橿原市 モニエル屋根瓦に20年長持ちするガイナを塗装
2019-11-19
奈良県橿原市Y様の屋根塗装工事です。
今回はセメント瓦の中でも難易度が高いモニエル瓦の塗装です。
失敗が多いモニエル瓦の塗装ですがポイントをしっかりと抑えれば長持ちします。
目次1 着色スラリー層を落とす高圧洗浄
目次2 モニエル瓦屋根に失敗しない下塗り材を塗装
目次3 20年長持ちする断熱セラミックガイナを塗装
このモニエル瓦はセメントで成形され、その上に着色スラリー層という色付けをし、
では工事に入ります。まずは足場からです。

このくらい近づけて着色スラリー層を除去します。
ただしあまり近づけすぎると割れますので注意しながら近づけます。

モニエル瓦は現在では製造されていませんので、割れると差し替えができません。
洗浄後です。


これが限界でした。洗浄だけでは全てのスラリー層を除去できません。
ですので次の工程も重要になります。
目次2 モニエル瓦屋根に失敗しない失敗しない下塗り材を塗装
洗浄では着色スラリー層は全て除去できないので、それでも密着する下塗り材を使用します。
ここが2つ目のポイントです。
弊社では水谷ペイントにスラリー強化プライマーⅡを使用しています。
昔からモニエル瓦の塗料として有名ですので安心して使わせてもらっています。
完成しました。
乾燥すると艶々した透明になります。
これがスラリー強化プライマー
モニエル瓦の塗装で失敗しないポイントは、塗装前の洗浄を丁寧にすることと下塗り材の選定を間違えないことです。
業者選びの参考になれば嬉しいです。
下塗りが終わったモニエル瓦に断熱セラミックガイナを塗装します。



右がガイナで左が下塗りのままの状態です。
これが今回使用したガイナです。

乾燥後、断熱セラミックガイナを塗り重ねます。
屋根塗装が完成しました。
これで終了します。
最後まで読んで頂きありがとうございました。