香芝市 外壁塗装して6年で塗装がめくれてきたので調査
2018-07-30
香芝市K様の外壁調査です。
外壁塗装してから6年しか経過していないのに
塗装がめくれてきたので調査します。
外壁が膨れています。
拡大すると
大きなひび割れもあります。
元々は搔き落としで、その上に前の業者が塗装しています。
この搔き落としとはセメント仕上げの1種で、古くなるとボロボロと壁が崩れてきます。
恐らくその下地処理をせずにそのまま塗装したので
このように膨れてきたと考えられます。
その他漆喰の部分も剥がれています。
木部も外壁塗料と同じものを塗装していました。
基礎の塗料も剥がれています。
聞くと下地処理の1つの洗浄もなく、そのまま塗装していたそうです。
最悪です。
前の塗装業者に言っても見にも来てくれない状況ですので泣き寝入りです。
この状態を復活させる塗装方法をお伝えしました。
よくある外壁塗装の失敗事例【セメント系の外壁編】
今回の失敗事例は搔き落としの下地処理をしていないことです。
搔き落としとはセメント仕上げの1種で、代表的なものにリシン仕上げがあります。
(リシン仕上げ)
この搔き落としは安価で見た目も良いですが、
経年すると割れたり崩れてくることが弱点です。
特にリフォームで塗り替えする場合で
築年数が20年以上すると崩れてくることが多いので
丁寧な下地処理が必要になります。
崩れてくることを見越して、今の外壁を固める塗料を最初に入れることがポイントです。
材料で言えば、特殊エポキシ樹脂の入ったシーラーを
入れることで崩れそうな外壁を強固にします。
その後は通常通りの塗装をすることで本来の塗料の効果が発揮されます。
業者選びの参考にしてください。
今日はこれで終了です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
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一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
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