名張市 クリーンマイルドシリコンをトタン壁に塗装
2017-12-26
三重県名張市のY様の外壁塗装です。
トタン壁にエスケー化研のクリーンマイルドシリコンを塗ります。
赤い部分は前回の錆止め塗料の色で、
ベージュ系が主剤のクリーンマイルドシリコンです。
トタン壁は凸凹しているので、
ローラーと刷毛の両方を使って塗ります。
これで主剤の塗装(2回目)を終わります。
今回の塗料のクリーンマイルドシリコンです。
特徴は、
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超低汚染性
セラミック複合の特殊技術で従来にない超低汚染を実現しました。
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超耐久性
耐候形1種に相当する性能を示します。
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防かび・防藻性
特殊設計により、微生物汚染を防ぎます。
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透湿性
透湿性塗膜は内部結露の防止に役立ちます。
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幅広い下地適用性
弱溶剤で構成されているため、旧塗膜の種類を問わず、優れた密着性を示します。
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環境に優しい
溶剤形(強溶剤)塗料に比べて臭気が少なく、作業環境の改善に役立ちます。
メーカーの期待耐用年数は12~15年です。
上記の説明にあります弱溶剤については
塗料の成分の違いで、塗料には水性と油性
(弱溶剤と強溶剤)があります。
さらに水性、弱溶剤、溶剤塗料にも
それぞれ、1液型、2液型という分類があります。
1液型、2液型とは、
塗料が「1つの缶の液体だけで塗料として使う事が出来るのか」、
「2つの異なる缶の液体を組み合わせて塗料として使うのか」
で分類されます。
上記の通り、2液型は2つセットで仕入れて、
使用する前に混ぜ合わせて使います。
混ぜ合わせたときに硬化反応を起こしてしっかり固まり、
強固な塗膜を作ります。
それ故、反応硬化形塗料、
もしくは硬化反応型塗料とも呼ばれます。
2液型と1液型の大きな違いは耐用年数の違いです。
耐用年数は耐久性(耐候性ともいう)に比例しており、
耐久性が高い塗料ほど、
より長い年数、外壁を守ることが出来ます。
具体的にどれくらいの違いがあるのかというと、
色々な塗装職人の体感として
約3年ほど長持ちするという傾向があります。
例えば、エスケー化研の1液型「1液マイルドシリコン」と
2液型「クリーンマイルドシリコン」の
耐用年数はそれぞれ12~15年です。
2液型は高い密着性でしっかりと外壁や屋根にくっつき、
強靱な塗膜を形成しており、
紫外線や雨風に対する抵抗力が強く、劣化しづらいです。
それ故、耐用年数いっぱいの15年保護し続ける事が可能です。
逆に1液型の方は紫外線などへの抵抗力が
2液型ほど強い訳ではないので、
耐用年数の下限である12年ほどしか
持たない可能性がある、といったものです。
今日はこれで終了です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
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一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
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