三重県伊賀市 長持ちして安いシリコン塗料で屋根塗り替え
2020-05-07
三重県伊賀市T様の屋根塗り替えリフォーム工事です。
長持ちして安いシリコン塗料でスレート屋根の塗り替えをします。
目次1 丁寧な高圧洗浄で塗料の密着度アップ
目次2 下塗りを2回塗って長持ちさせる
目次3 塗装後の雨漏り防止にタスペーサーを設置
目次4 長持ちして安いシリコン塗料で塗り替え
目次1 丁寧な高圧洗浄で塗料の密着度アップ
塗料の密着度を上げると塗装が長持ちします。なので塗装前の高圧洗浄を丁寧にすることが大切になります。
屋根には苔や藻が付いていますので、綺麗に落とします。
汚れが付いている状況で塗装すると密着が悪く剥がれやすくなりますので、慎重に洗います。
ここで手を抜くと長持ちしません。
目次2 下塗りを2回塗って長持ちさせる
1回目の下塗りです。ここを丁寧にするかどうかで長持ち度合いが変わります。
透明のシーラーを塗装しています。
屋根塗装は通常は3回塗りで、1回目を下塗り、2回目を中塗り、3回目を上塗り塗装と言います。いわゆるシリコンやフッ素といった塗料は中塗り以降に出てきます。下塗りはこの中塗り以降の塗料と外壁とを密着させたり下地を強化する大切な役目を果たします。なので重要な工程になります。ここで手を抜かれると失敗します。
ちなみに今回は下塗り2回→中塗り→上塗りの工程ですので、4回塗りになります。
これで1回目の下塗りは終わりました。
1回目の下塗りです。ここを丁寧にするかどうかで長持ち度合いが変わります。
透明のシーラーを塗装しています。
屋根塗装は通常は3回塗りで、1回目を下塗り、2回目を中塗り、3回目を上塗り塗装と言います。いわゆるシリコンやフッ素といった塗料は中塗り以降に出てきます。下塗りはこの中塗り以降の塗料と外壁とを密着させたり下地を強化する大切な役目を果たします。なので重要な工程になります。ここで手を抜かれると失敗します。
ちなみに今回は下塗り2回→中塗り→上塗りの工程ですので、4回塗りになります。
これで1回目の下塗りは終わりました。
乾燥させて2回目の下塗りを塗ります。
スレート屋根の傷みが激しい場合は下塗り塗料の吸い込みが多くなり、1回の下塗りでは吸い込みが止まらないことが多いです。吸い込みが止まらない状態で次の中塗りや上塗りを行うと、吸い込んでいる箇所とそうでない箇所とのムラが出来てしまいます。そうなると見た目も悪くなりますが、長持ちもしなくなります。それを防ぐためにも下塗りを2回塗って、ある程度塗料の吸い込みが無くなるのを確認してから、次の中塗りの工程に進むようにしています。
これで下塗りは終わりました。
スレート屋根の傷みが激しい場合は下塗り塗料の吸い込みが多くなり、1回の下塗りでは吸い込みが止まらないことが多いです。吸い込みが止まらない状態で次の中塗りや上塗りを行うと、吸い込んでいる箇所とそうでない箇所とのムラが出来てしまいます。そうなると見た目も悪くなりますが、長持ちもしなくなります。それを防ぐためにも下塗りを2回塗って、ある程度塗料の吸い込みが無くなるのを確認してから、次の中塗りの工程に進むようにしています。
これで下塗りは終わりました。
目次3 塗装後の雨漏り防止にタスペーサーを設置
屋根の塗装後に雨漏りを防止するためにタスペーサーを設置します。
屋根の塗装後に雨漏りを防止するためにタスペーサーを設置します。
スレート屋根の隙間に山型のプラスチックを入れていきます。塗装すると塗料が付いてスレート屋根とスレート屋根の隙間を埋めてしまいます。その隙間を確保するためです。
一枚のスレート屋根に2箇所入れます。
どうして雨漏り防止にタスペーサーが必要なのか?
新築当初のスレート屋根の葺き方です。
屋根材は防水シートの上に張ります。その張り方は軒先から重ねるようにして張っていきます。
角度を変えて見ると、新しいスレート屋根と屋根の重なり代にわずかな隙間があります。
このすき間は万一スレート屋根の中に雨水が浸入しても、そのすき間から抜け出しやすくするためです。そうすることで雨漏りを防ぐことができます。ところが屋根塗装をすると、そのスレート屋根の重なり代に塗料が引っ付くことが多く、元々あった隙間が埋まってしまうことがあります。
(タスペーサーのメーカーの株式会社セイムのHPの写真抜粋)
そうなると浸入した雨水は外へ抜け出すことができずに下へ下へと流れていき、最終的には雨漏りしてしまいます。
数年経過した塗料が引っ付いたスレート屋根の重なり代を剥がしてみると
このように溜まった雨水が流れてきます。
最悪の事態だとこのように下地を腐らせます。
これが酷くなると、下地全体や柱といった構造体まで腐らせることになります。それに気づいたときには手遅れという場合もありますので、十分に注意しましょう。
目次4 長持ちして安いシリコン塗料で塗り替え
長持ちして安いシリコン塗料でスレート屋根に塗っていきます。今回使用したのはエスケー化研の水性ヤネフレッシュシリコンです。
3回目の中塗りになります。
ローラーでは塗料が付きにくいので、先にスレート屋根の継ぎ目を刷毛で塗り込みます。
その後ローラーで塗装します。
これで中塗りが終わりました。
乾燥させて4回目の上塗りです。
上塗りが完成しました。
これで上塗りが終わりました。
スレート屋根は30年の寿命と言われています。ただし、1O年ごとの塗装をしていることが前提になります。今回のスレート屋根も10年以上は経過していましたので塗装する時期としては良いタイミングでした。
長持ちして安いシリコン塗料でスレート屋根に塗っていきます。今回使用したのはエスケー化研の水性ヤネフレッシュシリコンです。
3回目の中塗りになります。
ローラーでは塗料が付きにくいので、先にスレート屋根の継ぎ目を刷毛で塗り込みます。
その後ローラーで塗装します。
これで中塗りが終わりました。
乾燥させて4回目の上塗りです。
上塗りが完成しました。
これで上塗りが終わりました。
スレート屋根は30年の寿命と言われています。ただし、1O年ごとの塗装をしていることが前提になります。今回のスレート屋根も10年以上は経過していましたので塗装する時期としては良いタイミングでした。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。