではインスペクション(診断調査)という言葉で表現されていますが、
客観的な立場で正確な判断をすることを言います。
外壁や屋根の劣化状況はお家によって違いがあります。
それを正確に判断することが何よりも重要です。
(できれば診断者は有資格者が良いです)
外壁の種類や劣化症状も様々です。
モルタル壁の変色
目地の亀裂(クラック)
サイディング壁の変色
このことを知らずに、劣化状況に合っていない方法や材料を選ぶと塗料の本来もっている効果は絶対に発揮されません。
そもそも、塗料メーカーの耐用年数は下地(現在の外壁)が良い状態であることを前提とされています。
何十年も雨ざらしで、また太陽光線による紫外線を浴びた外壁を適当な処理や判断で施工しても良い訳がありません。
答えを先に言いますと、塗装の一番大切な工程は前半にあります。
外壁塗装の工事の工程です。
その中でも長年の傷んだ下地補修や下地調整や下塗り(1回目の塗装)が一番大切です。
下地の調整や下塗りとは、傷んだり弱った外壁の強化と中塗り(2回目の塗装)や上塗り(3回目の塗装)の密着性を高める役割を果たします。
この工程をしなかったり、外壁に合っていない材料を選ぶと中塗りや上塗りの密着性が弱くなり、せっかく塗った塗膜も剥離しやすくなり、ボロボロになります。
この工程をきっちりした上で、上塗りの塗料選び(上塗り材料)をすることが重要です。
それがポイントです。
②資格を持っている職人であること
例えば塗装技能士や施工管理技士ですね。
塗装は、1つ1つの工程をいかに正確で、かつ丁寧にするかで長持ちするかどうかが決まります。
その正確さと丁寧さがポイントです。
有資格者は少しでも手を抜くと長持ちしないことを経験上で理解しています。
また当たり前ですが、資格を取るためには必ず勉強をします。
国家資格ともなると数ヶ月は勉強しないといけません。
苦労して取ったのだから、その名に恥じないような仕事をします。
誇りというかプライドというか。
またそういう人間は向上心があるので、
新しい材料や技術を取り入れるのが早い。
そして何よりも仕事に対して常に誠実です。
ですので、コストパフォーマンスを考えるならこれもポイントですね。
③住宅の全体の建て方や材料や構造を理解している人間が会社にいること
例えば建築士や施工管理技士といった有資格者は、ある程度の知識と経験を持っています。
塗装のことは詳しいけど、壁の内部のことまでは知らない。
屋根をめくったあとの下地がどうなっているのかを知らない。
雨漏りの原因が追究できない。
意外とこのような塗装会社や塗装職人は多いです。
家全体の知識が無いため屋根の下地が腐っているのに、そのまま塗装をして数年で塗膜がボロボロになったケースや雨漏りの原因を詳しく調べずに塗装をして、余計に雨漏りがひどくなってしまったケースも多いです。
塗装の本来の目的は家を守ること、長持ちさせることです。
もちろんキレイにすることも大切ですが、雨漏りしては意味がありません。
塗装はできても、家を守らないと建築のプロではありません。
そういった意味でも家全体のことを知っている人間が必要です。
この3つのポイントを押さえることで、プラス5年は長持ちさせることができます!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
良い塗装ができますように。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。