【屋根瓦工事・瓦修理・カラーベスト屋根修理・金属屋根修理】奈良県宇陀市・桜井市・橿原市・香芝市・奈良市、三重県名張市・伊賀市・津市の方々に屋根瓦のお得な修理方法と費用をお伝えします。
2016-07-30
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
今回は質問の多い“屋根”についてですね。
屋根といってもたくさんの種類があり、
それぞれによって修理やメンテナンス方法が変わるので、
順番に説明していきますね。
陶器瓦(日本三大瓦産地、三州瓦・石州瓦・淡路瓦)
昔の日本家屋はだいたいこの瓦でした。
粘土でつくった器の表面に釉薬を薬がけして焼き、
表面をガラス質が覆い、小孔をふさぐことで耐水性が増す。
これは30年以上は持つと言われており、
割れてきたらその瓦の差し替えで良いですね。
費用は5,000円~ / 枚
葺き替えなら12,000円 / ㎡~
セメント瓦
文字通りセメントで造られた瓦です。
セメント1に対して砂3の割合で調合したモルタルを用いて造らます。
比較的安価で、多彩な形が多い。
ただし、表面の仕上げは透明の塗装であるため、
10年程度で色あせや割れが生じやすくなる。
修理は瓦の差し替えなら5,000円 / 枚
塗装なら30万円~になります。
洋瓦(モニエル瓦)
これもセメント瓦ですが、
セメント・スラリー層(着色顔料)、透明の塗装
という工程でできています。
通常のセメント瓦と同じく透明の塗装が
10年くらいで取れますので、
修理が必要になってきます。
ただし、このモニエル瓦は
現在は製造されていないので、
差し替えは不可能ですので、
割れたらコーキングやボンドで修理するしかないのです。
さらに塗装をするなら
かなりの注意が必要です。
着色顔料であるスラリー層を
完全に除去してからでないと塗装はできません。
これを知らずに塗装すると
数年でこのように剥離してきます。
塗装する時は慎重に業者を選びましょう。
また陶器瓦とセメント瓦に共通して必要な修理があります。
漆喰塗り直し
陶器瓦
洋瓦(モニエル瓦)
これをしないと雨漏りの原因にもなります。
瓦については以上です。
次回はカラーベストや金属屋根についてお伝えしますね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事を書いた人
-
【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。