奈良県宇陀市 ガルバリウム波板の屋根重ね葺き工事の詳細
2017-11-10
奈良県宇陀市S様の屋根重ね葺き工事の詳細をお伝えします。
目次1 屋根調査
「5~6年前に塗装をしたけど、
塗装がめくれてきたから一度見て欲しい」と
電話が入りましたので、早速現場へ行きました。
前の塗装屋は訪問販売で、強引に塗装を勧めてきた業者で
工事に入ってから、洗浄時も雨漏りをさせたりして
頼りない業者だったそうです。
「やっぱりあの職人はダメでしたぁ」
と落胆されていました。
そんなお話を聞きながら屋根の調査を進めていきます。
屋根の波板の塗装が剥がれてきています。
よく見ると結構めくれています。
全体的に塗装がめくれてきています。
この波板の寿命は30年と言われていまして、
波板を張り替えてから30年以上経っているので、
そろそろ寿命を迎えている頃です。
そんなこともあるので、
次に塗装をしても10年も持たないことを伝えますと
屋根の重ね葺きをさせてもらうことになりました。
目次2 足場と下地造作
まずは足場を作ります。
この勾配だと単管足場は組めないので、
足場を自分で作ります。
続いてサイドの板金を張り替えます。
まずは既存の板金をめくります。
中から藁が見えています。
昔は藁ぶき屋根で、
この上に波板を張り付けているのが分かります。
傷んでいる下地材を張り替えます。
その上から白い板金を張り付けます。
これでサイドは完成です。
遠くから見ると白色が漆喰に見えて、
なかなか良い感じです。
目次3 下地造作2
下地の造作の続きです。
波板を重ねて張り付けるには下地材が必要です。
下地材を既存の屋根の上に打ち付けて、
その下地材の上に新しい屋根を張り付けていきます。
屋根はビスで押さえますが、この下地材に向けて押さえます。
これで下地材の造作は完成しました。
目次4 完成
下地材の上にガルバリウム波板を打ち付けていきました。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。