【外壁の種類】奈良県宇陀市・橿原市、三重県名張市・伊賀市のモルタル外壁の補修と塗り替え

奈良県宇陀市・橿原市、三重県名張市・伊賀市の皆さまにお届けします。

さて今回はモルタル外壁についてですが、窯業系サイディングが主流になる前はこれが一番多かったです。

リフォームでの塗り替えでも多いですね。

大きく分けると4つくらいの種類があります。

 

リシン

りしん

砂壁状の外壁です。

表面は骨材というブツブツの砂状で粗い。

 

スタッコ

スタッコ

表面が粗く凸凹も激しい。

 

吹付けタイル

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表面は大きな凸凹がなくツルツルしている

 

意匠性(ジョリパットやベルアート)

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ザラザラ感のある塗り壁です。
凸凹は少ない。

セメントモルタル塗りとは、湿式の外壁仕上げの方法で、もともとは隣家の家事の延焼を抑えるために日本に普及したのではないかと言われています。

また左官職人が仕上げていきますので、1人1人の技術に左右されやすいのも事実ですね。

左官職人の仕上げのあとは、塗装で仕上げていきますが、この塗装の材料が新築当初は安くて長持ちしないものが多い。

現在のように長持ちする塗料が無かったことも事実ですが、今でいうと一番下のランクであるアクリル樹脂系の塗料が多いです。

(ちなみに耐用年数は4年から6年程度)

続いてメンテナンス時期と方法についてですが、紫外線やカビや汚染による変色、チョーキング(白亜化)現象、クラック(ひび割れ)や剥離という症状が現れます

変色

汚れシミ

一番最初に出てくる症状です。

表面の塗膜の劣化の初期症状で、防水性や汚染性を抑える効果が落ちていることを現しています。

 

チョーキング(白亜化)現象

チョーキング

壁を触ると粉のようなものが付く現象です。

少しだけメカニズムに触れますと、塗料は3つの成分に分かれていまして、色を付ける“顔料”と外壁を長持ちさせる“樹脂(合成樹脂)”とそれらがうまく機能したり作業効率を上げる“添加剤”の3つであります。

長年の紫外線や雨風等で外壁が傷み出すと樹脂や添加物の成分が落ちてきて、結果元々粉状であった顔料が表面に浮き出てくる現象のことをチョーキング現象と言います。

ですので、この現象が起こるということは塗料の劣化が始まっていることになります。

クラック(ひび割れ)現象

クラック

幅が0.5ミリ以上あると雨水が浸入します。

幅や深さの程度にもよりますが、外壁は当然ですが、壁内内部の劣化の速度を早める原因にもなります。

それでは具体的な補修方法ですが、クラック(ひび割れ)現象はシーリング剤の充填です。

 

ひび割れ箇所に養生テープを張ります。

3壁補修前 養生

刷毛(ハケ)でプライマーを塗布します。

(密着性を上げる=長持ちさせる)

4シーラー塗布

 

シーリング剤を充填します。

5シーリング剤充填

余談になるかもしれませんが、このシーリング剤にも種類が多数あり、長持ちするものやそうでないものもあります。

当然何も言わなければ、安くてそれなりの物を使用されていると思います。

このシーリング剤について詳しく知りたい方はコチラに

変色やチョーキングの解決法は塗り替えが多いです。

塗装前

1:工事前

 

塗装後(三重県名張市H様)

2:工事後

塗り替える場合、現状の傷み具合によって、上塗りの材料を水性か弱溶剤にするかを使い分けます。

傷みが激しい場合は弱溶剤、通常の傷みなら水性塗料を使用します。

(上塗り剤には水性、弱溶剤、溶剤と分けられ、溶剤は油性塗料を言います)

 

また主成分である樹脂の選び方で値段や耐久年数にも影響が出てきます。

一般的にアクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂と4つに分かれていまして、

フッ素になると高くなりますが、その分長持ちします。

(詳しくは下の“価格の目安や相場について”からご覧ください)

最後まで読んで頂きありがとうございました。

少しでも良い塗装ができますように!

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この記事を書いた人

植上 功一
植上 功一外壁屋根塗装スマイル|店長(診断士・監督・営業)
【所有資格】
2級建築施工管理技士
宅地建物取引士
外装劣化診断士
2級福祉住環境コーディネーター

\ 創業50年以上・施工実績 4,900件以上 /
一人でも多くの人に適正なリフォームをして欲しくて、一人でも多くの笑顔(スマイル)が見たくて、この事業を展開することにしました。
まだまだ未熟者ですが、精一杯の真心と愛情を込めて対応させて頂きます。
初心を忘れることなく、どんな小さな工事でも喜んでお請け致しますので、お気軽にお申し付けください。

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