橿原市 雨漏りしてきた陸屋根にウレタン防水塗料を塗装
2018-12-03
橿原市N様の防水工事です。
陸屋根という水平な屋根にウレタン防水をしていきます。
目次1 屋根点検と洗浄
目次2 カチオンシーラーとウレタン防水を塗る
目次3 トップコートを塗る
目次1 屋根点検と洗浄
「2階の寝室の天井から雨漏りしているので見に来て欲しい」
とのことで早速現場へ。
寝室の上はこのような平らな陸屋根です。
シート防水の継ぎ目が浮いてきています。
継ぎ目以外でも浮いている箇所があります。
(黒くなっている箇所)
シート防水してから20年近く経つので、この状況も仕方ないと思います。
このような陸屋根の場合、一旦雨漏りし出すと被害が広がりやすいです。
一般的な三角屋根とは違い、勾配が平らなため、水はけや排水性能が低いので、
防水効果が無くなった屋根からは雨漏りし易くなります。
また最近のゲリラ豪雨のように一時的に大雨が降り雨量が多くなると、
陸屋根の排水が追いつかず、水が溜まりプールのような状態になります。
そうなると小さな傷でも雨漏りにつながってしまいます。
そういった面から定期的なメンテナンスが不可欠な屋根と言えます。
今回はN様の要望を考慮した上で、ご年齢と費用のことを考えて、
ウレタン防水を提案して施工することになりました。
ウレタン防水工事前の洗浄の様子
まずは洗浄します。
汚れの上から防水しても密着が悪くなり長持ちしないので、
丁寧に洗浄して綺麗にします。
汚れの酷い箇所は近づけます。
これで洗浄が終わりました。
しばらく乾燥させます。
今日はカチオンシーラーを塗ります。
ベージュがシーラーです。
乾燥させてウレタン防水塗料を塗ります。
グレー色がウレタンです。
完成です。
今回の材料です。
今回はトップコートを塗ります。
これで屋根のウレタン防水が終了しました。
今回のウレタン防水とは???
マンションや陸屋根などの平らな屋上に行なう防水工事の1つです。
液体のウレタン樹脂を複数回塗ることで防水層を作ります。
施工も簡単で防水工事の中では安価で施工性も高く
主流の改修用の防水工事です。
屋上やベランダ等で採用されています。
短所としては完全に均一な膜厚にはならない、
乾燥に時間がかかる、
デザイン性がないことがあります。
これで終了です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。