【屋根工事,屋根重ね葺き,外壁塗装,外壁塗り替え】奈良県橿原市T様邸 屋根重ね葺きと外壁塗装工事の詳細です。
2017-07-01
橿原市T様の屋根重ね葺きと外壁塗装工事の詳細をお伝えします。
まずは屋根と外壁の調査からです。
まずは屋根から調査していきます。
2階の大屋根です。
さらに近づいて拡大すると
棟板金は錆びています。
屋根材もかなり劣化しています。
表面の塗装がほとんど剥離している状態です。
これでは表面の防水効果はないので、
自然に雨漏りしていてもおかしくない状態です。
1階の屋根も雨のシミが付いています。
これも雨漏りの原因になります。
雨樋も膨れている箇所があります。
外壁に傷(クラック)があります。
これだけ傷が大きいと外壁から
雨漏りしていてもおかしくないですね。
ここにも雨樋が膨れている箇所がありました。
壁際の板金付近の外壁も割れてきています。
幅0.5mm以上の傷(クラック)が外壁にありました。
国土交通省の長期優良住宅化のガイドラインによると、
0.5mm以上の幅の傷は修理の対象となっています。
これも放っておくと雨漏りの原因になりますね。
では工事に入ります。
まずは足場の組立からです。
今回は既存の屋根の状態が塗装には適していないため
(塗装しても長持ちしない状態)
重ね葺きをすることになりました。
重ね葺きとは、簡単に言いますと、
今の屋根をめくらずに新しい屋根材を重ねていく工法で、
屋根のカバー工法とも言います。
メリットは今の屋根をめくる費用、
そのめくった屋根を処分する費用が要りませんので、
その分の費用が抑えられることです。
まずは今の屋根にルーフィング(防水紙)を張ります。
万一屋根の中に雨が入っても、
雨漏りしないように張ります。
ルーフィング(防水紙)を張り終えました。
次に棟板金の下地材を打っていきます。
次に横暖ルーフ(屋根本体)を重ねていきます。
まずは軒先から重ねて打ちます。
ルーフィング(防水紙)の上に重ねていきます。
随分と上まできました。
棟板金以外は完成しました。
棟板金を被せていきます。
1階の屋根も完成しました。
これで屋根の重ね葺き工事は終了しました。
雨漏りの心配も無くなりました。
次は外壁塗装工事です。
まずは高圧洗浄からです。
乾燥させます。
続いて外壁修理です。
外壁のひび割れにシーリング材(コーキング材)をすり込みます。
この外壁修理をすることで雨漏りを防ぎます。
外壁修理に使うシーリング材は
通常の物であれば数年で劣化します。
そこで弊社が使用しているものは
長持ちするシーリング材、
オート化学のオートンイクシード。
これメチャクチャいいんです!
特徴として、
例えば社内の圧縮実験。
地震の多い日本では、
少しの揺れで亀裂やヒビが入ります。
この伸縮してくれる効果は
ひび割れをできるだけ防いでくれます。
対候性(紫外線等)の実験
通常のシーリング材は早ければ数年で劣化してきますが、
このオートンなら30年は大丈夫!
デメリットは通常の商品よりも価格が高いことですが、
弊社は大量に発注することで
通常の商品と同じくらいの価格で提供しています。
次は外壁塗装で下塗り(1回目)塗装です。
白色で塗っている箇所です。
下塗り(1回目)塗装の目的は、
小さなひび割れを埋めることと
塗料の密着性を高めることです。
だからメッチャ大切なんです!
仮にこの工程を抜いたり、
現在の外壁下地材に合っていないものを塗ると
どんなに良い塗料を塗っても長持ちしません。
次に中塗り(2回目)塗装です。
ここから主剤の塗料が出てきます。
今回の主剤はエスケープレミアムシリコン。
この塗料は最近メチャクチャ売れてます!
その理由は
シリコンの中でも長持ちする塗料です。
しかもそんなに高くない!
そして汚れにも強いです。
少しの金額アップで長持ちするのが
人気の秘密ですね。
では工事に戻ります。
中塗り(2回目)塗装です。
左のベージュ色が中塗りの色、
右の白色が下塗りの色
次に上塗り(3回目)塗装です。
主剤はエスケープレミアムシリコンです。
これで全て終了です。
完成写真です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事を書いた人
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【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター
\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。